ジョルジュ・プレートル (Georges Prêtre, 1924年 8月14日 - 2017年 1月4日 [ 1] )は、フランス の指揮者 。
ウィーン交響楽団 終身名誉指揮者、シュトゥットガルト放送交響楽団 名誉指揮者であり、2004年 にはウィーン楽友協会 の名誉会員を務めている。2008年のニューイヤーコンサート における出演で国際的な露出度を高め脚光を浴び、改めて過去の演奏についても再評価を受けている。同コンサートには、2010年にも2回目の出演を果たしている。2013年 時点で、特定の楽団、歌劇場への常任・専属契約は無かった。
人物・来歴
1924年 、フランス のノール=パ・ド・カレー地域圏 ワズィエ (フランス語版 ) で生まれる。
2017年、死去。92歳没。
学歴
作曲家に憧れ、 1932年 、ドゥエー音楽院 (フランス語版 ) に入学してピアノを学び、1935年 にパリ音楽院 へ進学した。当初、オーボエ を学ぼうとしたが、家庭の経済的状況と楽器が高価なことからトランペット を学んだ。学生時代にはジャズ・トランペッターを副業とし、エディット・ピアフ やイヴ・モンタン 等とも舞台を共にすることがあった[ 2] 。1944年 、首席修士相当(Premieres Prix) の評価を受け、さらに指揮 に興味を抱き、和声 法をモーリス・デュリュフレ に、指揮法 をアンドレ・クリュイタンス 、ピエール・デルヴォー 、リシャール・ブラロー に師事した。 この頃、“Georges Dhérain”の名で2作のオペレッタ を作曲する等の創作活動を行なっている[ 3] 。
フランス語圏での活動
1946年 、マルセイユ市立オペラ (フランス語版 ) において、ラロ の『イスの王様 』で指揮者としてデビューする。1948年 にリール・オペラ (フランス語版 ) と、翌1949年 から1951年 までカサブランカの歌劇場と指揮者として契約、1951年 から1955年 までトゥールーズ・キャピトル劇場 (フランス語版 ) と指揮者として契約した後、1956年にリヒャルト・シュトラウス 『カプリッチョ 』のパリ初演に携わったのがパリのデビューとなる。1970年 から1971年 までパリ・オペラ座 の音楽監督に就任、1989年 にはパリで行われたG7 (アルシュ・サミット)に併せ各国からの出席者を招き、こけら落とし前のオペラ・バスティーユ で行われたバスティーユ襲撃 200周年の記念コンサートを指揮している。
英語圏での活動
1958年 にリリック・オペラ・オブ・シカゴ (英語版 ) にてアメリカ・デビューし、その活動の範囲を北米へと拡げ、その後もボストン交響楽団 、フィラデルフィア管弦楽団 、シカゴ交響楽団 等に客演、1964年 にはニューヨーク ・メトロポリタン歌劇場 にて『サムソンとデリラ 』でデビューした。
また、 イギリス でも1961年 にコヴェント・ガーデン王立歌劇場 でデビューし、1962年 から1970年 までロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 の音楽監督補佐を務めている。
ドイツ語圏での活動
カラヤン の推挙により[ 4] 、1962年 にウィーン国立歌劇場 にて『カルメン 』ドイツ語版でデビューする。ウィーン交響楽団 では1986年 から1991年 まで第一客員指揮者を務め[ 5] 、その後終身名誉指揮者となっている。1996年 から1998年 まで南西ドイツ放送 シュトゥットガルト放送交響楽団 の首席指揮者を務めた後、1998年 に同楽団の設立50周年コンサートを指揮した後、名誉指揮者となっている。
オペラ指揮者として
フランスの地方都市におけるキャリアを通じ、レパートリーにはフランス・オペラが多い。
21世紀以降
70代を過ぎても、その感性を含め衰えを見せることなく、2001年 にはヴェルディ 没後100周年における記念演奏会として『レクイエム 』を各所で指揮、2008年 にはシェーンブルン宮殿 「夏の夜のコンサート」にも登壇している。
ニューイヤーコンサート
2005年 にはフェニーチェ劇場 のニューイヤーコンサートを、2008年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 のニューイヤーコンサート を初めて指揮した。2008年時点で、同団のニューイヤーコンサート史上で最高齢の指揮者となった。2009年 にフェニーチェ歌劇場のニューイヤーコンサートに再登壇、2010年 にはウィーン・フィルのニューイヤーコンサートに再登壇して、同コンサートの最高齢指揮者の記録を自ら更新している。ウィーン・フィルの理事であるクレメンス・ヘルスベルク は2008年の実績を大きく讃え、「成功裏に収めたその公演は楽団にとってもプレートルにとっても大きな喜びであった」と語り[ 6] 、長年の協業と高い経験値を評価した結果、再度プレートルに依頼することを決めたとしている。ちなみに2010年は同楽団の始祖を築いたオットー・ニコライ の生誕200年であり、この年のニューイヤーコンサートにおける指揮者を務めることには大きな意義があった。この年に同楽団と共に小澤征爾 の代役だったエサ=ペッカ・サロネン が出演をキャンセルしたため急遽来日し、名誉団員としての号を与えられている。
家族
1950年 にリール・オペラ (フランス語版 ) の支配人の娘であったマルニーの娘ジーナと結婚し、一男一女をもうけた。
評価
オペラ指揮者として、またプーランク を中心にフランス音楽の解釈に関しては高い評価を受けている。しかし「ある特定の部分を強調することにより細部の表現の練磨や全体的なまとまりにかける」というような評価があるように[ 7] 、時折見せる奇抜さからも、すべての演奏について絶対的な高い評価を下すことは難しい。
1986年にウィーン交響楽団 と深く関わるようになって以降、かねてから手がけていたリヒャルト・シュトラウス のオペラに加え、様々なドイツ音楽との関わりを深め、ベートーヴェン 、ブラームス 、ブルックナー の交響曲を中心に構成されたツィクルスも行なっている。プレートル自らも「私は単なる指揮者ではなく解釈者である」と述べている[ 3] ことから、伝統的な演奏形式を踏襲しない解釈に関しては評価の分かれるところである。しかし、2013年 時点でスクロヴァチェフスキ やマリナー と共に1920年代に生まれた最高齢現役指揮者の一人であり、高い独創性と華やかな創造力を持つ指揮者と評される。
関わりの深い作曲家
1959年 、フランシス・プーランクのオペラ『人間の声 』のオペラ=コミック座 における初演後、プーランク自身から「今日は私の大好きな指揮者が誕生した記念日である」との称賛を贈っている[ 8] 。1963年 には『7つのレスポンソリウム 』(Sept répons des ténèbres )を初演している。1999年 にプーランク生誕100周年を記念して催された一連の演奏会にも数多く出演した。
関わりの深い演奏家・楽団
パリ音楽院管弦楽団 の時代からのパリ管弦楽団 とパリ国立歌劇場管弦楽団 とは関係も長く、来日公演も行なっている。また、1980年代半ばからウィーン交響楽団 における演奏の機会が多く、いくつかのツィクルスも行なっている。2004年にウィーン楽友協会 の名誉団員となってからは同楽団の代表的な客員指揮者の一人として活躍し、ニューイヤーコンサートの指揮も務めるようになっている。
プレートルの知名度を挙げるひとつの契機となったマリア・カラス との共演は、1961年 に行われた『パリのマリア・カラス』の録音で、カラス本人がプレートルをお気に入りの指揮者として指名したことに始まる[ 9] 。その後、1962年 にロイヤル・フェスティバル・ホール を皮切りにモンテカルロ ・ハンブルク ・エッセン ・ボン で行われたカラスのコンサートツアーで指揮者を務め、翌1963年 にベルリン ・デュッセルドルフ ・シュトゥットガルト ・ロンドン ・パリ ・コペンハーゲン で行われたコンサートツアーでも指揮者を務めている。1964年 にはパリ・オペラ座 で行われた『ノルマ 』において、カラスと今度はオペラで初共演した。
マリア・カラスと長い交際があったようなイメージが持たれることがあるが、カラスは歌手としてすでに下り坂にあり、実際にはコンサートツアーにおける13回の共演と18回のオペラでの共演記録しか残っていない。録音としても正式なスタジオ録音としては、ビゼー の『カルメン 』全曲と、カラスにとって2回目のスタジオ録音であるプッチーニ の『トスカ 』全曲、フランス・オペラ・アリア集『パリのマリア・カラス』の3録音しか残されていない[ 10] 。1965年 7月5日のコヴェントガーデン王立歌劇場 における『トスカ』はカラスの最後のオペラへの出演となった。
来日演奏記録
手兵のウィーン交響楽団を率いて行った来日公演の模様の一部などについては、テレビでも放送されている。
来日演奏記録
1967年
1970年
1988年
1989年
月日
管弦楽団
曲目
会場
10月31日
ウィーン交響楽団
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 第1・3・4・5・21番 モーリス・ラヴェル ボレロ
ザ・シンフォニーホール
11月 2日
ウィーン交響楽団
フランツ・シューベルト 交響曲第7番ロ短調D759「未完成」 グスタフ・マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」
神戸文化ホール
11月 3日
ウィーン交響楽団
フランツ・シューベルト 交響曲第7番ロ短調D759「未完成」 グスタフ・マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」
岡谷文化会館
11月 4日
ウィーン交響楽団
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 第1・3・4・5・21番 モーリス・ラヴェル ボレロ
市川市文化会館
11月 5日
ウィーン交響楽団
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 第1・3・4・5・21番 モーリス・ラヴェル ボレロ
オーチャードホール
11月 7日
ウィーン交響楽団
フランツ・シューベルト 交響曲第7番ロ短調D759「未完成」 グスタフ・マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」
オーチャードホール
11月 8日
ウィーン交響楽団
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 第1・3・4・5・21番 モーリス・ラヴェル ボレロ
上越文化会館
11月 9日
ウィーン交響楽団
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 第1・3・4・5・21番 モーリス・ラヴェル ボレロ
聖徳学園 川並記念講堂
11月10日
ウィーン交響楽団
フランツ・シューベルト 交響曲第7番ロ短調D759「未完成」 グスタフ・マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」
つくばノバホール
11月11日
ウィーン交響楽団
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン 交響曲第7番イ長調作品92 ヨハネス・ブラームス:ハンガリー舞曲集 WoO.1 第1・3・4・5・21番 モーリス・ラヴェル ボレロ
神奈川県民ホール
11月12日
ウィーン交響楽団
フランツ・シューベルト 交響曲第7番ロ短調D759「未完成」 グスタフ・マーラー 交響曲第1番ニ長調「巨人」
武蔵野市民文化会館
1998年
2001年
2010年
ディスコグラフィー
特に優れた評価を得ているのはプーランク の作品であり、その他にもギュスターヴ・シャルパンティエ 、サン=サーンス の録音に高い評価を受けているものが多い。他にも、1980年代までにシベリウス 、チャイコフスキー の録音を残しているが高い評価は得られず、昨今の再評価にあたって限定的に再発売されるケースがある程度である。2008年 と2010年 のニューイヤーコンサートは映像、CD共に市販されており、オペラに関しては正規・非正規の録音を含め数多くの記録が残されているが、正規盤のうち知名度と評価の高い録音はマリア・カラス との共演による『トスカ 』『カルメン 』(いずれもEMI)であり、その他にもモンセラート・カバリェ とのRCA盤『椿姫 』(1967年 )、EMI盤『サムソンとデリラ 』(1962年 )・EMI盤『ファウストの劫罰 』(1969年 )・SONY盤『ルイーズ 』(1975年 )が挙げられる[ 7] 。
ディスコグラフィー
版権 処理に関しては正規・非正規のものを含み、また2013年 時点において日本国内で現在入手困難なものやCD化されていない音源に関する記録も含む。
オペラ
イタリア・オペラ
タイトル
管弦楽団
共演者
収録年
レーベル
プッチーニ:トスカ
パリ・オペラ座管弦楽団
レジーヌ・クレスパン (フランス語版 ) , ルネ・ビアンコ (フランス語版 ) , パウル・フィネル[1]
1960
Pathé
ケルビーニ:メデア
国立オペラ管弦楽団
リタ・ゴール (フランス語版 ) , ルネ・ビアンコ, アンドレ・エスポシート (フランス語版 ) , ギー・ショーヴェ (フランス語版 )
1961
Columbia
プッチーニ:トスカ
パリ音楽院管弦楽団
マリア・カラス , カルロ・ベルゴンツィ , ティート・ゴッビ
1964
EMI
ベルリーニ:ノルマ
パリ・オペラ座管弦楽団
マリア・カラス , フィオレンツァ・コッソット , ジャンフランコ・チェッケレ (イタリア語版 )
1965
GALA
プッチーニ:トスカ
ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
マリア・カラス , レナート・チオ-二 (イタリア語版 ) , ティート・ゴッビ
1965
Divina Records
ヴェルディ:イル・トロヴァトーレ
メトロポリタン歌劇場 管弦楽団
ブルーノ・プレヴェディ (イタリア語版 ) , ビセルカ・ツヴェイチ(クロアチア語) , ガブリエラ・トゥッチ , ロバート・メリル
1965
Omega Opera Archive
ドニゼッティ:ランメルモールのルチア
イタリアRCAオペラ管弦楽団
アンナ・モッフォ , カルロ・ベルゴンツィ , マリオ・セレーニ
1965
RCA
ヴェルディ:椿姫
RCAイタリアーナ
モンセラート・カバリェ , カルロ・ベルゴンツィ ・シェリル・ミルンズ
1967
RCA
プッチーニ:トゥーランドット
トリノRAI交響楽団
ビルギット・ニルソン , ジャン・フランコ・チェッケレ(伊語) , ガブリエラ・トゥッチ , クラウディオ・ストラッドホッフ, マリオ・フェラーラ, カルロ・フランツィー二
1969
(映像)
ベルリーニ:ノルマ
トリノRAI交響楽団
モンセラート・カバリェ , フィオレンツァ・コッソット , ロベルト・ベローラ
1971
プッチーニ:ラ・ボエーム
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ルチアーノ・パヴァロッティ , ローランド・パネライ , イレアナ・コトルバス
1975
ドン・カルロ
フェニーチェ歌劇場管弦楽団
ニコライ・ギャウロフ , ヴェリアーノ・ルケッティ, ピエロ・カプッチッリ , カーティア・リッチャレッリ , フィオレンツァ・コソット , ジャンフランコ・カサリニ
1973
Mondo Musica
ヴェルディ:ドン・カルロ
フェニーチェ歌劇場管弦楽団
ニコライ・ギャウロフ , ヴェリアーノ・ルケッティ, ピエロ・カプッチルリ , カーティア・リッチャレリ , フィオレンツァ・コッソット , ジャンフランコ・カサリニ
1973
Mondo Musica
ドン・カルロ
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ルッジェーロ・ライモンディ , カルロ・コッスッタ, カーティア・リッチャレッリ , エバーハルト・ヴェヒター, ブリギッテ・ファスベンダー, ルイジ・ローニ
1975
Great Opera Performances
プッチーニ:ラ・ボエーム
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ホセ・カレーラス , ローランド・パネライ , イレアナ・コトルバス
1976
レオンカヴァッロ:道化師
スカラ座管弦楽団
テレサ・ストラータス , プラシド・ドミンゴ , ホアン・ポンス(スペイン語)
1982
Philips
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
スカラ座管弦楽団
エレーナ・オブラスツォワ(露語) , プラシド・ドミンゴ , フェドーラ・バルビエリ・レナート・ブルゾン
1982
Philips
ヴェルディ:オテロ
スイス・ロマンド管弦楽団
カルロス・コスッタ , マーガレット・プライス , ピエロ・カプッチルリ , ピエトロ・ボッタッツォ
1980
ロッシーニ:エジプトのモーゼ(伊語)
パリ・オペラ座管弦楽団
サミュエル・レイミー , シャーリー・ヴェレット , チェチーリア・ガスディア
1983
Legato Records
ヴェルディ:アイーダ
パリ・オペラ座管弦楽団
レオーナ・ミッチェル(英語) , ゲガム・グリゴリアン, ドローラ・ザジック
1995
フランス・オペラ
タイトル
管弦楽団
共演者
収録年
レーベル
プーランク:人間の声(仏語)
パリ オペラコミック座管弦楽団
デニース・デュヴァル(仏語)
1959
RCA
パリのマリア・カラス
フランス国立放送局管弦楽団
マリア・カラス
1961
EMI
パリのマリア・カラス(2)
パリ音楽院管弦楽団
マリア・カラス
1961
EMI
サン=サーンス:サムソンとデリラ
パリ・オペラ座管弦楽団
リタ・ゴア(仏語) , エルネスト・ブラン(仏語) , ジョン・ヴィッカース, アントン・ディアコフ, レミー・コラッツァ
1962
HMV
ベコー:アランのオペラ
パリ音楽院管弦楽団
ロザンナ・カルテリ(伊語) , アニエス・ディスネ-(仏語) , アルヴィーノ・ミスキアーノ(伊語) , ロジェ・ソワイエ(仏語)
1962
EMI
R・シュトラウス:カプリッチョ
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
エリーザベト・シュヴァルツコップ , トーマス・ステュワート(英語) , チェザーレ・ヴァレッティ(英語) , ヘルマン・プライ
1962
ドリーブ:ラクメ
パリ オペラコミック座管弦楽団
ジャンナ・ダ アンジェロ(英語) , ニコライ・ゲッダ , エルネスト・ブラン(仏語) , ジェーン・ベルビエ(英語)
1962
Columbia
サン=サーンス サムソンとデリラ
サンフランシスコ歌劇場管弦楽団
ジェームス・マックラケン(英語) , サンドラ・ワーフィールド(英語) , ジョシュア・ヘシュト(英語)
1963
Premiere Opera Ltd
マスネ:エロディアード(仏語)
ニース歌劇場管弦楽団(仏語)
レジーヌ・クレスパン(仏語) , リタ・ゴア(仏文) , アルベール・ランス, ミシェル・ダンス, ジャック・マール
1963
EMI
サン=サーンス:サムソンとデリラ
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ジェス・トーマス, イレーネ・ダリス, ガブリエル・バスキエ, ジュステイーノ・ディアス
1964
The Opera Lovers
ビゼー:カルメン
パリ国立歌劇場管弦楽団
マリア・カラス , ニコライ・ゲッダ , アンドレア・ギオー(仏語) , ロベール・マサール(仏語)
1964
EMI
グノー:ファウスト
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ジョン・アレクサンダー, ジャスティーノ・ディアス, シェリル・ミルンズ , モンセラート・カバリェ
1965
ベルリオーズ
パリオペラ座管弦楽団(L'Opéra de Paris)
レジーヌ・クレスパン(仏語) , ギイ・ショーヴ, ジェーヌ・ベルビエ, ジャン=ピエール・アルトゥ
1965
HMV
グノー:ファウスト
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
チェザーレ・シェピ , ウィリアム・ウォーカー, ニコライ・ゲッダ , ジーン・フェン
1966
The Opera Lovers
グノー:ファウスト
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ニコライ・ギャウロフ , ルイージ・アルヴァ , ジャン二・ライモンディ , ミレッラ・フレーニ
1967
Melodram
ビゼー:カルメン
ブエノス・アイレス・テアトロ・コロン管弦楽団
グレース・バンブリー , ジョン・ヴィッカース , ジョアン・カーライル, ロバート・メリル
1968
Opera D'Oro
ルーセル:パドマーヴァティ
ブエノス・アイレス・テアトロ・コロン管弦楽団
リン・ドリアン, ジョン・ヴィッカース, アンゲル・マッティエロ, ノエミ・スーザ
1968
マスネ:ウェルテル
パリ管弦楽団
ニコライ・ゲッダ , ビクトリア・デ・ロス・アンヘレス , ロジェ・ソワイエ(仏語)
1968
EMI
ビゼー:カルメン
ブエノス・アイレス・テアトロ・コロン管弦楽団
グレース・バンブリー , ジョン・ヴィッカース , ジョアン・カーライル, ロバート・メリル
1968
Opera D'Oro
ベルリオーズ
ローマRAI交響楽団
マリリン・ホーン , ニコライ・ゲッダ , シャーリー・ヴェレット, ボリス・カルメリ
1969
Opera Doro
ベルリオーズ:ファウストの劫罰
ローマRAI交響楽団
ニコライ・ゲッダ , ロジェ・ソワイエ, マリリン・ホーン
1969
Arkadia
ベルリオーズ:ファウストの劫罰
パリ・オペラ座管弦楽団
ニコライ・ゲッダ , ジャネット・ベイカー , ガブリエル・バキエ
1969
EMI
ベルリオーズ:ファウストの劫罰
パリ・オペラ座管弦楽団
ニコライ・ゲッダ , ガブリエル・バキエ, ジャネット・ベイカー
1969
EMI
ベルリオーズ:ファウストの劫罰
ローマRAI交響楽団
ニコライ・ゲッダ , ロジェ・ソワイエ(仏語) , マリリン・ホーン
1969
Arcadia
ビゼー:カルメン
ローマRAI交響楽団
シャーリー・ヴァーレット, アルバート・ランス, イザベル・ガレーサンズ, ロベール・マサール(仏語)
1970
Opera D'Oro
サン=サーンス:サムソンとデリラ
ミラノ・スカラ座管弦楽団
シャーリー・ヴァーレット, リチャード・キャッシリー, ロベール・マサール, ジョヴァンニ・フォイアーニ
1970
Arcadia
ビゼー:カルメン
ミラノ・スカラ座管弦楽団
フィオレンツァ・コッソット , ギー・ショーヴェ, マリア・キアーラ , エルネスト・ブラン(仏語)
1972
ビゼー:カルメン
ミラノ・スカラ座管弦楽団
フィオレンツァ・コッソット , ニコライ・ゲッダ , ジョゼ・ヴァン・ダム , アドリアーナ・マリポンテ
1974
Opera D'Oro
ビゼー:カルメン
ミラノ・スカラ座管弦楽団
フィオレンツァ・コッソット , プラシド・ドミンゴ , ジョゼ・ヴァン・ダム , アドリアーナ・マリポンテ
1974
Opera D'Oro
サン=サーンス:サムソンとデリラ
パリ・オペラ座管弦楽団
フィオレンツァ・コッソット , ギー・ショーヴェ, ロベール・マサール(仏語)
1975
Bella Voce
シャルパンティエ:ルイーズ
ニュー・フィルハーモニア
イレアナ・コトルバス , プラシド・ドミンゴ , ミシェル・セネシャル
1975
Sony Classical
グノー:ファウスト
パリ・オペラ座管弦楽団
ニコライ・ギャウロフ , ニコライ・ゲッダ , ロジェ・ソワイエ(仏語) , ミレッラ・フレーニ
1976
マスネ:ウェルテル
スカラ座管弦楽団
エレーナ・オブラスツォワ(露語) , アルフレード・クラウス , ダニエラ・マッツカート, アルベルト・リナルディ
1976
Historic Operatic Treasures
シャルパンティエ:ルイーズ
ニュー・フィルハーモニア
イレアナ・コトルバス , プラシド・ドミンゴ , ミシェル・セネシャル
1976
Sony Classical
マスネ:ウェルテル
スカラ座管弦楽団
エレーナ・オブラスツォワ(露語) , アルフレード・クラウス , ダニエラ・マッツカート, アルベルト・リナルディ
1976
Historic Operatic Treasures
グノー:ファウスト
ミラノ・スカラ座管弦楽団
ニコライ・ギャウロフ , アルフレード・クラウス , ピエロ・カプッチルリ , ミレッラ・フレーニ
1977
Myto Records
グノー:ファウスト
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ボナルド・ジャオッティ, リーナス・カールソン, ステュワート・バローズ, ヨハンナ・マイヤー
1977
グノー:ファウスト
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
ステュワート・バローズ, ボナルド・ジャオッティ, ヨハンナ・マイヤー, リーナス・カールソン
1977
ビゼー:真珠採り
パリ・オペラ座管弦楽団
イレアナ・コトルバス , アラン・ヴァンゾ, グリエルモ・サラビア, ロジェ・ソワイエ(仏語)
1977
EMI
グノー:ファウスト
パリ・オペラ座管弦楽団
ニコライ・ギャウロフ , プラシド・ドミンゴ , トーマス・アレン, ミレッラ・フレーニ
1978
EMI
グノー:ファウスト
シカゴリリックオペラ管弦楽団(英語)
ニコライ・ギャウロフ , アルフレード・クラウス , リチャード・スティルワイン, ミレッラ・フレーニ
1979
グノー:ファウスト
バイエルン国立歌劇場管弦楽団
ルッジェーロ・ライモンディ , ジャコモ・アラガル, ヴォルフガング・ブレンデル, ミレッラ・フレーニ
1979
The Opera Lovers
マスネ:ウェルテル
フェニーチェ劇場管弦楽団
フローリアナ・ソヴィッラ, グラディス・マヨ, ピエトロ・バッロ
1981
Mondo Musica
マスネ:ドン・キホーテ(仏語)
フェニーチェ劇場管弦楽団
ルッジェーロ・ライモンディ , ガブリエル・バキエ, マルガリータ・ツィンマーマン
1982
Mondo Musica
ドビュッシー:アッシャー家の崩壊(仏語)
モンテカルロ・フィルハーモニー管弦楽団
クリスティーヌ・バルボー, フランソワ・ラ・ルー, ジャン・フィリップ・ラフォント
1983
HMV
マスネ:ウェルテル
パリ・オペラ座管弦楽団
アルフレード・クラウス , ルチア・ヴァレンティン=テラーニ, クリスティーネ・バルボー
1984
The Opera Lovers
サン=サーンス サムソンとデリラ
ニース歌劇場管弦楽団(仏語)
プラシド・ドミンゴ , ヴァルトラウト・マイアー , エルネスト・ブラン(仏語)
1985
House of Opera
美しきパースの娘
フランス放送新フィルハーモニー管弦楽団
ジューン・アンダーソン アルフレード・クラウス ホセ・ヴァン・ダム
1985
EMI
マスネ:エロディアード(仏語)
ニース歌劇場管弦楽団(仏語)
レオーナ・ミッチェル(英語) , グレース・バンブリー(英語) , ジルベール・ピー
1987
GALA
サン=サーンス サムソンとデリラ
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
プラシド・ドミンゴ , アグネス・バルツァ , クルト・リドル
1990
House of Opera
プーランク:人間の声(仏語)
パリ オペラコミック座管弦楽団
ジュリア・ミゲネス
1991
ERATO
ドイツ・オペラ
タイトル
管弦楽団
共演者
収録年
レーベル
グルック:アルチェステ
国立オペラ管弦楽団
ニコライ・ゲッダ , コンスエロ・ルビオ(スペイン語) , ルネ・ビアンコ(仏語)
1960
HMV
グルック タウリスのイフィゲニア
パリ音楽院管弦楽団
ニコライ・ゲッダ , リタ・ゴア(仏語) , ルネ・ビアンコ(仏語) ルイス・キュリコ(英文)
1961
Odeón
R・シュトラウス:カプリッチョ
ウィーン国立歌劇場管弦楽団
リーザ・デラ・カーサ , ロバート・カーンズ, ヴァルター・ベリー , クリスタ・ルートヴィヒ , ルチア・ポップ , フリッツ・ヴンダーリヒ
1964
Omega Opera
R・シュトラウス:アラベラ
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
リーザ・デラ・カーサ , アンネリーゼ・ローテンベルガー , ウィリアム・ドーリー
1965
Omega Opera Archive
ワーグナー:パルジファル
ワルター・カッセル, ジュスティーノ・ディア, ジェローム・ハインズ, サンドラ・ハインズ
1966
R.シュトラウス:バラの騎士
ナポリRAI交響楽団
グンドゥラ・ヤノヴィッツ , ブリギッテ・ファスベンダー , カール・リーダーブッシュ, イレアナ・コトルバス
1971
Opera D'Oro
R・シュトラウス:カプリッチョ
シュトゥットガルト放送交響楽団
フェリシティ・ロット , トーマス・アレン(英語) , グレゴリー・クンデ, シュテファン・ゲンツ
1999
Forlane
交響曲
この節には内容がありません。 加筆 して下さる協力者を求めています。 (2020年10月 )
管弦楽曲
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声楽曲
この節には内容がありません。 加筆 して下さる協力者を求めています。 (2020年10月 )
協奏曲
参考
映像
映像に関しても正規・非正規の記録が残されているが、オペラの映像としてはドミンゴとの共演による『道化師 /カヴァレリア・ルスティカーナ 』のDVDが発売されている。また、フェニーチェ とウィーン・フィル におけるニューイヤーコンサートもDVDとして市販されている。
映像
タイトル
管弦楽団
共演者
収録年
備考
プッチーニ:トゥーランドット
トリノRAI交響楽団
ビルギット・ニルソン , ジャン・フランコ・チェッケレ(伊語) , ガブリエラ・トゥッチ , クラウディオ・ストラッドホッフ, マリオ・フェラーラ, カルロ・フランツィー二
1969
プッチーニ:トスカ
ロイヤルオペラハウス管弦楽団
マリア・カラス , レナート・チオ-二(伊語) , ティート・ゴッビ
1964
第2幕のみ
オッフェンバッハ:ホフマン物語
ロイヤル・オペラ・ハウス管弦楽団
プラシド・ドミンゴ , ルチアーナ・セッラ, アグネス・バルツァ , イレアナ・コトルバス
1981
マリア・カラス/ハンブルクコンサート
北ドイツ放送交響楽団
マリア・カラス
1962
DVD収録のうち後半の7曲
レオンカヴァッロ:道化師
スカラ座管弦楽団
テレサ・ストラータス , プラシド・ドミンゴ , ホアン・ポンス(スペイン語)
1982
マスカーニ:カヴァレリア・ルスティカーナ
スカラ座管弦楽団
エレーナ・オブラスツォワ(露語) , プラシド・ドミンゴ , フェドーラ・バルビエリ, レナート・ブルゾン
1982
ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
シュトゥットガルト放送交響楽団
アレッサンドラ・マルク, ニコラ・マルティヌッチ, クリスティナ・ガラルド=ドマシュ
1998
プッチーニ:トゥーランドット
スカラ座管弦楽団
アレッサンドラ・マルク, ニコラ・マルティヌッチ, クリスティナ・ガラルド=ドマシュ
2001
栄典等
栄典
認定
脚注
^ http://slippedisc.com/2017/01/viennas-favourite-maestro-dies-aged-92/ ]
^ Musikfreunde 2004 Mai/Juni(Zeitschrift der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien) s.5
^ a b Musikfreunde 2004 Mai/Juni(Zeitschrift der Gesellschaft der Musikfreunde in Wien) s.7
^ http://oe1.orf.at/artikel/208844
^ http://www.wienersymphoniker.at/orchester/dirigenten/georgespretre
^ http://www.oe24.at/kultur/Georges-Pretre-dirigiert-Neujahrskonzert-2010/445964 Georges-Pretre-dirigiert-Neujahrskonzert-2010/445964
^ a b 音楽之友社刊【名演奏家事典(下)】
^ #ウィーン楽友協会 月報
^ ミヒャエラ・シュリョーゲル/ウィルヘルム・ジンコフィッツ著【Maestro con brio】
^ http://www.callas.it/english/home.asp
外部リンク