ウィル・ワグナー
ウィリアム・ジェームズ・ワグナー(William James Wagner, 1998年7月29日 - )は、 アメリカ合衆国テキサス州ヒューストン出身のプロ野球選手(内野手)。右投左打。MLBのサンディエゴ・パドレス所属。 かつて豪球左腕のクローザーとして鳴らし、通算422セーブを記録したビリー・ワグナーを父に持つ。 経歴プロ入りとアストロズ傘下時代2021年のMLBドラフト18巡目(全体538位)でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のA級ファイエットビル・ウッドペッカーズでプロデビュー。31試合に出場して打率.299、2本塁打、14打点、5盗塁を記録した。 2022年はA+級アッシュビル・ツーリスツとAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーし、2チーム合計で117試合に出場して打率.261、10本塁打、53打点、8盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。 2023年はルーキー級フロリダ・コンプレックスリーグ・アストロズ、AA級コーパスクリスティ、AAA級シュガーランド・スペースカウボーイズでプレーし、3チーム合計で65試合に出場して打率.337、7本塁打、38打点、6盗塁を記録した。 ブルージェイズ時代2024年7月29日に菊池雄星とのトレードで、ジョーイ・ロパーフィド、ジェイク・ブロスと共にトロント・ブルージェイズへ移籍した[1]。 8月12日にアクティブ・ロースター入りすると[2]、同日のロサンゼルス・エンゼルス戦に「6番・二塁手」で先発出場した。この試合の第1打席にデービス・ダニエルからメジャー初安打となる二塁打を放つと、第2打席で右翼へ適時安打を放ち、メジャー初打点を記録した。第3打席でも安打を記録し、球団史上4人目となるデビュー戦で3安打を記録した選手となった[3]。結局、同年は24試合に出場して打率.305、2本塁打、11打点を記録した[4]。出場試合数は少ないながらも、ルーキーイヤーから打率3割を越えるシーズンとなった[4]。 2025年は後述の移籍前までに前年を上回る40試合に出場して打率.237、7打点、メジャー初盗塁となる1盗塁を記録していた[4]。 パドレス時代2025年7月31日にマイナー捕手のブランドン・バレンズエラとのトレードでサンディエゴ・パドレスへ移籍し、同日中に40人枠入りした (そのままオプションでAAA級エルパソ・チワワズに配属)[5]。 選手としての特徴野球IQの高さが評価され、ジョーイ・ウェンドルのような万能内野手となる将来像が挙げられている。打撃はパワーに欠けるが、最高10~12本塁打を放つのではないかという見る向きがある[6]。 詳細情報年度別打撃成績
年度別守備成績
背番号
脚注
外部リンク
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