シシー・スペイセク
シシー・スペイセク(Sissy Spacek, 本名: Mary Elizabeth Spacek, 1949年12月25日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州出身の女優である。アカデミー主演女優賞に6度ノミネート、『歌え!ロレッタ愛のために』(1980年)で同賞を受賞した。ゴールデングローブ賞でも数々の賞にノミネートされている。 来歴テキサス州キトマン出身。高校卒業後に歌手を目指してニューヨークに移る。ニューヨークではいとこのリップ・トーンとジェラルディン・ペイジ夫婦と同居していた[1]。グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスで弾き語りをして、1968年には"John, You've Gone Too Far This Time"という曲をレコーディングした[1][2]。歌いながらも写真のモデルになったり、アンディ・ウォーホルのファクトリー制作の映画にエキストラ出演するなどしていた。その後リップ・トーンの助けもあり、リー・ストラスバーグ・シアター&フィルム学院に入学し演技を学んだ。1972年に『ブラック・エース』で映画デビュー。 1976年に公開されたホラー映画『キャリー』での演技が高く評価され、アカデミー主演女優賞にノミネート[3]、1980年、実在のカントリー歌手ロレッタ・リンの生涯を描いた『歌え!ロレッタ愛のために』でアカデミー主演女優賞を受賞[4]。 1986年には『ロンリー・ハート』のベイブ役で2回目のゴールデングローブ賞 映画部門 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)を受賞[5]。 2001年、『イン・ザ・ベッドルーム』のルース・ファウラー役でも三度目のゴールデングローブ賞を含む数々の賞を受賞し、アカデミー主演女優賞にも再びノミネートされた[5]。 2011年8月にはハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに名前が刻まれた[6]。 2010年代以降も『さらば愛しきアウトロー』やダスティン・ホフマンと共演した『サム&ケイト』など様々な映画に出演し、テレビドラマへの出演も積極的に行っている。 歌手としても1983年にアルバム『ハンギン・アップ・マイ・ハート』を発表している。 私生活1974年に映画美術監督のジャック・フィスクと結婚[1]し、娘が2人いる。 主な出演作品
参照
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