よしもとミュージック
株式会社よしもとミュージック(YOSHIMOTO MUSIC CO.,LTD.)は、大阪府大阪市中央区ならびに東京都新宿区に所在する日本のレコード会社・映像ソフト会社。吉本興業株式会社の完全子会社。 社歴2001年5月24日に「株式会社アール・アンド・シー・ジャパン(R&C Japan.,Ltd.)」として設立。社名のRはレコード、Cはコンテンツを意味していた[1]。 設立当初の英語表記は「R&C Japan Ltd.」であったが、その後「R and C Ltd.」に変更された。また、後述の社名変更の前から、ロゴの右下には「by YOSHIMOTO」と表示されていた。 2002年、当時吉本興業に所属していた小室哲哉が創業に関わった香港のRojam EntertainmentがYoshimoto America,Inc.(吉本興業の米国法人で連結子会社)から当社株式の80%を取得。2004年に吉本興業と連結子会社であるファンダンゴおよびフェイスがRojamをTOBによって共同買収し、吉本興業の実質子会社になると共に、Rojamが当社株式の残り20%を取得し、Rojamを介して吉本興業の関連会社となる。 その後、吉本興業の事業整理により、2007年3月にファンダンゴがRojamから全株式を取得。翌4月には吉本興業がファンダンゴから全株式を取得し完全子会社化している。同年10月1日に社名を「株式会社よしもとアール・アンド・シー(YOSHIMOTO R and C Co., Ltd.)」に変更。Rojamは2009年に吉本興業とフェイスが保有株式の95%を海外投資家へ売却し、小室哲哉とも関係がなくなっている。 吉本興業のグループ会社として設立された経緯から、同プロダクションに所属するアーティストの多くが所属する。吉本興業グループならではのプロモーション活動として、吉本興業が製作に関与した地上波向けテレビ番組(全国ネット・ローカルネット問わず)のほとんどにおけるエンディングテーマに当社が原盤権を保有する楽曲がミュージック・ビデオ毎使われる傾向にあり、大抵の場合楽曲がひっきりなしに入れ替わっている。 設立当初から2002年9月まで、東芝EMI(現:ユニバーサル ミュージック合同会社)に販売を委託していた。その後、2016年3月16日の発売商品分までコロムビアミュージックエンタテインメント(現:日本コロムビア)に委託。 2007年5月15日に2007年6月以降、映像作品の販売はアール・アンド・シー自社が直接行うとコロムビアミュージックエンタテインメントより発表。なお、映像作品のプレス製造、音楽商品の製造および販売委託については契約を継続する[2]。2009年にコロムビアのプレス委託先であるCDMパートナーズが破産申し立てにより倒産したため、それ以後の委託先については公表されていない。 2007年7月1日、日本レコード協会に正会員として入会した[3]。これにより、メジャーレーベルの一つとなった。 2016年1月29日、ソニー・ミュージックマーケティングに営業・流通業務を全面委託することを吉本興業が発表した[4]。 2016年3月1日、株式会社よしもとアール・アンド・シーが株式会社よしもとクリエイティブ・エージェンシー(現:吉本興業)に吸収合併され解散。同日、同名(株式会社よしもとアール・アンド・シー)の新法人を設立する。 2017年10月1日付で社名を「株式会社よしもとミュージックエンタテインメント(YOSHIMOTO MUSIC ENTERTAINMENT Co., Ltd.)」に変更[5]。 2019年4月1日、営業・流通業務の委託先がソニー・ミュージックソリューションズに変更。 2019年4月、社名を「株式会社よしもとミュージック(YOSHIMOTO MUSIC CO.,LTD.)」に変更。 2021年10月1日より販売委託先がソニー・ミュージックソリューションズから、ユニバーサル ミュージック合同会社へ移管された[6][7][8]。 レーベル現在存在するレーベル社名を冠したメインレーベル(R and C → よしもとアール・アンド・シー → よしもとミュージックエンタテインメント → よしもとミュージック)の他に、以下のものが存在している。
過去存在したレーベル
これら会社発足初期のレーベルは、その後メインレーベルに統一された。 所属アーティスト五十音順
A-Z
お笑い関係ほとんどは期間限定ユニットまたは単発のリリース。
過去の所属アーティストあ~た行
な~わ行
番組企画
コンピレーションアルバム
関連番組・作品同社が音楽(主題歌および挿入歌)の関連ソフト制作や映像ソフト制作を担当している(いた)番組および作品
同社提供番組 映画製作・配給作品脚注注釈出典
外部リンク
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