風にむかってマイウェイ
『コカ・コーラTVスペシャル 風にむかってマイウェイ』(コカ・コーラテレビスペシャル かぜにむかってマイウェイ)は、TBS系列で1984年11月12日(月曜日)の21:02 - 23:24[1](JST)に放送された、TBS制作の教育と子育て、いじめ問題を題材にした単発テレビドラマである。 概要干刈あがた原作「ゆっくり東京女子マラソン」を『3年B組金八先生』を手掛けた小山内美江子の脚本により映像化。小学生の子を持つ母親たちがPTAクラス委員になり、学校や家庭の問題に取り組む1年間をマラソンになぞらえて描く。“教育と子育て”という女性にとっての重いテーマをユーモラスに描写し、昭和59年度(第39回)芸術祭優秀賞を受賞した。 屋外でのロケは東京都大田区の西六郷地区を中心に行われており、劇中に登場した大田区立南第三小学校の校舎[2]や子どもたちが通学時に利用した歩道橋(町屋跨線人道橋)、タイヤを使った遊具のある西六郷公園などは30年以上経った現在も当時とほとんど変わらぬ姿で現存している。 同じく小学校を舞台にしていた『うちの子にかぎって…』[3]の第1シリーズは当ドラマの数ヶ月前に放送されていたため、このドラマに出演した子役たちの多くが当ドラマにも出演している。 2024年時点で映像ソフト化・オンデマンド配信はされていないが、CSのTBSチャンネルで不定期に再放送されている。また、神奈川県横浜市の放送ライブラリーでも視聴が可能である。 あらすじ東京都大田区立南第三小学校4年1組、新学期の父母会ではPTAクラス委員の選出が行われていた。誰もがやりたがらない中、結城明子(倍賞美津子)が手を挙げ、それに続くように佐久間満子(香野百合子)、吉野ミドリ(宮本信子)が名乗りを上げた。だが、肝心の学級委員に立候補者がおらず、仕方なくジャンケンで大里洋子(音無美紀子)が選出された。 夫・英雄(米倉斉加年)と離婚し、イラストレーターとして子ども二人を養う明子ら主婦4人の悪戦苦闘が始まる。二学期になったある日、明子の次男・伸二(岩沢正益)はクラスのいじめに遭い、家を飛び出してしまい…。 キャスト
スタッフ
関連項目脚注
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