金谷峠

金谷峠（かなやとうげ、かなだんとうげ、かなだにとうげ）は、日本にある峠の名称である。

以下では、福井県福井市と同県鯖江市を隔てる峠について述べる。

金谷峠（かなだんとうげ）は福井県福井市と同県鯖江市を隔てる峠である。

概要

福井県道18号上に位置する標高248 mの峠である。

峠自体は現存しておらず、1974年（昭和49年）に開通した金谷（かなだに）トンネルにその名を残すのみとなっている。また、旧道も現存していない。

古くは朝倉氏が城を築いた一乗谷の南方^[3]を守る自然の要塞として機能し、若狭国や近江国との連絡はこの峠を越えていた。

車両での通行は可能だが、上記の通りトンネルが峠として機能している。麓から峠までの距離が短く、また片側1車線が確保されているので通行は容易である。しかし周辺は豪雪地帯というほどではないものの積雪が見られる地域であり、冬季通行止めの区間となっている。

峠の近くまで民家が立ち並んでいる。

福井県道18号鯖江美山線のトンネルである^[3]。読みは「かなだにトンネル」^[4]。延長494メートル^[4]。1974年に開通した。

^ “旧東海道金谷坂石畳”. 静岡・浜松・伊豆情報局. 一般社団法人プレスマンユニオン. 2024年2月2日閲覧。 “静岡県島田市、東海道金谷宿と日坂宿（にっさかしゅく）との間にある、金谷峠に復元された街道時代の石畳が旧東海道金谷坂石畳”
^ 矢嶋巌. “旧東海道金谷峠の石畳静岡県金谷町｜地誌的点描のページ”. YAJI'S OFFICE やじの地理ィな仕事部屋（矢嶋ゼミ）. 神戸学院大学人文学部. 2024年2月2日閲覧。
^ ^a ^b “林道美山線ドライブ＆ウォーキングマップ”. 福井県ウェブサイト. 福井県 (2013年3月8日). 2024年2月2日閲覧。 ※pdf版「一乗谷朝倉氏遺跡山城をめぐる林道美山線ドライブ＆ウォーキングマップ」も提供。
^ ^a ^b “道路メンテナンス年報（令和3年度）”. 国土交通省ウェブサイト. 国土交通省 (2022年9月16日). 2024年2月2日閲覧。 ※「2021年度点検実施施設名一覧」項の「02-3_トンネル点検結果（地方公共団体）」(xlsx形式)を参照。