陸奥森田駅
陸奥森田駅(むつもりたえき)は、青森県つがる市森田町床舞緑野(とこまいみどりの)[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である[2]。 旧・森田村の代表駅で、臨時快速「リゾートしらかみ」も停車する[2]。なお、福井県福井市の北陸本線(現在のハピラインふくい線)に森田駅があるため、駅名に旧国名の陸奥が付されている。 歴史![]() 1924年(大正13年)10月21日に、鉄道省(国鉄)が五所川原線として五所川原 - 陸奥森田間を開業した際にその終点の駅として開業した[3]。翌1925年(大正14年)5月15日に五所川原線は鰺ケ沢まで延長し、当駅は途中駅となった[3]。この時点では、川部 - 五所川原間は陸奥鉄道であり、国鉄線としては飛び地となる開業であったが、1927年(昭和2年)6月1日に陸奥鉄道が国有化されて五所川原線に編入されたことで、他の国鉄線と連絡するようになった[3]。1936年(昭和11年)7月30日には、東能代 - 川部間が全通し、五能線の駅となった[3]。 開業直後の1925年(大正14年)に開設された木造駅舎が長らく利用され、五能線でもっとも古い駅舎となっていた。五能線の開業80周年を記念し、JR東日本秋田建築技術センターの社内コンペを経て、近くの道の駅で保存されている市有形文化財「旧増田家住宅母屋」に似せた外観に改装し、駅舎内も男女別トイレを設置するなど一新し、2016年(平成28年)6月30日に供用開始された[4]。 年表
駅構造単式ホーム1面1線を持つ地上駅である[2]。かつては相対式ホーム2面2線であった[2]が、現在は旧下り線(2番線)は使用されていない。なお、線路は今でも残っている(ただし、ポイント部分は切断済み)[2]。 弘前統括センター(五所川原駅)管理の簡易委託駅(改札業務実施駅)である[2]。1925年(大正14年)建設の木造駅舎が残り、五能線でもっとも古く、平屋建て約74平方メートルある[4]。2016年(平成28年)に五能線開業80周年を記念して、古民家風の外観に改装された[4]。 利用状況JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は51人である[利用客数 1]。 2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
バス路線「森田駅通り」停留所にて、弘南バスが運行する路線バスが発着する。
隣の駅脚注記事本文
利用状況
関連項目外部リンク
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