石伊雄太

石伊 雄太
中日ドラゴンズ #9
2025年6月
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 三重県尾鷲市[1]
生年月日 (2000-08-18) 2000年8月18日(24歳)
身長
体重
178 cm
84 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2024年 ドラフト4位
初出場 2025年3月28日
年俸 1000万円(2025年)[2]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

石伊 雄太(いしい ゆうた、2000年8月18日 - )は、三重県尾鷲市出身のプロ野球選手捕手)。右投右打。中日ドラゴンズ所属。

経歴

プロ入り前

尾鷲市立宮之上小学校4年時に「尾鷲少年野球団」で野球を始め、尾鷲市立尾鷲中学校へ進学後は「伊勢ボーイズ」に所属した[3]。小学校の1学年下に上田大河がおり、野球団では上田および1学年上の湯浅京己とチームメイトの間柄だった[1][4]。また、湯浅とは中学校時代の所属チームは違うが、学校は同じであった。

近畿大学工業高等専門学校では3年間で甲子園大会出場はなく、3年夏は三重大会2回戦で敗退した[3]

近大高専3年次修了後は近畿大学工学部へ進学。3年秋のリーグ戦で最優秀選手賞を受賞し、通算で4度ベストナインに選出された[5]プロ志望届を提出したが、2022年のドラフト会議での指名はなかった[5]

その後は日本生命へ入社し、同社OB福留孝介特別コーチの指導のもと、打撃力向上に取り組んだ[6]。1年目の2023年から正捕手を務め、同年の第48回社会人野球日本選手権大会では東京ガスとの2回戦で本塁打を放った[6]

2024年のドラフト会議において、中日ドラゴンズから4位指名を受けた[7]。12月5日、契約金6000万円、年俸1000万円で入団に合意した(金額は推定)[2]。背番号は9[8]。担当スカウトは山本将道[9]

中日時代

2025年、新人ながら開幕一軍入りを果たし[10]、3月28日の開幕戦から守備に就いた[11]。5月末時点で8試合の出場にとどまっていたが、6月に入り、交流戦前最後の試合となった対巨人11回戦(バンテリンドームナゴヤ)で先発出場し4打数2安打を記録すると、交流戦に入ってからも先発で起用されることが多くなり、同月11日の対楽天2回戦(楽天モバイルパーク宮城)では、セ・リーグ新人として史上4人目となる1試合5安打を記録した[12]

7月8日、対巨人12回戦(ヤマリョースタジアム山形)5回表に西舘勇陽からプロ初本塁打を放った。

選手としての特徴

遠投115m、投手練習の際に最速147km/hを記録する程の強肩で、二塁送球タイムは1.8秒台を記録している[9][13]

詳細情報

記録

初記録

その他の記録

背番号

  • 9(2025年[8] - )

脚注

  1. ^ a b ドラフト注目 尾鷲市出身 石伊雄太選手を紹介」『NHK津放送局』2024年10月22日。2024年10月22日閲覧
  2. ^ a b 【中日】ドラ4石伊雄太捕手と仮契約「まずは開幕1軍を目指して」新築中の実家へ恩返しも」『日刊スポーツ』2024年12月5日。2025年1月16日閲覧
  3. ^ a b 石伊雄太 日本生命」『週刊ベースボールONLINE』。2024年10月22日閲覧
  4. ^ 尾鷲の野球少年3人がプロで再会へ 日本生命・石伊がドラフト指名」『毎日新聞』2024年10月24日。2024年11月1日閲覧
  5. ^ a b 【プロ野球ドラフト】近畿大工・石伊指名されず 武田高・内野がソフトバンクから育成指名」『東広島デジタル』2022年10月21日。2024年10月22日閲覧
  6. ^ a b 阪神のドラフト上位候補に日本生命・石伊雄太捕手 強肩強打で湯浅京己と幼なじみ」『サンスポ』2024年9月24日。2024年10月22日閲覧
  7. ^ 中日4位・石伊雄太、「すぐにお祝いのメッセージが200件」 社会人ナンバーワン捕手の呼び声、プロ入り実感」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年10月24日。2024年10月26日閲覧
  8. ^ a b 「聞いた時は、間違っているのかなって」 中日4位・石伊雄太、捕手には珍しい背番号「9」」『中日スポーツ・東京中日スポーツ』2024年12月14日。2025年1月16日閲覧
  9. ^ a b 【中日】最速147キロ強肩捕手ドラ4石伊雄太が指名あいさつ「目標は正捕手です」表情引き締め」『日刊スポーツ』2024年11月1日。2025年1月16日閲覧
  10. ^ 【中日】開幕1軍メンバー一覧 ドラ4石伊雄太を登録 高橋宏斗、大島陽平らも」『日刊スポーツ』2025年3月27日。2025年4月5日閲覧
  11. ^ a b 中日4位ルーキー・石伊雄太がプロデビュー 8回の守備からマスク「試合に入る時の集中力がまた違った」」『中日スポーツ』2025年3月28日。2025年4月4日閲覧
  12. ^ a b 【データ】中日石伊雄太、新人の5安打以上は京田以来11人、12度目 8番、捕手では初」『日刊スポーツ』2025年6月11日。2025年6月17日閲覧
  13. ^ 【中日】ドラフト4位・石伊雄太に指名あいさつ スパイク履かずに147キロの爆肩捕手「正捕手を目指してやっていく」」『スポーツ報知』2024年11月1日。2025年3月23日閲覧
  14. ^ a b プロ初スタメンの中日・石伊雄太、「勝てる捕手を目指している。勝てないと意味がない」攻守での貢献誓う」『中日スポーツ』2025年4月2日。2025年4月4日閲覧
  15. ^ 【中日】ドラフト4位・石伊雄太がプロ初安打初打点! スタメン起用に応える先制打」『スポーツ報知』2025年4月10日。2025年4月10日閲覧
  16. ^ 【中日】金丸夢斗を好リード、石伊雄太がプロ初本塁打 打撃でも援護弾 - プロ野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2025年7月8日閲覧。

関連項目

外部リンク

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