頭文字を繋げた言い回しの一覧頭文字を繋げた言い回しの一覧(かしらもじをつなげたいいまわしのいちらん)は、頭文字を繋げることによって作られた標語(例 : 防災訓練における「おはしも」)や語呂合わせ(例 : 調味料の「さしすせそ」)などの言い回しの一覧である。 教育おはしも避難訓練における標語の一つに「おはしも」がある。これは「押さない、走らない、喋らない、戻らない」の頭文字をとったものだが[1]、地域や学校によっては「走らない」を「駆けない」に変えた「おかしも」、「近寄らない」または「近づかない」を加えた「おかしもち[2]」や「おはしもち[3]」、「低学年優先」を加えた「おかしもて[4]」や「おはしもて[5]」、さらに「すばやく動く」と「(よく)聞く」を加えた「おかしもすき[6]」など様々なバリエーションがある。 この標語は1995年(平成7年)1月17日の阪神・淡路大震災の発生を機に消防庁が考案した「おはし(押さない、走らない、喋らない)」が元となっており、その後「戻らない」が加えられて「おはしも」となった[1]。 いかのおすし
を表している。 この標語は2002年(平成14年)に東京都教育委員会の若林彰によって発案され[7]、防犯教室(セーフティ教室)などを通して全国に広まった[8]。 オアシス
を指す。 ビジネス報・連・相ビジネスで使われる言葉に「報・連・相(ほう・れん・そう)」がある。それぞれ「報告」「連絡」「相談」の頭文字をとったもので、1980年代に実業家の山崎富治によって提唱され広まった[9]。 おひたし2017年(平成29年)に「報・連・相」に対する標語としてインターネット上で話題となった「お・ひ・た・し」があり[10]、それぞれ
の頭文字をとっている。 さらに派生系として「こまつな(困ったら、使える人に、投げる)」や「きくな(気にせず休む、苦しいときは言う、なるべく無理しない)」、してはいけないこととして「ちんげんさい(沈黙する、限界まで言わない、最後まで我慢)」がある[11]。 生活調味料の「さしすせそ」→詳細は「さしすせそ (調味料)」を参照
料理の基本となる5つの調味料や、それを入れる順番を覚えるための語呂合わせとして用いられ、それぞれ を表す。 家事の「さしすせそ」昔の言葉に、主婦の仕事をまとめて言った「さしすせそ」があり、それぞれ を指す。 まごわやさしいバランスの良い食材の組み合わせの語呂合わせとして医学博士の吉村裕之によって提唱されたもので[12]、それぞれ を指す。 ひみこのはがいーぜ噛むことの大切さを示した標語として「卑弥呼の歯がいーぜ(ひみこのはがいーぜ)があり、それぞれ
を表す。 脚注
関連項目
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