F-01M
らくらくホン F-01M(エフ ゼロイチ エム)は、富士通コネクテッドテクノロジーズ(現・FCNT)が開発した、NTTドコモの第3.9世代移動通信システム(Xi)と第3世代移動通信システム(FOMA)のデュアルモード端末で、ドコモ らくらくホンの一つである。 概要本端末はドコモ らくらくホン初のAndroidフィーチャーフォン(ガラホ)として2016年12月に発売されたF-02Jの後継機種となる。 機能・性能前身機種のF-02Jで対応したVoLTEは次世代通話用コーデックであるEVS-WBに対応。受話音量レベルはF-02Jの6段階から8段階に増え、より大きな音の設定が可能となった。また、通話メモ機能が強化され、事前にオンにすることで通話の開始から終了まで全て自動録音が可能となり、録音した通話音声は倍速&ゆっくり再生に対応し、必要なところを確実に聞き返すことが可能となった。 F-02Jと同じように、防水(IPX5/IPX8)・防塵・米国国防総省の調達基準であるMIL規格(MIL-STD-810G)の14項目に準拠する耐久性能を持ち、防塵性能についてはF-02JのIPX5(直径75μm以下の塵埃が入った装置に商品を8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに通信機器の機能を有し、かつ安全を維持すること)からIPX6(直径75μm以下の塵埃が入った装置に8時間入れてかくはんさせ、取り出したときに、内部に塵埃が侵入しない機能を有する)に強化された。F-02Jで採用された「迷惑電話対策機能」に加え、怪しいキーワードが入ったメールやSMSに注意喚起する「らくらく迷惑メール判定」を新搭載。これらにより、全国防犯協会連合会推奨の「優良迷惑電話防止機器(優良防犯電話)」の認定を受けた。F-01Mにも引き続き搭載されているワンタッチダイヤルボタンは数字ボタンと同じ大きさに大型化された。 ディスプレイの輝度がF-02Jに比べて約1.4倍にアップするとともに、独自機能となる色(濃淡)補正技術が新たに搭載され、屋外などの明るいところでは濃い色を淡い色に置き換えることで、輝度を高くし、視認性をアップした。 なお、F-02Jに搭載されている「スーパーダブルマイク」、「あわせるボイス2」、「おまかせでか着信」、「でかバイブ」、「ワンタッチブザー」、「あわせるビュー」、「UDフォント(UD新丸ゴフォント)」はF-01Mにも引き続き搭載されている。 カラーバリエーションはF-02Jに設定されていたゴールドとミントグリーンに替わり、らくらくホンベーシック3(F-08C)以来となるホワイトが設定され、F-02Jから引き続き設定されているネイビーとピンクを合わせた3色となった。 アップデート最新のアップデートを適用した場合、過去のアップデート内容がすべて適用される。なお、最新のアップデートを適用するには、2023年4月10日のアップデートを先に適用する必要がある。
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