スーパーガール (架空の人物)
スーパーガール(英: Supergirl)は、DCコミックスの出版するアメリカン・コミックスに登場する架空のスーパーヒロイン。オットー・バインダーとアル・プラスティーノによって創造され、1959年の"Action Comics #252"で初登場した。スーパーマンのいとこ。 概要1958年8月の"Superman #123"でジミー・オルセンがお土産に持ち帰った魔法のトーテムでスーパーガールを作り出している[1]。 カーラ・ゾー゠エルとしてのスーパーガールは、オットー・バインダーとアル・プラスティーノによって創造され"Action Comics #252"(1959年5月)で初登場した[2]。クリプトと共にスーパーマンをサポートし、スーパーマン・ファミリーやリージョン・オブ・スーパーヒーローズの一員として活躍した。その後、1985年のクロスオーバーイベント『クライシス・オン・インフィニット・アース』で戦死する[3]。 1986年以降はマトリックス、リンダ・ダンバース、サー゠エルなどがスーパーガールとして登場し、ジェフ・ローブとマイケル・ターナーによって"Superman/Batman #8"(2004年5月)で再びカーラ・ゾー゠エルとしてのスーパーガールが登場した[4]。 人物本名:カーラ・ゾー゠エル (Kara Zor-El) クリプトン星の崩壊を生き残ったスーパーマンのいとこ。クリプトン崩壊後、宇宙を漂うドーム都市として生き残ったアルゴ・シティで父ゾー゠エルと母アルーラ・イン゠ゼの間に生まれ育つ。そのアルゴ・シティが隕石群にぶつかり、地下のクリプトナイトが露出して市民が全滅の危機に陥った時、両親の計らいでいとこ・スーパーマンのいる地球へと小型ロケットで脱出した。 当初は孤児リンダ・リーとして暮らしつつスーパーガールとして活動するが、後にダンバース夫妻に引き取られ、リンダ・リー・ダンバースを名乗る。実の両親は、アルゴ・シティ崩壊後異次元空間に逃れ地球に来ても実体化できずにいたが、優秀な電気技師であるリンダの養父ダンバースの協力で実体を取り戻すことができた。やがて、二組の両親に愛されつつ大学を卒業したリンダは高校のカウンセラーとして働きながら、スーパーガールとしての活動を続けていく。 能力と技術スーパーガールはスーパーマンや他のクリプトン人と同様に黄色い太陽(地球が周回している太陽)の太陽光を浴びることで超人的な怪力と耐久力・瞬発力・飛行能力・透視能力・ヒートビジョン・スーパーブレスなどの能力を使うことができる。スーパーマンが幼いころからの教えで無意識に能力を抑制しているのに対し、スーパーガールは常に全力で戦うため、元来の勇敢な性格も相まってスーパーマンに勝るとも劣らない戦いをすることができる。また、スーパーガールはセミッシラでアマゾン族から実戦的な戦闘の訓練を受けており、対人格闘術といった技術的な面ではスーパーマンより優れている[6]。 他のバージョン「アース1」のカーラ・ゾー゠エル以外のスーパーガール。
脚注
外部リンク
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