GTVプロ野球スタジアム『GTVプロ野球スタジアム』(ジーティーヴィープロやきゅうスタジアム)は、群馬テレビ(GTV)が放送していたプロ野球中継の題名である。基本的に19時から21時30分の枠で、主として独立UHF放送局が製作するプロ野球中継をネットワーク受けして実況放送を行っていた。 本項では、2008年まで読売ジャイアンツの東京ドーム主催試合をトップ中継していた「ダッシュ60 ジャイアンツナイター」についても述べる。 概説群馬テレビでは1971年の開局以来、日本テレビが放送するプロ野球・読売ジャイアンツの東京ドーム(1987年までは後楽園球場)主催試合を対象として、日テレ系列で放送する巨人戦ナイターに先駆けて、18時から19時にトップナイターを行う『ダッシュ60 ジャイアンツナイター』と19時から21時30分の枠で、独立UHF放送局が制作するプロ野球中継をネットワーク受けしてパシフィック・リーグの埼玉西武ライオンズ、北海道日本ハムファイターズ(テレビ埼玉配給・制作)の試合を中継する『GTVパワフルナイター』の2つがあったが、2008年シーズンより2番組を統合してスタートしたのがこの番組である。 1974・75年には群馬県立敷島公園野球場で開催の巨人主催オープン戦を読売新聞社・日本テレビから権利を購入して自社制作で中継した[1]。解説者は1974年は宮田征典が、宮田が巨人のコーチに就任した1975年は義兄の種部儀康が出演した。 2008年をもって巨人戦のトップ中継は終了し、2009年以降はテレ玉発の西武主催ゲームを中心に放送されていたが、2010年をもって一旦中継を終了。2013年より西武主催ゲームの中継を再開したが、近年は2018年9月に開催された「西武対楽天」、2019年5月の「西武対ロッテ」、2024年8月の「西武対オリックス」を放送。 『GTVパワフルナイター』時代のオープニング・エンディングテーマ曲は、朝日放送(テレビ・ラジオ)のスポーツテーマ曲として有名な行進曲「ウィーンはいつもウィーン」が使用されていた[2]。 放送時間(1988年 - 1990年代) (2010年)
中継カード
過去の群馬テレビにおける野球中継番組ダッシュ60 ジャイアンツナイター日本テレビが放送する読売ジャイアンツ(巨人)の東京ドーム主催試合を対象として、日テレ系列で放送する『PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球』(現:Fun!BASEBALL!!)に先駆けて、18時から19時のトップナイターを行うというものだった。 東京ドームが開場した1988年からは『GTVビッグエッグナイター』のタイトルに改め、チバテレビ(CTC)と2局で東京ドーム巨人戦のトップ中継を始める(なお、GTVでは独自で「GTVを見ている人は、一足早い巨人戦が楽しめるんだって!」のフレーズを込めた番宣CMも作られたほど)。 GTV、CTCのほかにも巨人が後楽園球場を本拠地にしていた時代にはtvkでも同趣旨のトップ&リレーナイター(リレーナイターは主として20:54以後。後に地上波の最大30分延長オプションの恒例化により廃止されトップのみ)を行ったことがあった(同じ首都圏の独立UHF局であるテレビ埼玉は放送しなかった。詳細はプロ野球トップ&リレー中継の項目及びTVSヒットナイターの項目を参照のこと)が、CTCが千葉ロッテマリーンズ主催試合中継(マリーンズナイター)を開始して以降は10年近く、群馬テレビのみで中継された。末期に『ダッシュ60 ジャイアンツナイター』に改題し、最末期の2008年に『パワフルナイター』と統合され、番組前半で放送していた。 なおスコアフォントは東京ドームからの中継の末期は日テレ(日テレG+も含む)製作だったのを除いて、自社製作のものを使った。 2009年になると、巨人戦の地上波における中継が激減したことを受けて、このリレーナイターは廃止された。 実況はNNN24(現在の日テレNEWS24)でのトップ&リレーナイターおよび日テレG+での完全中継(地上波放送開始までの時間は別のアナウンサーが実況を担当)と同一であった。 なお、この番組が行われる日については、夕方の「ニュースジャストN」(通常17:30-18:30)は17:30-18:00の前編と19:00-19:30の後編とに分けて放送されていた。 脚注
関連項目
外部リンク
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