カイオ・フェリペ・ゴンサウベス
カイオ・フェリペ・ゴンサウベス(ポルトガル語: Kaio Felipe Gonçalves、1987年7月6日 - )は、ブラジル・パラナ州クリチバ出身の元サッカー選手。日系ブラジル人3世。現役時代のポジションはフォワード、ミッドフィールダー。 Jリーグ、Kリーグ時代の登録名はカイオ(ハングル: 카이오)[1][2]。 来歴祖父母のうち3人が日本人である日系ブラジル人3世として生まれる。 ブラジルのアトレチコ・パラナエンセなどを経て2008年にセレッソ大阪に入団。2008年9月15日のJ2リーグ第35節・FC岐阜戦においてハットトリックを達成。チームがリードしている状況での選手交代の際に、その場に座って動かず、スタッフに担架で運ばれるのが恒例となっており、運ばれている最中も座った状態のため、その様子はサポーターからカイオ神輿と呼ばれていた。ピッチの外まで運ばれるとすぐに立ち上がっていた。 活躍が認められて2009年1月にレンタル元のアトレチコ・パラナエンセの公式HPにおいてセレッソへのレンタル期間延長が発表された。2014年にブラジルで開催される2014 FIFAワールドカップへの出場を視野にいれて、日本国籍の取得を検討していると報道されている[3]。 2009年5月9日の草津戦において、草津のDFに背後からチャージを受け負傷退場し、検査により左足首関節の靱帯損傷で全治3カ月と診断されたが[4] 驚異的な回復力を見せ、7月12日の湘南戦にて2ヶ月ぶりに戦列に復帰した。 なお負傷後、草津サポーター有志から千羽鶴や回復を願うメッセージが届けられ、驚くとともに大変喜んだという[5]。 2009年8月5日の草津戦においては、チームが苦戦する中で草津相手に「お礼弾」を決め、1-0での勝利に貢献。試合後には怪我の原因となる接触プレーをした草津のDFと笑顔で握手を交わし抱き合い、草津サポーターにも挨拶に行くという義理堅い一面も見せた。 当時は無名の後に日本代表の主力となる香川真司、乾貴士がいたこともあり、彼らが2シャドーでカイオが1トップという形で共存して活躍を見せた。2010年1月25日、期限付き移籍期間満了によりセレッソ大阪を退団、アトレチコ・パラナエンセへ復帰した。 2010年6月25日に横浜FCに期限付き移籍が発表された。同年12月10日、横浜FCへ完全移籍加入することが発表された[6]。 2018年7月、京都サンガF.C.へ加入すると発表された[7]。第33節では軌道のブレるロングシュートを決めて年間ベストゴール級と称され、第39節にもロングシュートで得点を決めた。 2019年1月9日、エミレーツ・クラブへ完全移籍すると発表された[8]。 2023年6月10日、セレッソ大阪対ヴィッセル神戸にジェルマーノと共に招かれた。サポーターから当時のチャントと当時の横断幕で迎えられて、涙を流した[9]。 所属クラブ
個人成績
その他の公式戦
参照
関連項目外部リンク
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