2014年茨城県議会議員選挙
2014年茨城県議会議員選挙(2014ねん いばらきけんぎかい ぎいんせんきょ)は、茨城県の議決機関である茨城県議会を構成する県議会議員を全面改選するため、2014年(平成26年)12月14日に投票が行われた日本の地方選挙である。 概要県議会議員の任期(4年)満了に伴う選挙である。 この選挙から定数が2議席減って63議席となった。これにより水戸市選挙区(定数7→6)・筑西市選挙区(定数3→2)の定数が各1議席減るほか、大洗町が鉾田市選挙区に編入し(定数1→2)、東茨城郡南部選挙区は茨城町単独の選挙区となった(定数2→1)。 本選挙は元々この日程で予定されていたが、衆議院の解散により第47回衆議院議員総選挙との同日選挙となった。 茨城県議会は、1966年に県議会議長選出を巡る汚職事件をきっかけとして、地方公共団体の議会の解散に関する特例法によって自主解散したため、全国規模で4年毎に行われる統一地方選挙の日程から外れるようになった。県議選は統一地方選挙の前年12月に実施されるため、例年は統一地方選挙の前哨戦としての意味合いが強い選挙であったが、今回は県議選史上初めて国政選挙との同日選挙となったため、投票率の向上が見込める反面、県議選自体の注目度の低下を懸念する声もあった[1][2][3]。 なお、稲敷市・坂東市・笠間市では市議会議員選挙が、大子町では町長選挙が同日に実施された。 平成生まれの者が立候補できる年齢に達した国内では最初の都道府県議選である。 選挙データ
選挙結果無投票となった13選挙区を除いた23選挙区で投票が行われた。無投票当選者20名も含めた選挙の結果、自民党は県議会過半数を確保したものの3減の41議席(選挙後に無所属4人を追加公認)[12]、民主党と公明党はともに改選前の4議席を確保、共産党は改選前の1議席から議席を伸ばして3議席となった。県議選初挑戦となった維新の党と12年ぶりに候補者を擁立した社民党は当選者を出すことができなかった[13]。また東海第2原子力発電所の再稼働中止を訴えた「東海第2原発を止める会」と地域政党であるかしま志民党も当選者を出すことができなかった。新旧別では現職が55人、元職1人、新人7人となり、女性は前回比3人増の5人が当選した。
選挙区・定数カッコ内は補欠選挙などによるその後の推移。
脚注
関連項目外部リンク
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