えとたま
『えとたま』(干支魂)は、2015年4月より6月までTOKYO MX、サンテレビ、BS11などで放送された日本のテレビアニメ。CG・VFXの製作会社である白組と、音泉などを運営しているタブリエ・コミュニケーションズがタッグを組んだオリジナル作品。 概要2006年、タブリエ・コミュニケーションズがコスパの新春企画として、2007年の干支である猪を擬人化したフィギュア「うりたん」を製作。この干支企画を12年続けようと、やまけんなどが12キャラのキャラクターデザインと大まかな設定を考えた。内容は「干支に猫が入るはずだったという昔話をベースに、猫が12の社を周って干支たちを倒していき、干支になる」というもの。この企画は1年で終了となったが、白組が興味を示したため、昔話をベースにバトルをするという設定は残しつつ、一から企画をし直し、2015年4月からのTVアニメ化が決定した[1]。 白組とタブリエ・コミュニケーションズが手がけるオリジナルアニメ作品[2]。映像は2Dパート(日常部分)と3Dパート(アクション部分)に分かれ、2Dパートはエンカレッジフィルムズが、3Dパートは白組がそれぞれ担当する[2]。 「日本一うるさいアニメ」を目指す。十二支と一匹の猫が繰り広げる、女の子×バトル×日常な物語[3]。また、他作品のパロディ要素や「Aパート」「尺の都合」といったメタ発言も多く取り入れている。 2017年10月にはTOKYO MXの全日帯(日曜午前11時)で再放送された。 イベント『コンテンツ東京2016』で『えとたまkids』のPVを出展、子供向けアニメとなる予定とされていたが詳細は不明。 2021年5月より新作短編『えとたま 〜猫客万来〜』(-にゃんきゃくばんらい)が配信。ABEMAなどのプラットフォームにて、オーディオドラマ3話(起、承、転の各話16分)、アニメーション1話(結、30分)の全4話構成となっている[4]。また、それに際しバーチャルYoutuber企画兼宣伝活動の一環としてイタチの干支娘「いずたん」の活動が開始。 あらすじ「えと娘」は動物を模したあどけない少女の姿をしている、神の使いである。数多く存在するえと娘の中でトップに君臨する12人のメンバー「干支神」は、60年に1度の選抜祭・ETM12によって決められるという。 男子高校生・天戸タケルは秋葉原でひとり暮らしを始めることにしたが、引越し先は超格安の訳有り物件。タケルが部屋に入るなり、いきなり飛び出してきたのは彼よりも先にそこに住み着いていた、干支神を目指しているネコのえと娘・にゃ〜たんだった。 登場人物メインキャラ
干支神
その他
用語
スタッフ
主題歌
『えとたま 〜猫客万来〜』のテーマソングは鈴木愛奈が担当する。『えとたま 〜猫客万来〜』のエンディングテーマもblue momentであるが歌はにゃーたん(CV:村川梨衣)&なぁーたん(CV:鈴木愛奈)が担当。
各話リスト
放送局
ショートエピソードDVD&Blu-ray 第2-5巻収録の映像特典。
BD/DVD放送に先行してアニメの製作が進められており、第1巻がテレビアニメ第2話放送前日の2015年4月15日に発売。その後も最終巻(第6巻)まで隔週で発売し、放送終了と同時期にリリースも終えるという異例のスケジュールを発表している[9]。伍巻(第5巻)以降は制作スケジュールの都合により当初の発売予定日より若干延期されている。 BD / DVDにおいてもヒロインたちのバストトップ等を隠していた光は消えることはなく、基本的に放送された内容から大きな変更はない。
漫画アニメの放送に先駆けて『月刊コミック電撃大王』(KADOKAWA アスキー・メディアワークス)2014年1月号より2016年1月号まで連載された。作画は氷野広真。
2015年12月より電撃萌王でショート漫画を隔月連載していた。絵:たかはしあさみ。公式twitterでも『プリティ4コマ劇場』を不定期連載していた。第31話で完結後、ショートアニメ化され公式YouTubeで不定期投稿されている。 ライトノベル『えとたま〜外伝のべる〜』が、ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズとして発売。ウサたんとメイたんを中心としたスピンオフ作品で、全編オリジナルエピソードの2本立て。著者は藤瀬雅輝。
ウェブラジオ『えとたまらじお〜ソルラルくれにゃ!〜』のタイトルで音泉にて配信された[10]。「日本一うるさいラジオ」を目指している。2014年11月12日にプレ配信を行った後、同年11月24日より隔週月曜に更新。2015年3月30日第10回配信より毎週月曜に更新となる。HiBiKi Radio Stationでは同年4月6日第11回より配信開始。同年6月29日第23回配信より隔週月曜に更新。2016年3月28日第41回をもって番組終了。 2016年3月27日に発表された第2回アニラジアワードにおいて、「BEST FUNNY RADIO 大笑いラジオ賞(一般枠)」を受賞した[11]。 2018年2月16日に同年2月18日に開催された『えとたまBlu-ray BOX発売記念イベント 新・干支繚乱祭』を記念して1日のみ復活した[12]。 2021年1月下旬からは『えとたまらじお』として復活予定。村川梨衣と松井恵理子が固定パーソナリティとして出演し、毎回ゲストが予定されている[13]。 2025年5月3日、アニメ「えとたま」の10周年を記念して、「えとたまらじお~ソルラルくれにゃ!~ 特別版」を配信[14]。 パーソナリティ 10周年記念、特別版 ゲスト
コーナー
テーマソング
公開録音
関連商品
Web配信番組干支〜ク!『TVアニメ「えとたま」ニコニコ生放送 干支〜ク!』(-エトーク)のタイトルで、ニコニコ生放送にて2014年11月12日から不定期配信。「日本一うるさいニコ生」を目指す動画番組。第1弾のタイトルは『TVアニメ「えとたま」ニコニコ生放送(まだ仮タイトルなので今後正式タイトルを考えるにゃ)』。第2弾から『TVアニメ「えとたま」ニコニコ生放送 干支〜ク!』と題し、様々な括りによる出演者がトークを展開。新情報を続々と発表している。 公式でのカウントではタイトル表記が付いた第2弾からの回数として表記。
エピソード
上映会
モグモグマスターズ in えとたま音泉にて配信予定の花守ゆみりと鈴木愛奈がナビゲーターを務める映像番組『モグモグマスターズ』の内部コーナーとして、「えとたま」出演者が出演予定[13]。 イベント2015年1月3日に行われたキャストトーク&年賀状お渡し会は、放送3か月前のオリジナルアニメイベントながら、300人以上のファンが並ぶ盛況となった[41]。 2015年3月22日のAnimeJapan2015ステージにて、同年6月末までに30回以上のイベントを行うことを発表した[42]。
他番組での番宣
店舗上映会テレビアニメ放送に先駆け、アニメイトとゲーマーズの各店舗にて第1話先行上映会を行った。また、2分の予定が10分収録してしまったという出演キャストによるコメントムービーも上映した。
遊技機※2022年現在、設置されていた各店舗からは全機が撤去済み。
脚注注釈出典
外部リンク
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