青森市立南中学校(あおもりしりつ みなみちゅうがっこう)は、青森県青森市緑2丁目にある公立中学校。青森県内では初となる「教科教室制」を導入した。
概要
- 校訓は「考える人」であり、各教室にはロダンの考える人が飾られている
- 青森市の友好提携都市であるケチケメート市のアラニ・ヤノーシュ中学校と友好提携している。
- 野脇・第一の両中学校の合併で誕生した。もともと、野脇中学校の在籍数が増加しすぎたため第一中学校を分離独立したものが、再編された。
- 2004年度から2学期制を青森市立浜田小学校と共に導入している。これは青森市内の中学校としては初の試みであった[1]。2024年度の生徒数は606人であり、これは市内一の人数である。
- 浦町中学校と共に青森市随一の学力を誇っており、毎年、県内で最も偏差値の高い青森高校に40人程度進学者がいる。
沿革
学区
- 本町一丁目~三丁目。安方一丁目の一部。安方二丁目。新町一丁目の一部。新町二丁目。中央一丁目~四丁目。長島一丁目~四丁目。古川一丁目の一部。古川二丁目の一部。古川三丁目の一部。八ッ役字矢作。浦町(字奥野の一部、字橋本)。浜田(字玉川の一部、字豊田の一部)。桂木一丁目~四丁目。緑一丁目~三丁目。青葉一丁目~三丁目。荒川(字成瀬の一部、字藤戸の一部)。第二問屋町一丁目。第二問屋町二丁目の一部。第二問屋町三丁目の一部。東大野一丁目・二丁目。浜田一丁目~三丁目。
- 青森中央大橋が昭和60年代に開通するまでは、東北本線を境とした海手側の学区(安方・古川・新町・本町・中央・長島地区)の生徒は、通学時に大幅な遠回りを強いられていた(同校の学区は青森機関区や旧青森操車場などの国鉄関連の施設を跨いでおり、国鉄職員以外が東北本線を超えて南北を往来するには、八甲田大橋か旭町地下道を利用しなければならなかったため)。
在籍者数
- 出典
生徒数
生徒数
学年
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学級数
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生徒数
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男子
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女子
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計
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1学年
|
7
|
104
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103
|
207
|
2学年
|
6
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116
|
105
|
221
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3学年
|
5
|
100
|
89
|
189
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特別支援学級
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自閉症・情緒学級
|
2
|
7
|
2
|
9
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知的障害
|
1
|
3
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2
|
5
|
弱視
|
1
|
2
|
0
|
2
|
計
|
22
|
332
|
301
|
633
|
教職員数
教職員数
校長
|
教頭
|
教諭・講師
|
養護教諭
|
事務職員
|
非常勤講師
|
スクールサポートスタッフ(SSS)
|
特別支援教育支援員
|
ALT
|
スクールカウンセラー
|
技能職員
|
計
|
1
|
1
|
36
|
1
|
2
|
1
|
1
|
1
|
1
|
1
|
2
|
48
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出身著名人
友好提携校
- ケチケメート市アラニ・ヤノーシュ中学校(ハンガリー)
周辺
- 学校法人公徳学園第一南幼稚園 - 敷地が隣接
- 奥野中央公園
- 奥野西公園
アクセス
脚注
参考資料
- 『新青森市史 別編教育(別巻) 年表・学校沿革』(青森市・2000年3月発行)「学校沿革 (二)中学校」223頁~224頁「南中学校 変遷」(1995年の項まで)
関連項目
外部リンク