香取神社 (葛飾区亀有)

香取神社
	; 拝殿
所在地	東京都葛飾区亀有3-42-24
位置	北緯35度45分56.8秒東経139度51分4.3秒 / 北緯35.765778度東経139.851194度座標: 北緯35度45分56.8秒東経139度51分4.3秒 / 北緯35.765778度東経139.851194度
主祭神	経津主神
社格等	旧村社[信頼性要検証]
創建	建治2年（1276年）
別名	亀有香取神社
地図	香取神社
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香取神社（かとりじんじゃ）は、東京都葛飾区亀有にある神社。通称は亀有香取神社（かめありかとりじんじゃ）。

歴史

1276年（建治2年）に創建された^[1]^{[注釈 1]}。亀有村の鎮守であった^[3]。境内には、かつて「香取の松」と呼ばれる巨松があり、中川を行きかう船頭の目印になったという。しかし枯死してしまったため、現存していない。江戸時代までは氏子たちによる人形芝居が行われていたが、明治時代になり廃れてしまった^[4]。

また境内の摂末社の内、6社は明治時代の常磐線の建設により立ち退かされて、当社の摂末社になったものである^[4]。

亀有鎮座740年・亀有香取神社計画が、2020年度グッドデザイン賞受賞^[5]。

2003年に先代の後を継いだ宮司が、地元を舞台とした漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』に描かれていることにちなんだキャラクター銅像の設置やアニメ絵馬の販売、境内へのパティスリー誘致といった活動をおこなっている^[6]。

文化財

玄恵井の碑: 葛飾区指定文化財有形文化財^[7]
亀形瓦一対: 葛飾区登録文化財有形文化財^[7]

交通アクセス

JR常磐線亀有駅より徒歩3分^[1]。

脚注

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注釈

^ 『新編武蔵風土記稿』は1345年（貞和元年）としている^[3]。

出典

^ ^a ^b ^c ^d “亀有香取神社”. 亀有香取神社. 2020年4月19日閲覧。
^ “亀有香取神社｜葛飾区亀有の神社”. 猫の足あと. 2020年4月19日閲覧。
^ ^a ^b 内務省地理局 1884.
^ ^a ^b 入本 1977.
^ “亀有鎮座740年　亀有香取神社計画”. GOOD DESIGN AWARD. 日本デザイン振興会. 2022年12月13日閲覧。
^ “地域で光る小さな会社東京・亀有の神社に「世界的パティシエの店」がある理由”. 毎日新聞 (2023年3月2日). 2023年3月26日閲覧。
^ ^a ^b “葛飾区指定・登録文化財一覧”. 葛飾区郷土と天文の博物館. 2020年6月6日閲覧。

参考文献

入本英太郎「七亀有から宿場町新宿を経て葛西城址・青砥藤綱の伝説をたずねて香取神社と玄恵井の碑」『葛飾区史跡散歩』学生社〈東京史跡ガイド 22〉、1977年11月、109-113頁。NDLJP:9641342/61。
「亀有村香取社」『新編武蔵風土記稿』巻ノ23葛飾郡ノ4、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763978/88。