アンプラグド (ニール・ヤングのアルバム)
『アンプラグド』(Unplugged)は、ニール・ヤングが1993年に録音・発表したライブ・アルバム。 背景ヤングは1993年2月7日、MTVアンプラグドのための公演を行い、その模様は本作のリリースに先がけて3月10日に初オン・エアされた[1]。なお、ヤングは1992年12月にも、ニューヨークのエド・サリヴァン・シアターにおいてMTVアンプラグドを前提とした公演を行ったが、ヤング自身はショウの出来に満足できず、この録音のリリースを拒否している[12]。 アルバムの前半7曲はヤングによるソロ・パフォーマンスで、後半ではバック・バンド「ストレイ・ゲイターズ」もフィーチャーされている[13]。本作が初出となった曲「ストリングマン」は、1976年のツアーで既に演奏されており、1977年にリリース予定だった未発表アルバム『Chrome Dreams』のセッションでも録音されていた[14]。 反響・評価アメリカでは18週Billboard 200入りし、1993年7月3日付のチャートで最高23位を記録した[9]。 イギリスでは14週全英アルバムチャート入りして最高4位を記録し、自身4作目の全英トップ10アルバムとなった[2]。また、全英シングルチャートでは本作からシングル・カットされた「ダメージ・ダン」が75位、「太陽への旅路」が71位を記録した[15]。ノルウェーのアルバム・チャートでは11週連続でトップ20入り(うち5週はトップ10入り)し、最高5位を記録した[3]。 William Ruhlmannはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「『ハーヴェスト・ムーン』からの曲(箒を打楽器として使用したタイトル曲を含む)を筆頭として、全曲ともメロディックかつ魅力的」「彼の最も広く知られたフォーク/カントリー作品の一部は収録されていない一方、少数派を喜ばせる曲も含まれており、幾つかの忘れられた曲を再評価させるに至った」と評している[1]。 収録曲全曲ともニール・ヤング作。
参加ミュージシャン
脚注・出典
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