サモス島
サモス島(サモスとう、Σάμος / Samos)は、エーゲ海の東部、トルコ沿岸にあるギリシャの島。トルコ語名はスィサム島 (Sisam Adası)。 ギリシャ神話の主神ゼウスの正妻である女神ヘーラーの生まれた島とされ、彼女を祭った神殿遺跡は1992年に「サモス島のピタゴリオとヘーラー神殿」としてユネスコの世界遺産に登録された。エピクロスやピタゴラスの生まれた島でもある。 地理![]() 位置・広がりサモス島はエーゲ海東部にあり、アテネから東へ約250km、レスボス島から南へ約175km、ロードス島から北西へ約190km、イズミルから西南へ約80kmの距離にある。トルコの沿岸に位置しており、両者を隔てる海峡の幅は最も近いところで1kmほどである。 地勢東西43km、南北19kmの山がちな島で、最高峰は標高1,433mのケルケテウス山。 主要な都市・集落市域に含まれる人口1000人以上の都市・集落には以下がある(人口統計は2001年国勢調査による)。
行政区画
サモス県→詳細は「サモス県」を参照
サモス県(Περιφερειακή ενότητα Σάμου)は、北エーゲ地方に属する行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)である。カリクラティス改革(2011年1月施行)によってイカリア県が分離したため、現在のサモス県はサモス市1市のみからなる。 自治体(ディモス)サモス市(Δήμος Σάμου)は、北エーゲ地方サモス県に属する基礎自治体(ディモス)である。サモス島全体をその市域とする。 現在のサモス市は、カリクラティス改革(2011年1月施行)にともない、サモス島の4自治体が合併して発足した。旧自治体は、新自治体を構成する行政区(ディモティキ・エノティタ)となっている。 下表の番号は、下に掲げた「旧自治体」地図の番号に相当する。下表の「旧自治体名」欄は、無印がディモス(市)、※印がキノティタ(村)の名を示す。
交通空港港湾
脚注外部リンク
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