『ソニックラッシュ』で初登場した、異世界のネコの皇女。身長95cm。一人称は「私」。ソルエメラルドを守護しており、エッグマンに盗まれたソルエメラルドを求めてソニックたちの世界へやってきた。普段は冷静沈着だが、それは内に秘めた感情を理性で押さえつけているようである(エッグマンネガに唆されたとはいえ、ソルエメラルドの力をエッグマンランド建設のために悪用するエッグマンに殺意を出すなど主な一例)。ソルエメラルドの守護者としての役目を重んじるあまり、自分を厳しく律し、縛りすぎるところがある。炎を操る能力があり、アクセルジャンプ、バーストホバー、といった能力が使える。「自分は常に一人である」と思っていたが、クリームと出会い、さらにソニックたちにふれ合うことで仲間、友の意味を教えられる。男勝りな口調で話すが自分の体重を言えなかったり、高いところが苦手(ただし、高い所で戦う場面は多い)という一面がある。7つのソルエメラルドの力を使うことで、「バーニングブレイズ」になる。 『ソニック・ザ・ヘッジホッグ (2006)』では荒廃した未来世界で炎の災厄「イブリース」を倒すべくシルバーと共に戦っていた。なぜ異世界の住人であるブレイズが未来にいたのか、理由は不明[注 1]。ソルエメラルドのパワーによりソニックの世界に行けるようになったが、まれに時空移動することがある[1]。何度倒しても蘇るイブリースだが、再び倒した後、突然謎の生命体・メフィレスが登場。これにより様々な物語が展開されるが、最後はイブリースを再び倒した後、とある理由をきっかけに手に入れたカオスエメラルドの力でイブリースを自身の体内に取り込み、シルバーの目の前で自らを異次元に封印する。 これによりイブリースは消滅するが、あることをきっかけに世界自体が消滅し、最終的にはソニックたちが歴史を変えることにより、イブリースに関する事柄は無かったことになる。これが『ソニックラッシュ』や他の一部の『ソニックシリーズ』でのブレイズの登場に繋がることとなる。なお、ブレイズのいる異世界は後にソニックたちがいる世界の並行世界であることが判明する。『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』では隠れキャラクターとして登場。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではフィギュアとシールとして登場し、『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』と『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではソニック側のバランスタイプキャラクターとして参加している。アドベンチャーツアーズでは異世界の大会に興味があるらしくシルバーとコンビを組み、2回戦うことになる。とあるミッションでデイジーと仲良くなり、彼女からプリンセスと呼ばれる(デイジーもプリンセスだが自分を「お姫様」と名乗った)。『ソニックカラーズ』では、シルバーとともにソルエメラルドでソニックの世界にやってくる。『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』ではクリームとともにソニックの誕生日を祝うところを事件に巻き込まれてしまうが、ソニックに救われる。この時、クラシックソニックを見た彼女はトゲの短さに驚いていた。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』のエピソードモードでは主にピーチと行動し、幼い面子が多いガールズのまとめ役として行動している。なお、ルージュとは今作で初めて会話するが既に顔見知りらしい。事件前日である外伝では、エミーたちと招待状を配る手伝いをしており、「ソニックに直接、招待状を出したい」とワガママを言うエミーを諭したり、エッグマンの招待状が飛ばされた際、後回しで良いという周囲に対して「差別はよくない」というなど真面目な優等生に描かれている。一方でエミーとの勝負に張り切りすぎてドジを踏んで招待状を飛ばしたり、デイジーにショッピングに無理やり連れて行かれるなど他の面子に振り回される一面を見せた。
『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』では隠れキャラとして登場し、『ソニックと暗黒の騎士』では対戦モード専用キャラクター、ガラハッド役としてゲスト出演。さらに『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではステージ『グリーンヒルゾーン』にテイルスやナックルズと共にシャトルループを渡って登場したり、フィギュアとシールとして登場した。『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』ではソニック側の隠れキャラとして登場する予定だったが、取り消された[要出典](ただし、データとしては収録されている)が『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では、ソニック側の新キャラとして参戦した。アドベンチャーツアーズでは過去の時代の選手に挑戦するためにブレイズとコンビを組み、2回戦うことになる。自分のサイコキネシスを超能力と呼ぶほどのものとは思っていないらしい。とあるミッションでドンキーコングと仲良くなり、ミッション後、木登り勝負を申し込まれたが断った。ソニックシリーズでは、DS版の『ソニックカラーズ』で久々に登場し、ブレイズとともにソルエメラルドでソニックの時代に現れ、未来の話をする。『ソニック ジェネレーションズ』ではライバルとして登場し、青の冒険はエッグプラネットパークにやってきた過去のシルバーが相手となり、テレポートを活かし、ソニックに追いつく。白の時空はソニックたち同様、事件に巻き込まれた本人が登場し、本物のソニックであるか確認するため、勝負を挑む。この戦いではレビテートでソニックを追い、鋭い斬撃のエネルギー波を放つ「サイコカッター」やサイコキネシスであらゆる物を持ち上げ、巨大なボールのように転がして攻撃する「メテオスマッシュ」でソニックと戦う。再戦後、普通に会話している所を見ると誤解が解けたようでタイムイーターとの戦いではブレイズたちとともソニックの応援に駆けつけ、戦闘後、飛び入りという形でソニックの誕生日会に参加する。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』の一部のイベントでは、『ソニックライバルズ2』で共演したエスピオの忍術をトリックと思い込んだり、ジュゲムがばら撒いたコインがお祭りの一種と勘違いするなど未来から来たためか世間知らずな一面を見せた。エピソードモードではシャドウと行動しており、ヨッシーたちと合流した後、突如現れたジェットの挑発に乗るもシャドウに諭され、二人の勝負を見守る。その後、クッパたちに協力するクッパJr.と勝負するも幼い子供だとバカにする。なお、ジェットとは今作で初めて会話するが既に顔見知りらしい。事件前日である外伝では、チャオをいじめているエッグポーンたちを止めようとするが偶然、破壊したクッパJr.が見栄を張ったため、勝負するも敗北してしまう。
『ソニックヒーローズ』で初登場した、エッグマンが開発したEシリーズの最終23番機。身長150cm。体重1230kg。いつ製造されたのかは不明。Eシリーズを始め、今までのロボで培われたあらゆるノウハウが詰込まれており、シリーズ最強の戦闘力を誇る。元々は復活したシャドウのサポートとシャドウ暴走時の抑制を目的に創り出されたロボットであったが、その使命ゆえに長い間シャドウとともにエッグマン基地の地下室で封印されていたオメガは真相も知らず、エッグマンを相当恨んでいる。エッグマンが創った他のメカをすべて破壊することと、エッグマン本人に復讐することで、自身こそが真に最強であることを証明するのがオメガの目的である。プレイ中自分の先代であるガンマやベータを気にするそぶりを見せるあたりライバル視している。『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』以降でも活躍を見せているが、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ (2006年)』ではイブリースに敗れて機能が停止する姿が見受けられる。『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では、ライバルキャラとして参戦する。アドベンチャーツアーでは、エッグマンに挑戦するが勝負する条件としてマリオとソニックたちの妨害をするため、彼らの前に立ちはだかり、敗北後、今の腕前ではエッグマンに勝てないと判断し、スケートの練習のため、帰還した。ソニックシリーズでは、DS版の『ソニックカラーズ』で久々に登場し、データを収集しつつエッグマンを探していたが、ソニックのデータに興味を持ち、分析を行う。ミッションをクリアすると想定外のデータが取れたため、エッグマン打倒と自身のパワーアップのため、引き返した。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』では、ロンドンフェスタでもライバルとして登場し、100m走とリレーで勝負する。本作ではスペシャルダッシュが追加された。エピソードモードではカメックたちに騙され、エッグマンが作った改造パーツを組み込まれたために暴走し始め、ドンキーコングが食べようとしたバナナをダメにして彼の怒りを買ってしまう。敗北後、そのショックでパーツが外れたことで正気を取り戻し、ドンキーコングからバナナをダメにした代わりにエッグマンを捕まえることを約束し、マリオとソニックに協力をする。終盤で疲労で倒れたキノピオを連れ帰ったり、ドンキーとの約束を守ろうとするなど義理堅い一面を見せた。今まではライバルとして参戦していたが『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』でついにプレイアブルキャラとして登場が決まった。
『ソニックアドベンチャー2』ではプレイヤーキャラクターではないが、至る所に登場し、隠しキャラクター(対戦ではダークサイドキャラ)としても使用できる。『ソニックヒーローズ』では、カエルくんを救うため、エミー、クリームとともにチームローズのメンバーとして活躍した。前作と違い足の速さは他のキャラクターと同じ程度になり、仲間同士の意思疎通もできている様子。また『ソニックと秘密のリング』にも操作キャラクターではないが登場しており、特殊な条件をクリアすることによって彼の旅日記を読むことができ、『ソニックと暗黒の騎士』でも登場こそしていないが彼に似た帽子がアイテムとして登場するなど絵本の世界に関わっている。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場し、『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』ではボートの競技にて観客として登場し、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではゲストとして遊びに来ることがあり、見つけるとスターポイントがもらえる。アドベンチャーツアーズではミッションの内容を見せて欲しいとエミーに頼む。『ソニッククロニクル 闇次元からの侵略者』では、プレイヤーキャラクターとしては久々に登場。ミスティックルーインへやってきたソニックたちの元へ駆けつけ、彼らの冒険に同行した。DS版の『ソニック カラーズ』では、エミーとともにエッグプラネットパークに遊びに来ている。『ソニックX』第1期ではそれなりに出番があったが、第2期には一切登場しない。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』ではWii版には出てこないが3DSのエピソードモードのみ登場している。カエルくんを探している最中、カメックに飛ばされたオメガを偶然助け出し、彼らを見届けた後にカエルくんを見つけ開会式の会場に向かった。
『カオティクス』で初登場した、古風なカメレオン。身長110cm。体重36kg。一人称は「自分」。カオティクス探偵事務所のご意見番。楽天的なベクターやチャーミーとは違い、律儀な性格で何事も冷静沈着に行動するが、どこか抜けている部分があり、たまに2人のペースにしばしば飲まれることもあるなどコミカルな一面もある。目上の者に対して礼節をわきまえている。カメレオンの特徴を使った忍術を得意とし、潜入や捜索などをこなす。行き過ぎなくらいの慎重派だが、無鉄砲なチームの纏め役として重要な位置を占めている。機械音痴であるが、『シャドウ・ザ・ヘッジホッグ』ではパソコンを使ったりなどの機会が多かった。『ソニック ライバルズ2』ではカオティクスの中では唯一のプレイヤーキャラクターでベクターの命令で捕まえるはずだったシルバーとコンビを組んでいる。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場し、『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』と『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では審判として登場し、アドベンチャーツアーズでは仕事をサボっているベクターを探している。ベクター加入後、ウィンターアイランドにあるホワイトストーンの残りの数を教えてくれる。国内版ソニックシリーズではDS版の『ソニック カラーズ』で久々に登場し、ベクターたちとともにエッグプラネットパークにやってくる。『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』では、久々のメインに登場し、ベクターやチャーミーとソニックの誕生日を祝うも事件に巻き込まれる。救出後、ソニックたちにタイムイーターの脅威を告げた。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』では審判だけでなくあるイベントで選手と忍術で勝負することがある。エピソードモードでは大英博物館でソニックたちと合流し、テイルスとともにドンキーコングがいる会場に向かう。事件前日である外伝では本人は登場しないがナックルズとベクターを騙すため、カメックがカロンに化けさせた偽者が登場する。このようにソチ以外の過去のオリンピックシリーズでは審判であったが『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』では選手として参戦し、忍びならではの身軽さを見せる。ソニックフォースのデジタルコミック版では性格がハードボイルドとなっている。
『カオティクス』で初登場した、元気なミツバチ。身長70cm。体重10kg。まだ幼いためか、無邪気な性格で、お調子者でおっちょこちょい。遊ぶ事が好きでいつも元気に飛び回っている。ソニックやエミーと同じで嫌いな物は退屈。お尻の針は刺されるとかなり痛いらしい。一応探偵ではあるが子供っぽい性格なため、基本的にチームを盛り上げるムードメーカー的な存在。好奇心旺盛で何かとはしゃぎ過ぎては、よくベクターに怒られている。しかし、仕事はきちんとやるようで『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』と『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』、『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』では審判として登場し、アドベンチャーツアーズではベクターの言いつけでドリームアイランドのホワイトストーンを探しながら、ゲートの番人をしている。ベクター加入後、彼の出すクイズに答えると通してくれ、空にあるドリームアイランドにあるホワイトストーンの残りの数を教えてくれる。海外含むソニックシリーズでは、DS版の『ソニック カラーズ』で久々に登場し、元気な姿を見せる。『ソニック ジェネレーションズ 白の時空』では、久々のメインに登場し、ベクターやエスピオとソニックの誕生日を祝うも事件に巻き込まれる。なお、クラシックソニックを見たチャーミーはいつもより小さかったことに驚いていた。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場している。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』のエピソードモードではマリオとソニックたちに各地の競技場でクッパとエッグマンが悪さしていることを伝え、ルイージと行動し、妙な名コンビぶりを見せた。事件前日である外伝では本人は登場しないがナックルズとベクターを騙すため、カメックがジュゲムに化けさせた偽者が登場する。
あるとき古代の戦闘民族「ナックルズ族」がカオスエメラルドを狙って祭壇を襲撃。チャオたちの命までをも奪い去ったナックルズ族に怒りで我を忘れたカオスはパーフェクトカオスに進化、ナックルズ族を滅ぼした。しかし唯一カオスが心を許していたナックルズ族長の娘ティカルによって彼女もろともマスターエメラルドの中に封じ込められてしまう。それ以来封印が解けないように、ナックルズ族の生き残りたちによってマスターエメラルドは護られてきた。しかしその数千年後の現代にて、マスターエメラルドに雷が直撃しエメラルドはバラバラに砕け散り、封印は解かれてしまう。憎しみから解放されていなかったカオスは人類を滅ぼすため、世界征服を企むDr.エッグマンと共謀し現代でも暴走。ソニックやテイルス、ナックルズと激しく対決し、カオスエメラルドの力を手に入れ、最後はエッグマンに背き(結果的にカオスを利用しようとしたエッグマンのほうが利用された)、パーフェクトカオスとなった際に変身したスーパーソニックに倒されて憎しみから解放され、ティカルと共に姿を消した。『ソニックアドベンチャー2』では2P対戦専用のボーナスキャラとして登場した。『ソニックバトル』では、デスエッグの存在に危機を感じ、火口を凍らせて姿を現した。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場した。『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではゲストとして遊びに来ることがあり、見つけるとスターポイントがもらえる。ドリームフィギュアスケートではパーフェクトカオスの姿で登場する。
『ソニックライダーズ』に初登場した、バビロン盗賊団の首領のタカ。身長100cm。体重33kg。「伝説の風使い」の異名を持ち、エクストリームギアのテクニックに関しては歴代No.1と評されるほどの腕前。自分のスピードには絶対的な自信があり、自分より速いやつはいないと思っている。また、自分を筋金入りのワルだと思っている。自信家で負けず嫌いな性格であり、格好悪い所を他人に見せるのを嫌う。持ち前のプライドの高さ故にリーダーとしての強い意識を持っているが、懐の広いチームメンバーに救われている感もある。負けず嫌いだが、小細工を使ってまで勝とうはしない。盗賊としての勘の鋭さを持っているが、実年齢より精神年齢の高い者が多いソニックキャラクターにしては、かなり子供っぽい性格で、何かとソニックに突っかかる(ただし、本人は口が裂けても言わないがエンディングや『ソニックライダーズ シューティングスターストーリー』などでソニックを史上最速だと認めている節がある)。いつも父親から受け継いだコントロールボックスを持っている。クシャミとバショウセンを使った攻撃が特技。『ソニックライダーズ』ではエッグマンと手を組むが裏があると思っている。『ソニックと暗黒の騎士』ではラモラック役としてゲスト出演。ライダーズシリーズ以外の作品でプレイヤーとして参加するのはこれが初めてであった。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではフィギュアとシールとして登場した。『マリオ&ソニック AT 北京オリンピック』ではソニック側の隠れキャラクターとして登場する予定だったが取り消しとなり(ただし、データとしては収録されている)、『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』と『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』ではライバルキャラとして参戦。アドベンチャーツアーズではエッグマンの仲間ではないが、ソニックと勝負するために現れる。他の選手にはまったく興味がないため、マリオで話しかけても通してはくれない。ジェット敗北後、リベンジを約束し引き上げる。ロンドンフェスタの一部のイベントによるとオリンピックにまったく興味がないようがソニックの実力を知るために見に来ただけだということが判明した。他にもオペラ「夏の夜の夢」を見に来て大爆笑したり、ネズミ捕りの依頼を受け、苦戦するなどの一面を見せた。エピソードモードでは、エクストリームギアに乗り、ソニックたちの前に現れるも犯人と勘違いされ、シャドウとシルバーに攻撃される。その後、ヨッシーに機械を探す手伝いを頼まれるが「自分には関係ない」と断り、そればかりかそれを横取りして高く売ろうとする。それを聞いたシャドウは勝負に勝ったら勝ったほうの言うことを聞くと言われ、勝負するも敗北し、クッパたち側のクッパJr.の代役としてチャレンジャーのメンバーに協力する。このようにオリンピックシリーズではライバルであったが『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』でついにプレイアブルキャラとして登場が決まった。『ソニック フリーライダーズ』でも、打倒ソニックに燃えている。また、シャドウやルージュなどは今回で初めて知り合い、実力を認めた。ジェットは唯一顔にゴーグルを付けて走行する(ただし、ムービーやマリオ&ソニックでは頭に付けていた)。
『ソニックライダーズ』に初登場した、バビロン盗賊団の紅一点のツバメ。身長110cm。バビロン随一のスーパーメカニックであり、自信に満ちた知力と技術センスを持っている。一方で、IQ300並みの能力を持つテイルスを素人呼ばわりするなど、他人を平気で侮るような発言や態度を取ることも多く、特に自分の言うことを理解できない者や納得いかない事柄に関しては一切認めようとしない。ジェットのことを団長として尊敬しており、彼に対しては常に敬語を使っているが、頼りない弟のようにも感じており、そのために長々と説教することも。『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではシールとして登場している。テイルスのことを「おチビちゃん」と呼ぶ。ジェット同様本人は口が裂けても言わないがバビロンストーリーでは、テイルスの実力や技術センスを認めており、時折小細工を使ってジェットに勝たせようとするところがある(フリーライダーズでは、ジェットにそのことで叱られる場面がある。自分たちを騙そうとしたエッグマンにも天才科学者だと評価していた)。『ソニックライダーズ』では、「自分のほうがセクシー」だという理由でルージュにライバル視される裏設定があったが『ソニック フリーライダーズ』では、同じお宝目当てでエントリーし、ジェットを軽く見る彼女を逆に敵視した。『マリオ&ソニック AT リオオリンピック』では新キャラとして登場が決まった。
『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では、ソニック側の新キャラとして国内では久々に参戦。アドベンチャーツアーズでは、エッグマンの部下として登場し、キノピオにソニックと間違えられたためか、怒り出して勝負を仕掛ける。敗北後、どこかに飛んで行き、クッパとエッグマンが引き上げた後、クッパJr.と共謀し、様々な場所に挑戦状を叩きつける。全てのミッションをクリア後は悔しさのあまり、クッパJr.とともにマリオとソニックたちの後をこっそりと勝手についていき、ともに冒険する(ただし、マリオやソニックたちには既に気づかれているが悪事はもうしないだろうとのことでほっといている)。
『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』のエピソードモードではワルイージの双眼鏡を壊したため、ワルイージに弁償しろと言われるが勝負に負けても払わず逃げ出す。その後、立体ホログラムで作られた偽者のエッグマンとともにワリオとワルイージに再び勝負を挑むも敗北し、機械を破壊される。その後は登場しなくなったがエッグマンとクッパがソニックたちと和解した後、一緒にオリンピックの開会式に参加していた。前日談である外伝では、打倒ソニックのため、エッグマンのもと、改造しながらトレーニングに励むもうまく行かず、クッパJr.と勝負するも敗北する。その後、改造の失敗がないか確認するため、ワルイージやワリオと勝負し、勝利する。このシナリオで今でもソニックを敵視していることをエッグマンに話しており、エッグマンの命令を忠実に聞くなどオーボットやキューボットとは違い、主人であるエッグマンを敬愛していると思える描写があるが騒がしい彼らに呆れかえることもある。
ゲームギア(GG)の『ソニック&テイルス2』&『ソニック ドリフト2』に登場した、オオカミとトビネズミのハーフ。亜空間に住むトレジャーハンター。性格はズル賢く、コソコソと立ち回りカオスエメラルドを狙おうとしている。戦いにはコルク栓を発射するピストルを用いる。空飛ぶ小型バイク「マーベラスクイーン」を所有している。出演はGG作品が主で、その後も『ソニック・ザ・ファイターズ』など、外伝的な作品にしか登場しておらず、海外ではセガサターンで発売される予定だった『ソニックエクストリーム』にボスキャラとして登場するはずだったが、ゲームの発売中止と共に取り消された。それから長い間登場することは無かったが、2023年発売の『ソニック スーパースターズ』で久々に登場することが決まった。なお、欧米ではNack the Weasel(ナック・ザ・ウィーゼル)という名前がついている。
『ソニックラッシュ シリーズ』では、ブレイズのいた世界(異世界)からやってきたため、当初は並行世界のエッグマンと思われた[誰に?]が『ソニックライバルズ シリーズ』ではシルバーのいた時代からソニックの時代に現れ(『ソニック・ザ・ヘッジホッグ (2006)』において、ブレイズはシルバーとともに未来世界で戦っている設定であったため、何らかの関連をにおわせる)、『ソニックライバルズ』のシャドウシナリオにおいてエッグマンネガが変装を解いた際、エッグマンにそっくりな風貌を見てシャドウがうろたえたため、「私がエッグマンの子孫だからですよ」と返したことで、実はエッグマンの血筋を引く者であることが判明した[注 6]。『ソニック ライバルズシリーズ』では、実は先祖のエッグマンを憎んでおり、世界の人々に自分の才能を認められないのが全てエッグマンの失態が原因で大きな損害を受けていると思い込み、彼を逆恨みし、彼をカードに閉じ込め、ソニックの仲間を世界をカード化するためのエネルギーに変換させようとするなどエッグマンを上回る悪役ぶりを発揮した(エッグマンいわく自分の狡猾さを受け継いでいるとのこと)が、自分の機械の制御ができなくなり、自分自身がカードにされ、シルバーに捕まった。『ソニック ライバルズ2』では、次元の扉を開き、異次元世界から炎の魔物イフリートを呼び出そうとしていたが、ソニックとテイルスの活躍でチャオたちは既に脱出し、エッグマンの指示で行動したシャドウとメタルソニックによって次元の扉は閉まり始め、異次元まで追いかけてきたシルバーとエスピオによりイフリートともども倒され、野望を打ち砕かれる。エッグマンネガは脚が瓦礫の下敷きになり身動きが取れなくなり、シルバーとエスピオに助けを求めるが、彼らがエッグマンネガを許すはずもなく、エスピオに「自業自得だ」と切り捨てられる。そのままシルバーとエスピオたちは異次元から脱出するが、エッグマンネガは異次元世界に取り残され、次元の扉は閉じられる。『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では、ライバルキャラクターとして参戦し、DS『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』のアドベンチャーツアーでも悪役として登場しているが『ソニック ライバルズシリーズ』でエッグマンと対立していたため、手を組んでいたかは不明。ソニックたちに負けると逃げ出す(場合によっては逃げるために雪のようせいのキュビを冷たい湖に投げるなどクッパやエッグマンでもやらない卑劣な行為を見せる)。エッグマンネガのボイスはエッグマンのボイスと同じだが、DS『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では初めて専用ボイスが追加されており、口調も丁寧で声も甲高くなっている。Wii版では、一部除いてはエッグマンと同じであり、動きもエッグマンと同じ(ただし、データには専用ボイスが収録されている)。日本国外の『ソニックライバルズ シリーズ』では甲高い声だったが『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』では、エッグマンの声より低くなっていた。ただし、続編の『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』では、さらに甲高い声になっており、動きやボイス、必殺技もエッグマンとは完全に異なっており、Wii版『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』で使用される予定だったボイスも使われている。Wii版ではフェンシングの競技に参加しており、自分を「ナイト」と自称している。3DS版のエピソードモードでは久々にエッグマンと手を組んでいるらしく(しかし仲は良くないらしい)、エッグマンがワリオからもらった壷の秘密を教えてもらうという条件で機械の番人をしており、オリンピックに関してはエッグマンたちが何をしようとどうでもいいと思っている。マリオとソニックたちに勝負に勝ったら機械の場所を案内するというが、彼が素直に言うはずがなく、敗北後に煙玉を出し逃げ出した。『マリオ&ソニック AT ソチオリンピック』ではヒーローたちに成り代わってレジェンドトロフィーを手に入れるため、ほねクッパとルージュを唆し、マリオとソニックたちの前に立ちはだかる。その後のシリーズには登場はしていない。
『ソニックカラーズ』に登場した、エッグマンが暇つぶしに作った側近ロボットの一体で、突っ込み役。赤い球体状で変形するとボールのようになる。エッグマンの部下だが本心では人使いが荒いエッグマンのことを嫌っている。そのため度々エッグマンに対して余計なことを言っては怒らせてしまう。呆れたりすると度々寝転がるようなポーズをとるなどさぼり癖があるが、命令には基本的には忠実でしっかり者。そのため呆れながらもエッグマンの側に最後まで付き添っていた。エッグマンのことは「ボス」と呼んでいる。『ソニックワールドアドベンチャー』ではデザインや性格が非常によく似ている白いロボットが登場しているが関係は不明。『ソニックジェネレーションズ』にも回想シーンで登場、タイムイーターに魅せられたエッグマンによって宇宙に置いてきぼりにされた場面が描かれている。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』におけるロンドンフェスタではミニゲームやハテナシールのお邪魔キャラとして再登場しており、パトロールとして活動しているらしいがジェットいわく「あんなやつらに捕まるのは相当なマヌケぐらいだ」と馬鹿にされており、キノピオも彼らが失敗しないか心配していた。なお、同じエッグマンの手下であるメタルソニックとは既に顔見知りでプレイヤーがメタルソニックに話しかけると代わりに話してくれる。エピソードモードではエッグマンとともにメタルソニックの改造している最中、ワリオにワリオカンパニーの雑用として一生タダ働きにされそうになり、エッグマンもメタルソニックの改造の成果を見るためにその条件をのむが、勝利したことで無しになった。ほとんどの者に対して丁寧語を使っている。相変わらず一言多く余計なことを言うがクビになりそうになると困ったり、エッグマンの口のうまさを見習おうと思うなどキューボットに比べれば、忠誠心はある。3DS版ではキューボットとともに審判として活躍している。
『ソニックカラーズ』に登場した、エッグマンが暇つぶしに作った側近ロボットの一体で、ボケ役。変形すると黄色いキューブ状になる。エッグマンに強く言われないとなかなか動かない怠け者で、のんびりしたところがあるがエッグマンのことは尊敬している。しかし時折、雑用をやらされていることに愚痴ったり、悪意がないとはいえオーボットとは別の意味で悪口を言ってエッグマンを怒らせたり、ソニックばかり相手にしているエッグマンに焼きもちを焼いて「ソニックに計画を台無しにしてもらう」と発言するなど、エッグマンを敬愛しているだけでそれ以外はオーボットとあまり変わらない。声の設定をチップなどで変更することが可能であるが、これは元々の設定である「オヤジギャグ」(言葉に一々オヤジギャグを挟みながらしゃべる)をエッグマンが嫌がり、変更されたものである。劇中ではニンジャに始まり、相撲取り、オネエ声と変更[注 7]され、一度は元に戻るが最後はラップを口ずさむようになった。そのため口調や一人称、エッグマンの呼称などが一定していない。『ソニックジェネレーションズ』にも回想シーンで登場、タイムイーターに魅せられたエッグマンによって宇宙に置いてきぼりにされた場面が描かれている。『マリオ&ソニック AT ロンドンオリンピック』におけるロンドンフェスタでは、ミニゲームやハテナシールのお邪魔キャラとして再登場している。この作品でも彼のボケっぷりは顕在しており、子供っぽい口調の設定になっており、一人称は「ボク」でエッグマンを「ボス」と呼んでいるが丁寧語はまったく使っておらず、エピソードモードでは事あるごとにエッグマンの悪口を言ったり、クビになるかもしれないと聞くと喜んだり、挙句の果てに霧の壷の力でエッグマンの偽者を作り、やっつけようと企むなど『ソニックカラーズ』とは違い、オーボット以上にエッグマンを嫌っていると思える描写が増えている。
『ソニックフォース』に登場。エッグマンによってソニックへの憎しみを詰め込んで作られた究極兵器。無料DLC「シャドウストーリー」および、webコミック『RISE OF INFINITE 〜無限の萌芽〜』で彼の来歴が明かされた。DLC「シャドウストーリー」では、本編の数か月前に研究所を襲撃しにきたシャドウと邂逅しており、当時は研究所の守りを任されていたが、シャドウらによって部下たちは壊滅、自身もシャドウに一方的にやられてしまい、その上雑魚呼ばわりされ歯牙にもかけられなかったことからプライドをへし折れられ、病的に力に執着するようになる。その後彼はファントムルビーの力を身に着け、弱い自分を捨てるために仮面を被り「インフィニット」と名乗るようになった。性格は冷酷で好戦的な戦闘狂。エッグマン以外の他者を「ゴミ」呼ばわりし相手にする価値もないと切り捨て、支配者であるエッグマンに対しても(言葉は丁寧だが)挑発的な態度を取る。
出会った当初は、ソニックを「ヒヨッコ」(ソニックからは逆に「ナマクラ」「聖剣様」と呼ばれていた)と罵っていたが、彼が試練を乗り越えていき、ついには円卓の騎士たちを全員倒した時、彼を「風の騎士・ソニック」として認めるようになる。「風の騎士」という名前は、パーシヴァル戦でソニックが「この自由に吹く風がオレの主」と言ったことから。「風の騎士」という名は『ソニックと暗黒の騎士』主題歌「Knight of the wind」にも受け継がれている。
^他の作品でもシルバーとタッグを組むことが多く『ソニック・ザ・ヘッジホッグ(2006年)』ではソニックと話す場面もなく、『ソニックラッシュ』でもテイルスの口から「時空」の単語は出ており『マリオ&ソニック AT バンクーバーオリンピック』ではシルバーが「俺達も帰るとするかブレイズ」と発言から異世界=シルバーの時代という可能性もあった。