あの戦争は何だったのか 日米開戦と東條英機
『シリーズ激動の昭和 あの戦争は何だったのか 日米開戦と東條英機』(シリーズげきどうのしょうわ あのせんそうはなんだったのか にちべいかいせんととうじょうひでき)は、TBS系列で、2008年12月24日の18:55 - 23:32[1](JST)に放送されたドキュメンタリーとテレビドラマの特別番組。 概要2008年3月10日に放送された『3月10日東京大空襲 語られなかった33枚の真実』に続くTBSの「シリーズ激動の昭和」の第2弾であり、ドキュメンタリー(18:55 - 20:40)とテレビドラマ(20:45 - 23:32)の2部構成で放送された。ドキュメンタリー部分のメイン司会は、前作と同じく筑紫哲也が行う予定であったが、筑紫の死去により代役として安住紳一郎と鳥越俊太郎の両名が司会を務めた(番組開始時に安住がその旨を述べている)。 ドラマ部分の主人公である東条英機役はビートたけしが演じた。また、白血病により療養中だった市川團十郎のドラマ復帰でもあった。 また、たけしは本作放送の11年後の2019年3月23日・24日放送のテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』でも、特別出演で東条英機役を演じた。 あらすじ(ドラマ)1941年(昭和16年)10月12日、第3次近衛内閣陸軍大臣の東條英機は、外交でアメリカの和平を模索する首相の近衛文麿の荻窪にある私邸を訪れ、一刻も早い対米開戦を主張する。 程なくして近衛は、陸軍の強硬姿勢に対して、自身の内閣を維持することを断念し、総辞職を決断する。これを受け昭和天皇は、対米主戦派ながら天皇への忠誠心が厚く、陸軍急進派の暴発を抑制できる人物として東條を首相へ任命し、対米和平工作へ望みを託す。 天皇の意を汲み取った東條は、それまでの主張を撤回して戦争回避を目標に、東條内閣は再度日米交渉に挑み国策を再検討する政府大本営連絡会議へ臨む。 出演者第1部(ドキュメンタリー)第2部(ドラマ)
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