コール・アンソニー
コール・ヒントン・アンソニー(Cole Hinton Anthony, 2000年5月15日 - )は、アメリカ合衆国・オレゴン州ポートランド出身のプロバスケットボール選手。NBAのメンフィス・グリズリーズに所属している。ポジションはポイントガード。 経歴学生時代![]() 2019年11月6日、ノースカロライナ大学でのシーズンデビュー戦で、アンソニーは34得点、11リバウンド、5アシストを記録し、ノートルダム大学に76対65で勝利した[1]。34得点という記録は2002年のラシャード・マキャンツが保持していたノースカロライナ大学のシーズンデビュー記録上回り、ACCに所属する大学においては2018年デューク大学出身のR・J・バレットが記録した34得点と同点でありデビュー戦得点記録を樹立した[2]。11月11日、ノートルダム大学とノースカロライナ大学に勝利し平均27得点、10.5リバウンド、4アシストを記録し、週間ACC最優秀選手に選ばれた[3]。11月15日、ガードナー・ウェブ大学に77対61で勝利し、1年生で開幕から3試合で20得点以上を記録した大学史上初の選手となった[4]。 12月17日、右膝の半月板損傷で手術を受けることになり、復帰まで4~6週間欠場することになった[5]。2020年2月1日、怪我から回復しボストン・カレッジ戦では71対70で敗れたが、26得点(その内フリースロー14本)、5リバウンド、3アシストを記録した[6]。2月8日、当時全米7位のデューク大学戦にて24得点、11リバウンドを記録したが98対96で敗れてしまった。アンソニーはシーズン中22試合に出場して1試合平均18.5得点、5.7リバウンド、4アシストを記録したがチームは14勝19敗で終えた。この成績はロイ・ウィリアムズHC就任以来初の負け越しを記録することとなった[7]。 2020年4月17日、2020年のNBAドラフトにアーリーエントリーを表明した[8][9]。 マジック時代ドラフトでは1巡目全体15位でオーランド・マジックから指名されて入団した。1年目の2020-21シーズン、2021年2月に肋骨骨折(右の1本)を負い[10]、2ヶ月弱を欠場した。シーズン最後の試合となった5月16日のフィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦で自身初の30得点以上となる37得点を記録した[11]。このシーズンは47試合(34先発)に平均27.1分の出場で、12.9得点・4.7リバウンド・4.1アシストなどを記録した。欠場数の多さが響き、NBAオールルーキーチームには選ばれなかった。 メンフィス・グリズリーズ2025年6月15日、デズモンド・ベインとの引き換えにケンテイビアス・コールドウェル=ポープ、2025年のNBAドラフト全体16位指名権を含む、プロテクトされていない1巡目指名権4つ及び2029年のドラフト1巡目指名交換権とともにメンフィス・グリズリーズにトレードされた[12]。 個人成績
NBAレギュラーシーズン
プレーオフ
カレッジ
人物アンソニーの父親、グレッグ・アンソニーは元NBA選手であり、引退後はNBA TVなどのアナリストとして働いている[13][14]。 関連項目脚注
外部リンク
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