ジェリーの宇宙飛行士
『ジェリーの宇宙飛行士』(ジェリーのうちゅうひこうし、原題:Mouse into Space)はトムとジェリーの作品の一つ。1962年2月1日公開。演出はジーン・ダイッチ。 作品内容ある日、ジェリーは「アストロマウス」という一冊の本を読んでいた。トムはジェリーに拳銃や爆弾を使ってジェリーを脅したが、全く出てこない。ジェリーはあるところに目がついた。それは(宇宙には)「NO CATS(猫はいない)」だった。ついにジェリーは決心し、宇宙にいく準備をした。トムはどんなにジェリーにかまっても相手にしてくれないので、自分のことを嫌いになってしまったのかと勘違いし、顔にハンマーを向けたりしたが、効き目はなく、ついにジェリーは宇宙センターに行ってしまう。宇宙センターの審査室にて、ジェリーは見事合格の判定をもらう。 一方トムはジェリーを探して放浪していた。しかしジェリーは見つからず、疲れ果てて、たまたま見つけた土管の中で眠り込んでしまう。しかし、その土管はロケットの燃料を入れるホースだった。知らず知らずのうちにトムはロケットの中に入ってしまった。ついにロケットは発射してしまい、トムは下から出る炎から必死に逃げた。ロケットは無事に宇宙に着き、トムはロケットの中にジェリーがいることを知り、中で暴れ、足でなんらかのスイッチを押してしまった。見る見るうちにロケットは暴れだし、トムも追い出されてしまった。トムは他国のロケットに掴まって中を見たが、中にいたのはブルドッグだった。トムは大慌てで逃げ出したが、運悪く宇宙ゴミにぶつかり、トムは頭から着地したのだった。帰宅したジェリーは満足気にトムにロケット型のバッジを見せた。そしてトムはライターでそのバッジに火を点けるとあら不思議、ロケットが発射したのだった。トムは慌てて旅の準備をし、家出してしまった。 登場キャラクター
備考他国の宇宙飛行犬は赤い星のついたヘルメットをかぶり登場時にカチューシャの一節が流れており、当時アメリカと冷戦をしていたソ連を思わせる。 日本でのテレビ放映TBS系および他系列で1964年から1990年頃まで時折放映された。 関連項目 |
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