アスターペガサス
アスターペガサス(英:Aster Pegasus[1])は、アメリカ合衆国生産、日本調教の競走馬。主な勝ち鞍は2018年の函館2歳ステークス(GIII)。 戦績デビュー前両親は名種牡馬ジャイアンツコーズウェイと米2歳G1スピナウェイステークス勝ち馬アールヒートライトニング[3]。1歳時の2017年にキーンランド・セプテンバーセールで馬主エージェントのTB Bloodstock Serviceによって15万ドルで購入される[4]。 2歳(2018年)加藤久枝名義で所有され、栗東・中竹和也厩舎に入厩する。6月24日の新馬戦(函館芝1200m)でデビューし、5番人気ながら先行抜け出しで新馬勝ちを飾る[5]。2戦目は函館2歳ステークスに出走し、2番人気に支持された。スタートで出遅れ、4コーナーでも11番手と苦しい競馬を強いられたが、残り1ハロンで大外を強襲し、粘るラブミーファインをゴール寸前でハナ差捉えて世代初の重賞勝ち馬となった。鞍上の小崎綾也はこれが重賞初制覇であった[6]。3戦目の京王杯2歳ステークスは福永祐一に乗り替わったが、直線で伸びあぐねて5着に終わる[7]。朝日杯フューチュリティステークスでも7着に終わり、秋は結果を残せなかった。 3歳(2019年) - 5歳(2021年)当初はダートに活路を求めるも、昇竜ステークスは4着に終わる。続く橘ステークスは13着と大敗し、3走ぶりの重賞レースとなった葵ステークスでは13番人気にまで評価を落としていたが、勝ち馬ディアンドルにアタマ差に迫る2着と復調した。騎乗した福永祐一は「やはり1200mの馬です」とスプリント適性を評価した[8]。古馬との初対戦となった函館スプリントステークスでも2着に入った[9]。8月25日のキーンランドカップで16着と殿負けした後に脚部不安で休養に入り、1年半後の2021年2月13日付で競走馬登録を抹消された[10]。引退後は福島県相馬郡飯舘村の馬・デイズクラブで乗馬となる[2][10]。 競走成績以下の内容は、netkeiba.comの情報[11]に基づく。
血統表
出典
外部リンク |
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