アーロン・ムーイ
アーロン・フランク・ムーイ(Aaron Frank Mooy,1990年9月15日 - )は、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州シドニー出身の元同国代表サッカー選手。現役時代のポジションはMF。主にアンカーとしてプレーしていた[2]。 姓についてはモーイと表記される事もある[3]。 経歴クラブユース時代をイングランドのボルトン・ワンダラーズFCの下部組織で過ごし、2010年10月、出場機会を求めスコットランドのセント・ミレンFCへ移籍。2シーズンプレーした後、地元シドニーに新たに設立されたAリーグクラブ、ウェスタン・シドニー・ワンダラーズFCに加入[4]。加入初年度は23試合に出場し1得点を記録。クラブは設立1年目ながらレギュラーシーズン優勝を飾った。 2014年5月、同じくAリーグのメルボルン・シティFCへ移籍。すぐさまレギュラーに定着すると、27試合に出場しチームトップの7ゴールと8アシストを記録[5]。翌シーズンにはその記録を更に上回る11ゴールとAリーグ記録となる21アシストをマーク[6]。オーストラリア監督のアンジェ・ポステコグルーより「Aリーグ史上最高にして最も刺激的な選手」と高い評価を受ける[7]など、リーグを代表する司令塔にまで上り詰めた。 2016年6月、マンチェスター・シティFCと3年契約を結んだことが発表され、その直後にフットボールリーグ・チャンピオンシップ(2部)のハダースフィールド・タウンFCへ期限付き移籍することが決定した[8]。 2017年6月30日、ハダースフィールド・タウンFCに800万ポンドの移籍金で完全移籍した[9]。 2019年8月8日、ブライトン&ホーヴ・アルビオンへ1年間の期限付き移籍が発表された[10]。 2020年1月24日、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCへ完全移籍し、3年半契約を締結した[11]。 2020年8月28日、上海上港集団足球倶楽部への移籍が発表された[12]。 2022年7月19日、2年契約でセルティックFCへの完全移籍が発表された[13]。セルティックで国内3冠を果たした2022-23シーズン終了後、まだ契約を1年残していたが、現役引退を公表した[14]。 代表2009年にU-20オーストラリア代表としてFIFAU-20ワールドカップに出場。同年にアイルランド代表との親善試合でフル代表初召集を受ける[15]。この試合では出番は訪れなかったものの、2012年12月に東アジアカップ予選に臨むオーストラリア代表に再び選出。初出場となったグアム戦では前半12分に直接フリーキックを決め、代表初得点を挙げた[16]。2014年のFIFAワールドカップは選外となったが、2015年以降は代表に招集される機会も増え、2018 FIFAワールドカップ予選のメンバーにも名を連ねる[17]。2018年のFIFAワールドカップではグループステージ3戦に守備的MFとしてスタメンで起用された。 2018年12月8日のアーセナルFC戦で膝の靭帯を痛めたことで、アジアカップ2019は欠場した[18]。 代表歴出場大会試合数
脚注
外部リンク
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