チアゴ・シウバ (格闘家)
チアゴ・シウバ(Thiago Silva、1982年11月12日 - )は、ブラジルの男性総合格闘家。サンパウロ州サンパウロ出身。ブラックジリアンズ所属。元ACBライトヘビー級王者。 来歴13歳の時に父親の家庭内暴力から逃れるために家出しており、18歳で格闘技と向き合うまでサンパウロのスラムで生活していた。 2005年9月10日、ブラジルでプロデビュー。 2006年11月30日、Fury FCの93kg級グランプリで優勝を果たした。 2007年2月28日、パンクラスにBodogFight派遣選手として初参戦。水野竜也とヘビー級王座次期挑戦者決定戦で対戦し、サッカーボールキックでKO勝ち。5月30日に王者アルボーシャス・タイガーへ挑戦予定であったが、UFCと契約したため欠場した[1]。 UFC2007年5月26日、UFC初参戦となったUFC 71でジェームス・アーヴィンと対戦し、テイクダウンをしようとしたところでアーヴィンが右膝を負傷し、TKO勝ちを収めた。 2007年11月17日、UFC 78でヒューストン・アレクサンダーと対戦し、マウントパンチでTKO勝ちを収めた。 2009年1月31日、UFC 94で同じく13戦無敗のリョート・マチダと対戦。パンチでダウンを奪われ、1R終了間際にパウンドを受けKO負け[2]。デビュー以来の連勝記録は13でストップした。 2009年8月29日、UFC 102でキース・ジャーディンと対戦し、パウンドでTKO勝ちを収めた[3]。 2010年1月2日、UFC 108でラシャド・エヴァンスと対戦し、0-3の判定負けを喫した[4]。 2011年1月1日、1年ぶりの復帰戦となったUFC 125でブランドン・ヴェラと対戦し、3-0の判定勝ち[5]。しかし、試合後の薬物検査の結果をごまかすために自身の尿に異物を混入させた事から試合結果が無効となり、ネバダ州アスレチック・コミッションから1年間の試合出場停止処分を受けた。 2012年11月10日、UFC on Fuel TV 6でスタニスラブ・ネドコフと対戦し、3R肩固めで一本勝ち。しかし、試合後の薬物検査で禁止薬物とされるマリファナの代謝物質が検出されたため、試合結果が無効となり、UFCから6か月の試合出場停止処分を受けた[6]。 2014年2月6日、パブロ・ポポヴィッチ柔術道場に銃を所持して襲撃し、道場にいた人たちを脅迫した容疑で逮捕されたことで、一旦はUFCから永久追放されるが、その後訴訟がすべて取り下げられ無罪となったことでUFCに復帰した[7]。しかし、9月20日、シウバが元妻を銃で脅している動画が公開されると、再びUFCから追放された[8]。 WSOF2015年3月28日、1年6か月ぶりの復帰戦となったWSOF 19のライトヘビー級王座決定トーナメント1回戦でテディ・ホルダーと対戦し、パウンドでTKO負けを喫した。 人物・エピソード
戦績
獲得タイトル表彰脚注
関連項目外部リンク |
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