株式会社ストリームメディアコーポレーションStream Media Corporation
種類
株式会社 機関設計
監査役会設置会社 市場情報
略称
SMC 本社所在地
日本 〒 106-6221東京都 港区 六本木 3-2-1六本木グランドタワー 21階 北緯35度39分1.223秒 東経139度45分7.473秒 / 北緯35.65033972度 東経139.75207583度 / 35.65033972; 139.75207583 座標 : 北緯35度39分1.223秒 東経139度45分7.473秒 / 北緯35.65033972度 東経139.75207583度 / 35.65033972; 139.75207583 設立
1971年 12月24日 業種
情報・通信業 法人番号
6010401036776 事業内容
アーティストのマネジメント、ファンクラブ 運営、衛星放送 等 代表者
金東佑(代表取締役 社長 ) 資本金
5,000万円(2024年12月現在) 発行済株式総数
115,894,901(株) 売上高
連結:97億1,600万円
単独:97億1,600万円
(2024年12月期) 営業利益
連結:3億6,404万円
単独:3億6,842万円
(2024年12月期) 経常利益
連結:3億7,458万円
単独:3億8,287万円
(2024年12月期) 純利益
(2024年12月期) 純資産
連結:77億8,345万円
単独:67億8,304万円
(2024年12月期) 総資産
連結:144億574万円
単独:129億843万円
(2024年12月期) 従業員数
89人(2024年12月現在) 決算期
12月31日 会計監査人
三優監査法人 主要株主
(2024年12月31日現在) 主要子会社
エブリシングジャパン 59.5% 関係する人物
外部リンク
smej .co .jp 特記事項:1971年12月、前身となる「ミヅホ企画工業株式会社」を設立。1998年に「デジタルアドベンチャー」に商号変更し、現在の事業形態で事業開始。2019年に「ストリームメディアコーポレーション」、2025年に「SM ENTERTAINMENT JAPAN」へ商号変更。 テンプレートを表示
株式会社ストリームメディアコーポレーション (英 : Stream Media Corporation )は、東京都 港区 に本社を置く日本の総合エンターテインメント企業。2025年6月1日に、株式会社SM ENTERTAINMENT JAPAN (英 : SM ENTERTAINMENT JAPAN Co.,Ltd. )へ商号変更[ 1] 。
概要
韓国のエンタテインメント企業・SMエンタテインメント (以下、SM)のグループ会社として、SMアーティストの日本における独占マネジメントを担うほか、韓流専門チャンネル「KNTV 」の運営や韓流アーティストの日本ファンクラブ 運営などを手がけている。
同社の前身は、1971年12月に建築企画・設計業務を目的として設立されたミヅホ企画工業株式会社 である。1998年に株式会社デジタルアドベンチャー へ商号変更し、デジタルコンテンツ 配信事業を開始。その後、ネットワークコミュニケーション、映像・音楽、メディア、マネジメントへと事業を拡大した。
2018年にSMエンタテインメントグループ傘下となり、翌年、株式会社ストリームメディアコーポレーション に商号変更。2020年には、エスエム・エンタテインメント・ジャパン (SM日本法人)の子会社であるSMEJ と合併し、日本におけるSMアーティスト関連の業務を本格的に展開している[ 2] [ 3] 。
沿革
前身会社設立
1971年 (昭和 46年)12月 - 建築企画・設計業務等を事業目的として前身のミヅホ企画工業株式会社 を設立。本社は東京都 港区 。
1986年 (昭和61年)12月 - 本社を神奈川県 横浜市 に移転。
1996年(平成 8年) - ミヅホ企画工業株式会社として、事実上休眠状態に入る。
商号変更および新事業開始
デジタルアドベンチャーに商号変更
デジタルアドベンチャー
1998年 (平成10年)
3月 - ミヅホ企画工業株主 から全株式 をデジタルアドベンチャーの事業推進賛同者が引き受け、商号 を株式会社デジタルアドベンチャー (英 : Digital Adventure, Inc. )に変更。本社を東京都渋谷区 に置き、デジタルコンテンツ配信事業などを事業目的として発足。
4月 - 本社を東京都港区に移転し、事業開始。デジタルコンテンツ配信事業に関し、大手インターネットプロバイダーと配信契約を締結。
2000年 (平成12年)
2002年 (平成14年)12月 - ポータル事業・ネットゲーム事業からの撤退の決議。
韓流コンテンツ強化による事業拡大
2004年 (平成16年)11月 - 韓流ポータルサイト「韓流Now!」の配信開始、韓流 コンテンツ事業開始。
2005年 (平成17年)
2月 - テレネット・ジェイアール㈱(現:アイロゴス )を買収。
4月 - 韓国テレビドラマ「悲しき恋歌 」がフジテレビ にて放送開始、ライツ 事業開始。
8月 - ㈱グローバルアクセス、㈱ザ・ネット・プラン(現:日本ブレイス )、㈱アルジーを買収。
11月 - ㈱ドーンエンターテイメントジャパン(2011年3月、DA Musicへ社名変更)、㈲ ドーンミュージック(2011年3月、㈱DA Music Publishingへ社名変更)を設立し、音楽事業に参入[ 4] 。
2006年 (平成18年)
2007年 (平成19年)
3月 - ソン・スンホンジャパンファンミーティング2007をさいたまスーパーアリーナ にて開催、イベント事業が本格始動。
6月 - 國枝信吾が代表取締役社長に就任[ 6] 。
2008年 (平成20年)
1月 - アフラ清算結了。
2月 - アイ・シー・エス清算結了。
8月 - eコマース サイト「bofi(後のDATVshopping)」の運営がスタート、物販事業が本格始動。
10月 - 矢島重比古が代表取締役社長に就任[ 7] 。
2009年 (平成21年)
2010年 (平成22年)
グループ事業再編、エンターテインメントに事業集約
2011年 (平成23年)
2012年 (平成24年)10月 - ザ・ネット・プランの株式を一部売却し、連結子会社から持分法適用会社へと異動。
2013年 (平成25年)
5月 - 子会社・アイロゴスとキントーンジャパンの全株式を[ 21] 、同年6月にドラゴンコンテンツの全株式を売却、エンターテインメントに事業集約。
10月 - 裴聖雄が代表取締役社長に就任[ 22] 。
2014年 (平成26年)
1月 - 日本ブレイスの全株式を売却。
2月 - DATVとMBC MUSIC の共同制作番組「SHUFFLE AUDITION」にて結成された、日韓5人組ボーイズグループ・BEE SHUFFLEを輩出[ 23] 。
2月 - 李命学 が代表取締役社長に就任[ 24] 。
3月 - アルジーの議決権所有割合の低下により、持分法適用関連会社から除外。
7月 - KNTV ㈱へ資本参加し、同社を持分法適用関連会社化[ 25] 。
SMEグループとの関係強化
SMジャパンの資本参加
SMEグループ傘下へ、ストリームメディアコーポレーションに商号変更
SMエンタテインメントグループ
ストリームメディアコーポレーション
SMEJと合併、SMジャパン主要子会社へ
SM ENTERTAINMENT JAPANへ商号変更
SM ENTERTAINMENT JAPAN
2025年 (令和7年)
2月 - SMエンタテインメントグループであることを明確にし、持続可能な成長と中長期的な企業価値の向上を目指すため、2025年6月に商号を変更することを発表[ 55] 。
6月 - 株式会社SM ENTERTAINMENT JAPAN (英 : SM ENTERTAINMENT JAPAN Co.,Ltd. )に商号変更。
役員
代表取締役 社長 : 金 東佑
取締役 : 許 星振
取締役 : 山田 政彦
取締役 : 金 亨柱
取締役 (社外) : 金 紀彦
常勤監査役 : 大村 健夫
監査役 (社外) : 片岡 朋行
監査役 (社外) : 上田 浩之
事業内容
エンターテインメント事業
マネジメント事業
所属アーティストの日本における活動全般マネージメント業務を行っている[ 56] 。また2020年より、SMエンタテインメント 所属アーティストの日本国内マネジメントを展開している。
ファンクラブ事業
日本公式ファンクラブ 運営、公式グッズ販売およびファンミーティング開催などを行っている[ 57] 。韓国俳優や他社所属アーティストを中心に展開(SM 所属アーティストを除く[ 注 3] )。
モバイル事業
キャリア公式モバイルサイトの企画・運営を行っている[ 58] 。
ペ・ヨンジュン 公式サイト「BYJ Official Mobile Site」
MD事業
所属アーティスト関連グッズをはじめ、商品企画および販売を行っている[ 59] 。
グッズ制作・物販
ECサイト 「K1stshop」運営
ライツ&メディア事業
放送事業
CS衛星放送局の韓国エンターテインメント総合チャンネル『KNTV 』の運営。韓国地上波 の大型ドラマを中心に、ニュース・K-POP ・バラエティ と最新のコンテンツを日本で放送している。また、音楽ライブやファンミーティングのオンラインイベントの生中継も実施している[ 60] 。
ライツ事業
韓国を中心にアジア圏のドラマ ・バラエティ・映画 等の映像作品の諸権利を取得して事業化(放送権販売・配給事業・DVD 事業等)している[ 61] 。
所属アーティスト
現在
公式サイトに準拠[ 56]
SMエンタテインメント所属
その他
※BoA・東方神起・SUPER JUNIOR・EXO・Red Velvet・NCT は、韓国芸能事務所のエージェント業務を担当するエイベックス・スタイルス にも所属している[ 63] 。
過去
公式サイトや二次資料で検証可能な人物のみ記載
ファンクラブ
現在
アーティスト
FC名
イ・ビョンホン
イ・ビョンホン ジャパン オフィシャル ファンクラブ
ジニョン
JINYOUNG JAPAN OFFICIAL FANCLUB
イ・ミンホ
LEE MINHO JAPAN OFFICIAL FANCLUB「MINOZ」
過去
子会社
エブリシングジャパン
カラオケアプリ「everysing」の日本運営を行っていた会社。2014年5月、エブリシング(SM傘下)、ユニバーサルミュージックジャパン 、エイベックス・ヴァンガード の3社により設立された合弁会社 であり[ 89] 、2020年SMEJ との合併により連結子会社 となった。なお、2023年11月をもってサービスを終了しているが、会社は存続している。
過去の主な事業
デジタルコンテンツ配信事業
1998年より開始した、かつての主要事業。2011年のグループ事業再編により、不採算コンテンツサイトを閉鎖する一方、採算性・成長性が見込まれるコンテンツサイトを同事業を運営する子会社キントーンジャパン(新設)、アイロゴス へ移管[ 20] 。デジタルコンテンツ配信事業を子会社に集約したのち、2013年に同子会社を売却した[ 21] 。
外食事業
2009年のビーオーエフインターナショナルとの合併により事業開始。「高矢禮 」ブランドを展開していたが、2012年に事業撤退。
放送事業
放送事業は継続しているが、以下の2チャンネルを閉局。
DATV - 2009年開局。韓国の芸能番組や、韓国・台湾 ・中国 のドラマ を編成する。2021年5月31日をもって閉局。
Kchan!韓流TV - 2018年開局。スマホで視聴できる韓流専門チャンネル。2021年をもってサービス終了。
過去のグループ企業
親会社
子会社
The Net Plan International,Inc.
㈱アフラ - インターネット関連のシステム開発
㈱アイ・シー・エス - 輸入化粧品 販売
DIGITAL PAYMENT SOLUTION PTE,LTD.
㈱アイロゴス (旧:テレネット・ジェイアール)- デジタルコンテンツ配信
㈱キントーンジャパン - デジタルコンテンツ配信
㈱ドラゴンコンテンツ - デジタルコンテンツ配信
㈱グローバルアクセス - 課金・決済サービス
㈱DA Music(旧:ドーンエンターテイメントジャパン)- レコード会社
㈱DA Music Publishing(旧:㈲ ドーンミュージック)- 音楽出版社
㈱SMCブロードキャスティング
㈱Beyond Live Corporation - Beyond LIVE の運営
㈱Beyond Live Japan - 国内外アーティストの招聘
関連会社
ARUJI KOREA
㈱日本ブレイス (旧:ザ・ネット・プラン)- 物販事業(子会社から異動)
㈱アルジー - 放送番組送出・映像ソフト編集事業(子会社から異動)
KNTV㈱ -「KNTV 」旧運営会社
主な取引先
エンターテインメント部門
ライツ&メディア部門
(出典:2024年3月事業計画書[ 94] )
事件・不祥事・問題
社員による資金の私的流用
2006年4月、デジタルアドベンチャー(当時)の従業員が、担当していた子会社の資金を私的に流用していたことが判明した。社内調査の結果、流用総額は約1,854万円に上り、発覚後に本人から約117万円の返済があった。
この事態を受け、同社は所轄警察署に通報し刑事告訴を行った。また、当該従業員の銀行口座の仮差押えを申し立て、懲戒解雇 処分を実施した[ 95] 。
韓国ドラマ放送を巡る仮処分
2012年10月より、自社テレビ局「DATV 」にて放送を予定していた韓国ドラマ『Dr.JIN 』について、同作品が制作過程において漫画家 ・村上もとか 氏の著作物を無断で改変したものであるとして、村上氏は放映禁止の仮処分 命令を申し立てた[ 注 7] [ 96] [ 97] 。デジタルアドベンチャーは、当該ドラマの放送に問題はないと主張したが、同年10月5日、東京地方裁判所 は村上氏の主張を認め、同社に対し、当該ドラマの放送および公衆送信 の差止めを命じる仮処分決定を下した[ 98] 。
インサイダー取引
2020年に行ったSMEJ との合併を巡り、契約締結の交渉を担当していたエスエム・エンタテインメント・ジャパン の女性社員が、知人男性に利益をもたらす目的で未公開情報を漏洩した[ 99] [ 100] 。
関連項目
脚注
注釈
出典
外部リンク
現在の所属
過去の所属
関連項目
カテゴリ