キリンのものしり館
『キリンのものしり館』(キリンのものしりやかた)は、1975年1月1日から1979年12月31日まで毎日放送で放送されていたテレビアニメである。毎日放送とオフィス・ユニの共同製作。毎日放送では麒麟麦酒の一社提供。全1565話。放送時間は毎週月曜 - 土曜 18:55 - 19:00 (日本標準時)。 概要『キリンものしりシリーズ』の作品第5弾。 本作ではネコとネズミが、片方が講談風に進行する傍らでもう一方が進行の妨害をして進行権を取り進めてゆくとまた取り返される、という具合に追いかけやケンカといったドタバタをしながらかわるがわる偉人を紹介するといった内容で放送(講談調なので冒頭にサブタイトルを紹介する際はネコが「〇〇の一席」とユーモラスにアナウンスしていた。たいていネコがひどい目にあうというオチで終わる)。このネコとネズミのコンビは、次作『キリンあしたのカレンダー』の初期まで登場する。また、過去のシリーズ作品はアニメ映像とイラスト(静止画)を併用しての放送だったが、本作にて全編フィルム化が実現した。 平均視聴率は13%、最高視聴率は25%。これは、当時の教養番組500作品ではベストワンとなる記録である[1]。 本放送時にはオープニングで番組名も歌詞に入ったテーマソング(作曲:山下毅雄、歌:みずまさつき、シンガーズ・スリー)が掛かっていたが、放送番組センターに買い取られた後の放送では歌詞の無いまったく別の曲に差し替えられていた(映像は同じ)。 声の出演スタッフ
ネット局
福岡県と中京広域圏では、関西地区のネットチェンジ以前もNET系列局(九州朝日放送・名古屋放送)ではなく、TBS系列局で放送されていた。RKB毎日放送では、NET系番組時代はキリンビールではなく徳島水産(現:トクスイコーポレーション)と泰明堂(現:マルタイ)が一日交互で提供していたが、TBS系への移行後にキリンビールのスポンサードネットとなった。 脚注・出典外部リンク
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