エアーズ (音楽出版会社)株式会社エアーズ(Ayers)は、かつて存在した大手芸能プロダクション・アミューズ全額出資の連結子会社。音楽出版・管理事業を主な業務としていた。 当初はバンダイとの合弁による、アニメ・ゲーム専門のレコード会社として設立。のちに同系列で同社レーベルの販売を委託していたバンダイ・ミュージックエンタテインメント(旧アポロン)の自主廃業・会社清算に伴い、音楽レーベルを日本クラウンに一旦売却(※レーベルの詳細については後述参照)。 なお、このレコード部門事業譲渡・撤退以降はアミューズが全株式を取得し、同社専属の音楽出版専業会社となった。2015年5月、清算結了。 レコードレーベルとしてのエアーズアミューズとバンダイの合弁で設立されたアニメ・ゲーム専門のレコード会社として設立された同社は、販売委託元となっていたバンダイ・ミュージック社が解散する2000年頃まで同名のレコードレーベルを運営していた。なお、同年以降は事業譲受先となった日本クラウン内にエアーズ制作部門を新設したが、のちに日本クラウンが親会社・経営陣交代(三菱電機ほか三菱グループ→第一興商)に伴い、経営方針の見直しからレーベルは廃止されることになった。現在、ガンダムXをはじめガンダムシリーズなど、発売・管理・保有されていた音源の大半は同社出身である井上俊次らにより設立したランティスに移管されるが、平成ウルトラシリーズ4作品についてはコロムビアおよび音楽制作を担当した円谷ミュージック(版権元である円谷プロの音楽出版子会社)が継承している。また、その他の一部作品の音源についてもコロムビアが継承している。 主にバンダイやバンプレスト、バンダイビジュアルが関与していたアニメ・特撮作品が中心で、これらの件や人事面において、実質的には経営権はアミューズ側ではなくバンダイグループ側にあったとされる。 主な関連作品
バンダイ・アミューズ合弁時代
ほか多数 日本クラウン時代
その他
主な所属アーティスト
ほか数名 関連項目
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