Android-Basic
Android-BasicはAndroid上で動作するBASIC言語[1]である。 概要BASICが標準搭載だった時のスタンドアロン型BASICがAndroid上で動作するようになっている[2]。 コンソール画面とエディット画面が同一でダイレクトコマンドでマシンコントロールが可能な仕様。 言語仕様は基本的にMS形式のものと互換性があり、特に日本で一番普及している N88-BASICのプログラムが最小限の手直しで動作するようになっている。 和製アプリのためソース内部やマニュアルは日本語に対応。 変数表やステップ実行といった最近のIDEに見られるような開発補助機能も持っている。 これをベースにAndroidの機能をコントロールする拡張命令が上乗せされている。 拡張命令は EX_ のように2文字とアンダーラインで始まり区別されている。 ユーザーが使用できるフリーエリアの最大サイズの表記はないが、フレキシブルメモリーとして自動でその機種の利用可能最大値まで伸びる仕組みと記されている。 スプライト機能80年代後半BASICに見られたBGグラフィックとスプライト機能の制御が取り入れられている。 BGグラフィックはチップ16*16を一画面単位として広さを自由に設定でき、最大16*16画面でRPGのフィールド作りに適した構成になっている[3]。 高速なOpenGLでの描画に切り替えることができ、弾幕シューティングが動く程処理は高速である。 Androidではゲーム用のパッドが標準でないため画面にバーチャルなパッドが表示され、従来のジョイスティック関数で8方向と2ボタンの状態を読み取ることができる。 その他の特徴
N88-BASICとの互換性基本命令では細かい所まで修正なしで動作するようにできている。 N88-BASICのプログラムを動かす上での主な変更点、注意点[4]。
Hu-BASICとの互換性一部にHu-BASICやBASIC-M25との互換を考慮された命令もある[5]。
ユーザー関数と再帰処理を備えていて用意されたサンプルプログラムにはタートルグラフィックスやハノイの塔といったおなじみのものがある。 出典
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