ケイレブ・ファーガソン

ケイレブ・ファーガソン
*Caleb Ferguson*
ピッツバーグ・パイレーツ #64
	ロサンゼルス・ドジャース時代; (2023年7月15日)
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	オハイオ州コロンバス
生年月日	1996年7月2日（28歳）
身長; 体重	6' 3" ＝約190.5 cm; 215 lb ＝約97.5 kg
選手情報
投球・打席	左投右打
ポジション	投手
プロ入り	2014年 MLBドラフト38巡目
初出場	2018年6月6日
年俸	$3,000,000 (2025年)
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
	西ジェファーソン高等学校（英語版）; ロサンゼルス・ドジャース (2018 - 2020、2022 - 2023); ニューヨーク・ヤンキース (2024); ヒューストン・アストロズ (2024);
	この表について

ケイレブ・ポール・ファーガソン（Caleb Paul Ferguson, 1996年 7月2日 - ）は、アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス出身のプロ野球選手（投手）。左投右打。MLBのピッツバーグ・パイレーツ所属。

経歴

2014年のMLBドラフト38巡目（全体1149位）でロサンゼルス・ドジャースから指名され、プロ入り。なお、契約しない場合はウエストバージニア大学へ進学の予定であった^[1]。ドラフト前にトミー・ジョン手術を受けていたこともあり、この年は登板しなかった。

2015年、傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ドジャースでプロデビュー。14試合（先発4試合）に登板して0勝3敗1セーブ、防御率8.59、16奪三振を記録した。

2016年はルーキー級アリゾナリーグ・ドジャース、パイオニアリーグのルーキー級オグデン・ラプターズ（英語版）、A級グレートレイクス・ルーンズでプレーし、3球団合計で14試合（先発12試合）に登板して3勝4敗、防御率2.31、63奪三振を記録した。

2017年はA+級ランチョクカモンガ・クエークスでプレーし、25試合（先発24試合）に登板して9勝4敗、防御率2.87、140奪三振を記録した。

2018年はAA級タルサ・ドリラーズで開幕を迎え、AAA級オクラホマシティ・ドジャースを経て6月6日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした^[2]。同日のピッツバーグ・パイレーツ戦にて先発でメジャーデビューも、1.2回で4失点を喫した（勝敗付かず）^[3]。一度降格の後、6月12日に再昇格してからは谷間の先発やロングリリーフなどいわゆるスウィングマンとして起用され、この年メジャーでは29試合（先発3試合）に登板して7勝2敗2セーブ、防御率3.49、59奪三振を記録した。

2019年は46試合（先発2試合）に登板して1勝2敗、防御率4.84、54奪三振を記録した。

2020年9月、自身2度目となる左肘のトミー・ジョン手術を受けることを発表した^[4]。

2021年シーズンは全休となった。

2022年シーズンは37試合に登板し、防御率1.82という成績を収めた。

2023年シーズンは7先発を含む68試合に登板し、7勝4敗で防御率3.43という成績であった。

2024年2月5日にマット・ゲージ（英語版）、クリスチャン・ザズエタとのトレードで、ニューヨーク・ヤンキースへ移籍した^[5]。ヤンキースでは42試合に登板し、防御率5.13という成績であった。

2024年7月30日にケリー・オースティンとのトレードで、ヒューストン・アストロズへ移籍した^[6]。アストロズでは20試合の登板に留まったが、防御率は3.86とそれなりの改善がみられた。オフの10月31日にFAとなった。

2025年1月10日にピッツバーグ・パイレーツと1年300万ドルの契約を結んだ^[7]。

投球の約7割がフォーシームであり、それにカーブとのコンビネーションで組み立てる^[8]。

年度	球団	登板	先発	勝利	敗戦	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝率	打者	投球回	被安打	被本塁打	与四球	敬遠	与死球	奪三振	暴投	ボ丨ク	失点	自責点	防御率	W H I P
2018	LAD	29	3	7	2	2	5	.778	202	49.0	43	8	12	1	3	59	1	0	21	19	3.49	1.12
2019		46	2	1	2	0	5	.333	204	44.2	39	7	27	2	6	54	1	1	26	24	4.84	1.48
2020		21	1	2	1	0	5	.667	75	18.2	16	4	3	0	0	27	0	0	7	6	2.89	1.02
2022		37	1	1	0	0	8	1.000	142	34.2	23	1	17	0	2	37	0	0	9	7	1.82	1.15
2023		68	7	7	4	3	17	.636	270	60.1	64	4	23	0	8	70	3	0	30	23	3.43	1.44
2024	NYY	42	0	1	3	1	10	.250	155	33.1	34	5	16	1	2	41	2	0	24	19	5.13	1.50
2024	HOU	20	0	0	1	0	1	.000	94	21.0	22	1	9	0	2	26	1	0	10	9	3.86	1.48
'24計	HOU	62	0	1	4	1	11	.200	249	54.1	56	6	25	1	4	67	3	0	34	28	4.64	1.49
MLB：6年		263	14	19	13	6	51	.594	1142	261.2	241	30	107	4	23	314	8	1	127	107	3.68	1.33

年度	球団	シリ｜ズ	登板	打者	投球回	与四球	奪三振
2018	LAD	NLDS	2	5	1.2	0	2
2018		NLCS	4	5	1.1	1	1
2023		NLDS	2	8	2.1	1	2
2024	HOU	ALWC	1	0	0.1	0	0
出場：3回			9	18	5.2	2	5

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	塁打	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2018	LAD	30	5	5	0	1	0	1	3	1	.200	.200	.200	.400
2019		46	2	2	1	1	1	2	0	0	.500	.500	1.000	1.500
2023		68	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
MLB：3年		144	7	7	1	2	1	3	3	1	.286	.286	.429	.715

^ Jacob Unruh (2018年6月2日). “OKC Dodgers: Caleb Ferguson's bet on himself paying off” (英語). Netsok.com. 2018年10月22日閲覧。
^ David Hood (2018年6月6日). “A closer look at Caleb Ferguson before he makes his major league debut for the Dodgers” (英語). SB Nation. 2018年10月22日閲覧。
^ Bob Cohn (2018年6月6日). “Kemp's 5 RBIs not enough after wild debut” (英語). MLB.com. 2018年10月22日閲覧。
^ Jesse Sanchez (2020年9月17日). “Ferguson to undergo Tommy John surgery” (英語). MLB.com. 2020年9月20日閲覧。
^ Kuty, Brendan and Ken Rosenthal (2024年2月5日). “Dodgers trade reliever Caleb Ferguson to Yankees”. The Athletic. 2024年4月2日閲覧。
^ “Astros' Caleb Ferguson: Shipped to Houston”. CBSSports.com (2024年7月30日). 2024年8月6日閲覧。
^ Alex Stumpf (2025年1月10日). “Bucs ink lefty reliver Ferguson to 1-year deal” (英語). MLB.com. 2025年2月18日閲覧。
^ “Caleb Ferguson Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年10月22日閲覧。