台風13号 (曲)
「台風13号」(たいふう13ごう)は、1973年9月21日布谷文夫の通算2枚目のシングル。 に発売された解説タイトル曲の「台風13号」、カップリングの「冷たい女」とも、布谷文夫のアルバム『悲しき夏バテ / 布谷文夫 I』[注釈 1]からの先行シングルとしてリリース。アルバム同様、両曲ともプロデュースを大瀧詠一[注釈 2]、バックを“ココナツ・バンク”が担当している。 「台風13号」は1971年はっぴいえんど”のアルバム『風街ろまん』[注釈 3]収録、大瀧詠一作詞・作曲による「颱風」のカバー。デビュー・シングル「からのベッドのブルース」[注釈 4]のカップリング収録「台風」以来2度目となる。「台風13号」は、アルバム収録とはヴォーカルおよびミックスが異なるシングル・ヴァージョン。なお、シングルではタイトルが「台風13号」となっているが、『悲しき夏バテ』[注釈 1]ではタイトルが「颱風13号」となっている。 にリリースされた“「冷たい女」はアルバム収録に際し、冒頭にスタジオ内での会話が追加された。この「冷たい女」で作詞・作曲を手掛けた“ちば のぶゆき”こと千葉信行は、大瀧が岩手県内で転々としていた時、何度目かの転校で知り合い、彼がクレージーキャッツのソノシートを持っていたということで気が合って友達になったという。その後大瀧よりも前に上京していた千葉に誘われて、千葉の先輩がいたとあるGSバンドの練習に遊びに行ったところ、そこへリード・ヴォーカルが来るからちょっと待ってろと言われて、紹介されたのが布谷文夫だった。布谷は1965年 に専修大学に入学するために上京。1966年3月 にバンド“東京R&Bファイブ”に参加、このバンドは1967年3月 に解散したが、この頃に大瀧と出会った[1]。 両曲とも、2014年6月悲しき夏バテ(デラックス・エディション)』[注釈 5]にボーナス・トラックとして収録されたほか、2024年 には、【CITY POP on VINYL 2024】対象商品として7インチ・ヴァージョンのまま7インチ・アナログ盤にて復刻された。 にリリースされた『収録曲
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クレジット
リリース日一覧
脚注注釈出典
外部リンク
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