高松三越
株式会社高松三越(たかまつみつこし)は香川県高松市内町で営業する百貨店およびその運営会社。香川県で唯一の日本百貨店協会加盟店舗である[1]。 三越伊勢丹ホールディングスの完全子会社である。 概要
歴史1931年、三越高松店としてオープン。三越として中国・四国地方初の出店である。出店以来、ことでん瓦町ビルにコトデンそごうおよびその後継テナントである高松天満屋が存在した期間(1997年4月 - 2014年3月。途中2001年のテナント交代時に約4ヶ月の閉店時期あり)を除き、高松市内唯一の百貨店である。 1945年7月4日の高松空襲では、近くの百十四銀行本店(現・高松支店)とともに焼け残った。しかし、内部が大きく損傷してしまったため、1967年に建て替えのため一旦閉店、1968年に再オープンした。 1999年に新館がオープン。このとき本館は新館との連絡通路を確保するため地下1階 - 4階までのバックヤードと5階の旧催事場をつぶして売場に改装し、また客用3台・事務用2台あったエレベーター(日本オーチス・エレベータ製)を客用1台を残して撤去し、残したエレベーター裏手に客用・事務用1台ずつ(いずれも東芝エレベータ製。後に残存分も同社製に交換。なお新館のエレベーターは日立製)設置する手法が採られた。2006年11月、隣接する丸亀町壱番街に高級ブランド店をオープンさせ、本館も全館リニューアルオープンした[3]。 三越(現・三越伊勢丹)の親会社である三越伊勢丹ホールディングスによる地方店舗の分社化に伴い、2010年4月1日に株式会社高松三越として分社化(法人設立は2009年10月1日)された。なお、「高松三越」という名称は分社化以前より通称として使用されていた。 2020年の新型コロナウイルス感染症パンデミックにより、およそ1ヶ月間の休業を行ったほか、営業再開後も出入口の限定、マスク着用の呼びかけ、入口でのサーモグラフィカメラによる検温、熱発者入店謝辞などの感染拡大予防対策が行われていたが、2023年5月の感染症法上類型の変更に伴い出入口限定ほか対策の一部が緩和された。 店舗高松三越(店舗)
サテライトショップ高松三越が運営するサテライトショップに、三越坂出、三越丸亀、三越観音寺、三越徳島がある。
アクセス周辺
脚注
外部リンク |
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