山内 総一郎(やまうち そういちろう、1981年〈昭和56年〉10月25日 - )は、日本のミュージシャン・シンガーソングライター。
2003年よりフジファブリックでリードギターを担当し、2010年以降はメインボーカルも兼任する。妻は女優の平岩紙。
来歴
人物
- フジファブリックが3人体制になってからはメインコンポーザーとして最も多くの楽曲の作詞・作曲を行っており、8thアルバム『LIFE』では殆どの曲を単独で作詞・作曲している。
- 身長178cm。B型。
- 秦基博や凛として時雨のTK、斉藤和義、吉井和哉、奥田民生、UNISON SQUARE GARDENの斎藤宏介など様々なミュージシャンやバカリズムなど芸能人などとの交友関係があり、主に先輩ミュージシャンから「総ちゃん」と、後輩ミュージシャンなどからは「総さん」と呼ばれることが多い。
- 2009年のライブ中、志村のアンプ[※ 1]に飛び乗って演奏しようとしたところ転倒し、アンプを故障させたが、最終的にヒューズ交換のみで直った。この時の様子は『FAB BOX』収録のドキュメンタリーDVDで見ることができる。
使用機材
ギター
- Fender Stratocaster 1962年製(Fiesta Red)
- トレードマークとも言えるギターの1つで、2016年までのライブ・PVの大半で使用している。「モノノケハカランダ」のイメージ元となったギターはこのギターである。
- Fender Custom Shop Master Build Stratocaster(Built by Jason Smith)
- フェンダー社から贈られ、エンドースメント契約のきっかけとなったギター。
- Fender Acrylic Stratocaster
- 2009年のツアー「CHRONICLE Tour」及び「STAR」PVで使用。ボディがアクリル製の透明なものになっている。
2009年当時、山内は「CHRONICLE Tour」終了後にバンドからの脱退を考えており(実際に加藤慎一に相談もしていた)、このギターを使用したのは「その為の意思表示」と後に語っている。
- Fender Souichiro Yamauchi Stratocaster
- 自身のシグネチャーモデル。上記のStratocaster 1962をベースに、ネックを太くしたり電気系統をすべてUSA製のものに換装するなどの工夫が施されている。ヘッド部分にフジファブリックのロゴが入っている。ライブで使用される際は主に半音下げチューニングで使用される。
- Fender Stratocaster 40th Anniversary Model(Blue Metalic)
- 高校入学前に初めて入手したギター。一部のレコーディング・ライブで使用されたほか、「手紙」PVにも登場。
- Fender Souichiro Yamauchi Telecaster “Maroon”
- フジファブリックのメジャーデビュー15周年を記念して製作されたシグネチャーモデル。ボディー形状はテレキャスター・シンラインがベースだが、Fホールが上下2つある、ハムバッカー2基とビグスビーを搭載、ピックガードの形状など全体的にES-335を意識した作りとなっている。
- Fender Souichiro Yamauchi Stratocaster Custom
- チェンバーボディーに2ピックアップのストラトキャスター。3本目のシグネイチャーモデル。
アンプ
- Fender Deluxe Reverb 1965年製
- Fender Super Reverb 1964年製
- Fender Deluxe Amp 1958年製
- Fender Pro Reverb 1966年製
- Fender Band Master 1965年製
- Fender Vibro King
- Fender Twin-Amp '57
- Fender The Twin
- Fender Hot Rod Deluxe
- Marshall JTM45 1965年製
- Marshall SUPER LEAD 100
- Matchless Clubman 35
- VOX AC30
- Two-Rock Custom Reverb Signature V3
作品
フルアルバム
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発売日
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タイトル
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規格
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Oricon最高位
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収録曲
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1
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2022年3月16日
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歌者 -utamono-
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初回生産限定盤 [CD+BD] AICL-4185~4186 通常盤 [CD] AICL-4187
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25位
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全10曲
- 【CD】
- Introduction
- 白
- 最愛の生業
- 大人になっていくのだろう
- 歌にならない
- Interlude
- 青春の響きたち
- 風を切る
- 地下鉄のフリージア
- あとがき
- 【BD】
- 山内総一郎生誕祭~October Ensemble~ at Zepp Haneda on 2021.10.25
- History of 歌者 -utamono-
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ミュージックビデオ
書籍
- 『フジファブリック 山内総一郎 GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES』(2016年12月8日、リットーミュージック)
映像作品
アーティスト
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作品名
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くるり
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『武道館ライブ』
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斉藤和義
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『KAZUYOSHI SAITO LIVE TOUR 2010 Stupid Spirit at ZEPP TOKYO 2010.12.12』
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参加作品
脚注
注釈
- ^ マッチレス・DC-30。当時日本に3台しか無かった限定モデルで、「新車が1台買える」と言われた程の値段だった。
出典
外部リンク
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現メンバー | |
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元メンバー |
志村正彦 (Vocal・Guitar) - 萩原彰人 (Guitar) - 渡辺平蔵 (Bass) - 加藤雄一 (Bass) - 小俣梓司 (Keyboard) - 田所幸子 (Keyboard) - 渡辺隆之 (Drums) - 足立房文 (Drums)
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シングル |
志村ボーカル期 | |
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山内ボーカル期 | |
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配信 |
1.野音ライブ vol.1 - 2.野音ライブ Vol.2 - 3.はじまりのうた - 4.かくれんぼ - 5.電光石火 - 6.1/365 - 7.手紙 - 8.オーバーライト - 9.ゴールデンタイム - 10.光あれ - 11.赤い果実 (feat. JUJU) - 12.たりないすくない (feat. 幾田りら)
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アルバム |
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映像作品 |
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関連項目 | |
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