駒澤大学附属岩見沢高等学校
駒澤大学附属岩見沢高等学校(こまざわだいがくふぞくいわみざわこうとうがっこう、Komazawa University Iwamizawa High School)は、かつて北海道岩見沢市緑が丘五丁目102番地に存在した私立高等学校。略称は「駒大岩見沢」・「駒岩」で、北海道岩見沢市では唯一の私立高等学校であった。 概要その名の通り駒澤大学の附属校であった。同じ岩見沢市にはかつて岩見沢駒澤短期大学があったが、こちらは1989年に廃止されている。同校の跡地は駒澤大学北海道教養部を経て駒沢看護専門学校に転用され短期大学・北海道教養部時代はスノーシェルターとしての連絡通路で繋がっていた[2]。北海道内には同じ駒澤大学附属校である駒澤大学附属苫小牧高等学校(苫小牧市)が存在する。 2010年10月8日、駒澤大学は記者会見を行い、生徒数減少を理由とする2012年度からの生徒募集停止を発表[3]。その後、2014年3月をもって閉校[1]。 野球部は春夏合わせて12回甲子園に出場した。最高成績は1993年春(第65回大会)のベスト4である。 沿革
校舎
廃校後、正門と2015年9月に建立された閉校記念碑(駒澤大学附属岩見沢高等学校野球部甲子園出場記念を併記)[9]、駒沢大学への土地譲渡記念碑を除き、2015年度中に全て解体された。
交通アクセス北海道中央バス「緑ヶ丘5丁目」(当時は「駒沢高校前」)から徒歩2分[10] 野球部1978年より指揮を執る佐々木啓司監督の下、「守りの野球をしようにも、素質のある選手が集まらない」と、打力重視のチームとなり、「ヒグマ打線」という異名もつくほどの強豪になった[11]。閉校までに春に8回、夏に4回、秋に3回、全国出場。1993年春の第65回では4強入りした。 夏の予選においては南北海道大会に参加していたが、2007年度より道高野連支部の区分け変更に伴い北北海道大会へ移ることになり、その初年度の夏に駒大苫小牧とのアベック出場が決まった。両校とも系列が同じであるためユニフォームも基本デザインが同じであるが、岩見沢がグレー、苫小牧が白をベースにしたユニフォームである。帽子のマークは苫小牧は「K」であるが、岩見沢は「KOMAZAWA」であった。1992年以前は苫小牧と同じ「K」で色は苫小牧の白色と異なり朱色であったが、岩見沢の伝統を受け継ぐ意味も込め、攻撃時に被るヘルメットのマークを「KOMAZAWA」に変えていた。 跡地歴代校長著名な卒業生
系列校脚註
参考文献
関連項目外部リンク
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