+メッセージ
+メッセージ(プラスメッセージ)は、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの3社が提供する、リッチコミュニケーションサービス(RCS)規格に準拠したサービス。各プラットフォーム向けに配信されている同名のモバイルメッセンジャーアプリケーションを介して提供される。RCS規格自体は本来オープンだが、本サービス自体は Android 端末および iOS 端末、+メッセージ対応ガラホ端末のみの利用制限がある。 歴史
仕様サービスを利用するために、専用のアプリケーション「+メッセージ」を必要とする。Android標準のメッセージアプリである「Googleメッセージ」などサードパーティーのアプリは非対応である。 メッセージ機能テキスト送受信のほか、ファイル送受信が可能である。静止画、動画、音声は撮影と録音機能を利用し、即時に共有可能で、位置情報の共有やスタンプ送受信も可能である。 既読通知機能があり、メッセージが受信済みあるいは既読済み、の状態を送信者が判別可能である。本機能は受信者の設定により解除できる。 他のメッセージアプリと同様に、メッセージ履歴はチャット形式で閲覧し、多人数でメッセージをやり取りするためのグループメッセージ機能がある。 テキストや添付ファイルの上限サイズは下表を参照。
その他の機能端末の電話帳機能と連携し、連絡先が+メッセージを利用している場合、その連絡先にアイコンが表示される機能がある[20]。 対応OSアプリケーションはAndroid、iOS、プラスメッセージ対応ガラホ(4Gケータイ)に対して提供されている[21]。
Android版に限り、各通信事業者ごとにアプリが分れている。詳細は下記。
また、格安SIM(MVNO)でも利用ができ、上記を参考に契約してる回線ごとにアプリを利用する。 ガラホ対応端末
注意) ドコモ、au系のMVNOは、4Gケータイ(ガラホ)には未対応。各キャリアのケータイプラン加入者のみ利用可能。ソフトバンクは4Gケータイへの適応なし。 提供状況当面は日本国内の移動体通信事業者のみと相互接続を行うため、Rich Communication Servicesに基づくメッセージングサービスを採用している日本国外の通信キャリア利用者とは通信できない[22][21][23][24]。 当初はソフトバンク系のY!mobile・LINEMO、KDDI系のUQ mobile、及びMVNOでは使用することが出来なかったが[23][24]、2021年9月2日以降、KDDI・ソフトバンク傘下のサブブランド(LINEMO含む)並びにNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクの回線を利用しているMVNOにも順次対応することが発表され[13]、2022年6月時点でNTTドコモ・KDDI・ソフトバンクのすべてが対応している。なお、楽天モバイルは同じRCSの技術を利用した「Rakuten Link」を別途提供しており、本サービスには参加していないことから、利用することは出来ない[15][19]。 将来的に日本国外のキャリアとも相互接続を行う予定であるため、Universal Profileをベースとした日本独自の技術仕様を定めており、この仕様に基づき各キャリアが独自に実装している[25]。 送信料金は無料であるが、携帯電話回線を使用する場合は無線パケット通信料が別途必要[注 2]となるが、Wi-Fi回線では不要[21]。「+メッセージ」アプリからSMSを送信する場合は、別途SMS送信料金が必要となる[6][7][8]。 脚注注釈出典
外部リンク
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