艦歴
計画
1916年度[ 1]
起工
1916年9月20日[ 1]
進水
1918年7月20日[ 1]
就役
1919年1月30日[ 1]
除籍
1935年4月1日[ 1]
その後
1940年4月1日廃駆逐艦第19号と仮称、呉に繋留[ 1] [ 1] [ 1]
性能諸元（竣工時計画）
排水量 基準：公表値 1,180トン
全長
全長：336 ft 6 in (102.57 m )m [ 注釈 1]
全幅
29 ft 0 in (8.84 m)
吃水
9 ft 3+ 1 ⁄2 in (2.83 m)[ 注釈 2]
深さ
19 ft 0 in (5.79 m)
推進
2軸 x 400rpm [ 注釈 3]
機関
主機：ブラウン・カーチス式オールギアードタービン (高低圧) 2基[ 注釈 4] 馬力 ロ号艦本式重油専焼缶 4基[ 注釈 5]
速力
37.5ノット
燃料
重油 375トン[ 注釈 6]
航続距離
3,400カイリ / 14ノット
乗員
竣工時定員 127名[ 2]
兵装
12cm単装砲 3門三年式機砲 2挺魚雷発射管 連装3基6門
搭載艇
4隻
備考
※トンは英トン
谷風 （たにかぜ）は、大日本帝国海軍 の駆逐艦 で、江風型駆逐艦 の2番艦である。同名艦に陽炎型駆逐艦 の「谷風 」があるため、こちらは「谷風 (初代)」や「谷風I」などと表記される。
1916年 （大正 5年）5月12日製造訓令[ 3] 1917年 （大正6年）9月20日、舞鶴海軍工廠 で起工[ 4] 1918年 （大正7年）7月20日午前10時35分進水[ 5] 1919年 （大正8年）1月30日竣工[ 6]
1935年 （昭和 10年）4月1日除籍[ 7] 1940年 （昭和15年）4月1日、廃駆逐艦第19号と仮称[ 1] 回天 の練習船[ 1] [ 8] [ 9] [ 8]
※『日本海軍史』第9巻・第10巻の「将官履歴」及び『官報』に基づく。
艤装員長 駆逐艦長 小沢潔 少佐：1918年9月10日[ 11] [ 12]
（心得）小沢潔 少佐：1919年4月1日[ 12]
後藤章 中佐：1919年12月1日 - 1920年11月15日
（兼）岡本郁男 中佐：1920年11月15日 - 12月1日
岩村兼言 中佐：1920年12月1日 - 1921年12月1日若山昇 中佐：1921年12月1日[ 13] [ 14]
長井実養 中佐：1922年12月1日[ 14] [ 15]
（心得）染河啓三 少佐：1923年11月1日[ 15] [ 16]
染河啓三 中佐：1923年12月1日[ 16] [ 17]
（兼）杉本嘉多雄 少佐：1924年12月1日[ 17] [ 18]
丸山良雄 少佐：1925年6月1日[ 19] [ 20]
横山徳治郎 少佐：1925年8月20日 - 10月15日
中原達平 少佐：1925年10月15日[ 21] [ 22]
清水長吉 少佐：1925年12月1日[ 22] [ 23]
鈴木田幸造 少佐：1925年12月7日[ 23] [ 24]
後藤鉄五郎 少佐：1926年10月15日[ 24] [ 25]
神山徳平 少佐：1927年12月1日[ 25] [ 26]
福原一郎 少佐：1927年12月15日[ 26] [ 27]
藤田俊造 少佐：1929年11月30日[ 27] [ 28]
村上暢之助 少佐：1931年11月2日 - 1932年4月1日
^ #日本駆逐艦史1992p .54、#日本駆逐艦史2012p .62では、全長99.6mとなっている。^ #日本海軍艦船名考pp .219,221では平均吃水2.73mとなっている。^ #海軍造船技術概要(1987) 下巻p.1695では、直径2.683m、ピッチ3.683mとなっている。^ #日本駆逐艦史1992p .54の要目欄では、江風をパーソンズ式、谷風をブラウン・カーチス式としている。同書同頁の本文、#日本駆逐艦史2012p .62では、2隻ともブラウン・カーチス式としている。^ #海軍造船技術概要(1987) 上巻p.388では専焼3基、混焼1基としている^ #海軍造船技術概要(1987) 上巻p.388では重油100トン、石炭300トンとなっている
^ a b c d e f g h i j 『日本海軍史』第7巻、299頁。
^ #沿革10-1(1972)pp .570-571『大正六年十二月二十八日(内令三二三) 海軍定員令中左ノ通改正セラル 驅逐艦定員表其二ヲ附表ノ通改ム』將校、機關將校8人、特務士官、准士官3人、下士33人、卒83人。同書p.576『大正七年七月二十日(内令二三五) 海軍定員令中左ノ通改正セラル 驅逐艦定員表其二中一等驅逐艦ノ欄内「江風」ノ下ニ「、谷風」ヲ加フ』^ #T8公文備考18/駆逐艦谷風製造一件 画像2-3、官房機密第630号^ #T8公文備考18/駆逐艦谷風製造一件 画像15、舞工機密第73号の15、大正6年9月20日『谷風起工ノ件 驅逐艦谷風本日起工 右報告ス(終)』^ #T8公文備考18/駆逐艦谷風製造一件 画像17、電報『駆逐艦谷風本日前十時三五分無事進水結了 舞鎮長官』^ #T7公文備考20/駆逐艦浦風、江風、製造(2) 画像63、大正8年1月30日電報『谷風本日引渡ヲ結了(了)』^ #S9恩給叙勲調査(下)/除籍艦艇／駆逐艦(1) 画像8^ a b 中川努「主要艦艇艦歴表」#日本海軍全艦艇史 資料篇p.12
^ #終戦時の日本海軍艦艇p .192^ 『官報』第1775号、大正7年7月3日。
^ a b c 『官報』第1833号、大正7年9月11日。
^ a b 『官報』第1997号、大正8年4月2日。
^ 『官報』第2801号、大正10年12月2日。
^ a b 『官報』第3102号、大正11年12月2日。
^ a b 『官報』第3359号、大正12年11月2日。
^ a b 『官報』第3385号、大正12年12月4日。
^ a b 『官報』第3684号、大正13年12月2日。
^ 『官報』第3839号、大正14年6月11日。
^ 『官報』第3831号、大正14年6月2日。
^ 『官報』第3899号、大正14年8月21日。
^ 『官報』第3945号、大正14年10月16日。
^ a b 『官報』第3982号、大正14年12月2日。
^ a b 『官報』第3988号、大正14年12月9日。
^ a b 『官報』第4245号、大正15年10月16日。
^ a b 『官報』第279号、昭和2年12月2日。
^ a b 『官報』第291号、昭和2年12月16日。
^ a b 『官報』第878号、昭和4年12月2日。
^ 『官報』第1455号、昭和6年11月4日。
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