1978年フランス議会総選挙 は、フランス共和国 における立法府 である国民議会 (下院 )を構成する議員を選出するための選挙で、1978年 3月12日 と同月19日 に投票が行われた。
概要
国民議会議員の任期5年が満了したことによって実施された選挙である。選挙権年齢が21歳から18歳に引き下げられてから初めての選挙で、その動向が注目された。第1回投票では68選挙区で当選者が確定、第2回投票は第1回投票で当選者が居なかった423選挙区で行われた。
基礎データ
選挙権:満18歳以上のフランス国民
被選挙権:満23歳以上のフランス国民
国民議会定数:491議席
フランス本土:474議席
海外県:10議席
海外領土:7議席
議員任期:5年
選挙制度:小選挙区制 (二回投票制 )
第1回投票:有効投票総数の過半数かつ總有権者数の25%以上を得た候補が当選。いない場合は1週間後に決選投票を実施。
第2回投票:第1回投票において有効投票総数の12.5%を得た候補が立候補。得票12.5%以上を得た候補が一人のみあるいは一人もいない場合は第1回投票における上位2名が立候補。最多得票を得た候補が当選。
選挙結果
投票率(フランス本土)
第1回投票
第2回投票
登録有権者数
34,424,388
30,780,766
投票者数
28,656,845
26,120,575
投票率
83.25%
84.86%
出典:Élections législatives 1978
出典:2. Results of the Elections and Distribution of Seats in the National Assembly, Dates of Elections: September 25,1977 (Senate) March 12 and 19,1978 (National Assembly).P74
参考文献