シティエフエムぎふ
株式会社シティエフエムぎふは、岐阜県岐阜市の一部地域を放送対象地域[1]として超短波放送(FM放送)をする特定地上基幹放送事業者である。 FMわっち(FM WATCH)の愛称でコミュニティ放送を行っている。 概要2002年(平成14年)開局。岐阜市初の民間FM放送局である[注釈 1]。コンセプトは「Gifu City FM Radio Stations 市民のラジオ 78.5MHz」。 出資比率から代表取締役社長の村瀬恒治がマスメディア集中排除原則にいう支配関係[1]にある。 本社・演奏所(スタジオ)は、開局当初は橋本町の岐阜駅アクティブGに置かれていた。2012年(平成24年)に神田町に移転、2022年(令和4年)に本荘西に再移転した。大垣市の大垣郭町商店街にはサテライトスタジオ「OKBスタジオ」(大垣共立銀行の施設)がある。かつては瑞穂市に「さくらスタジオ」(瑞穂市役所穂積庁舎内)があったが、2019年に廃止されている。 送信所は上加納町の上加納山タワーにあり、放送局(現・特定地上基幹放送局)の空中線電力は20Wで、岐阜市、羽島市、羽島郡、安八郡、揖斐郡および本巣郡の各一部を放送区域とする[2]。主な放送区域及び放送区域内の世帯数は岐阜市の一部57,000世帯、羽島市の一部11,000世帯、羽島郡、安八郡、揖斐郡、本巣郡の一部となっている。また、JCBAインターネットサイマルラジオによるインターネット配信も行っている。 岐阜県と岐阜市・瑞穂市とは、災害時の緊急放送に関する協定を締結しており、両市からは緊急割込み放送ができた。現在は岐阜市のみとなっている。また、局独自のLINEアカウントで緊急情報を随時伝える態勢を構築していた[3]。 沿革
編成2020年9月までは、原則24時間放送(日曜深夜 - 月曜早朝含む)で、自社制作番組以外の時間は当初はスターデジオを、その後MUSIC BIRD for COMMUNITYを放送していた[15]。同年10月からは原則24時間放送(日曜深夜 - 曜早朝含む)とし、自社制作番組とネット番組以外の放送時間には局が選曲した様々なジャンルの音楽をノンストップで放送するようになった。 2022年7月より、月曜深夜(火曜深夜)のみ「FMジュークボックス」を休止し、『音楽番組』というくくりで、自局で制作した音楽番組を放送している。当該時間以外は「FMジュークボックス」を放送している。また、日曜深夜(月曜深夜24時00分~早朝まで)は放送を休止していたが、2022年10月の改編により「FMジュークボックス」を放送している[16]。同時に前述の「音楽番組」が終了し、当該時間枠は「FMジュークボックス」となった。その後、当局での選曲を取り止め、他局(CS放送ではない)が制作したノンストップ音楽番組を「FMジュークボックス」として放送するようになった。 2024年3月22日から12月末までHeart FMの番組ネットを実施[17]。2025年1月よりMUSIC BIRD for COMMUNITYの放送が再開された[18]。 岐阜県で3番目に、岐阜新聞と中日新聞との双方からニュース配信を受けることとなった局である(第1号はエフエムたじみ、第2号はエフエム岐阜。なお、エフエム岐阜は2014年3月をもって岐阜新聞のニュース配信を中止した)[要出典]。 タイムテーブル番組表(タイムテーブル)(2025年4月27日 - )。太字は自社制作番組。 平日
休日
過去の自主制作番組2000年代
2010年代
2020年代
防災ラジオ岐阜市は、2013年(平成25年)より災害時における情報伝達及び要援護者等の救助及び避難などの強化を目的に、自治会連合会長・自治会長並び民生委員・児童委員に対して防災ラジオ(緊急告知FMラジオ)を無償貸与している。エフエムわっち以外のFM放送・AM放送の各5局も受信でき、岐阜市の緊急割込放送を受信すると起動する。試験放送は6月から毎月第2金曜日(祝日の場合は第3金曜日)に実施する。一般市民への頒布はしない[27]。 2014年(平成26年)にはエフエム岐阜により動作するものが追加され、試験放送は毎月第4金曜日に[28]、2015年(平成27年)には試験放送は毎月第4土曜日に[29]、2018年(平成30年)にはエフエムわっち以外にFM放送6局・AM放送4局が受信できる新型が登場した[30]。 脚注注釈
出典
外部リンク
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