北エーゲ
北エーゲ(ギリシア語: Βόρειο Αιγαίο / Vório Egéo)は、ギリシャ共和国の広域自治体であるペリフェリア(地方)の一つ。エーゲ海北東部に浮かぶ諸島から構成される。首府はレスヴォス島(レスボス島)のミティリーニ。 地理位置行政区画である北エーゲ地方(Περιφέρεια Βορείου Αιγαίου)は、エーゲ海の北東部に位置し、北東エーゲ海諸島(Νησιά του βορειοανατολικού Αιγαίου)とも呼ばれる島々の大部分を占める。ギリシャ共和国の「地理的な地方」としての「エーゲ海諸島」の北半部にあたり、南半部は南エーゲ地方となっている。 主要な島としては、北から がある。ペリフェリア最大の島であるレスボス島は、クレタ島・エヴィア島に次いでギリシャ3位の面積を持つ島である。 主要な都市
歴史1913年のバルカン戦争ののち、近代ギリシャの版図に入った地方である。 1987年の地方行政改革により、従来の「地理的な地方」に代わる行政区画として13の「ペリフェリア」(地方)が設置された。このとき、従来の「エーゲ海諸島」が分割され、北エーゲ地方が設立された。ペリフェリアは2010年の地方行政改革(カリクラティス改革)によって自治権が拡充され、公選制の知事と議会を持つ広域自治体となった。 行政区画県北エーゲ地方は、以下の5つの行政区(ペリフェリアキ・エノティタ)から構成されている。 2010年の地方制度改革(カリクラティス改革)以前は、自治体としての県(ノモス)が3つ置かれていた(ヒオス・レスヴォス・サモス)。2011年1月1日にノモスが廃止されて行政区となった。このとき、レスヴォス県からリムノス県、サモス県からイカリア県が分けられ、行政区は5つとなっている。
市北エーゲ地方には、基礎自治体である市(ディモス)が9ある。 交通空港脚注
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