テヴィン・ファーマー
テヴィン・ファーマー(Tevin Farmer、1990年7月30日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。ペンシルベニア州フィラデルフィア出身。元IBF世界スーパーフェザー級王者。 来歴スーパーフェザー級2016年3月30日、ニューヨークのBB・キング・ブルース・クラブ・アンド・グリルで元WBC世界スーパーフェザー級王者ガマリエル・ディアスとNABF北米スーパーフェザー級王座決定戦を行い、10回3-0(97-90×2、95-92)の判定勝ちを収め王座を獲得した[1]。 2017年12月9日、マンダレイ・ベイ・イベント・センターでIBF世界スーパーフェザー級4位尾川堅一とIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回1-2(112-116、113-115、116-112)の判定負けを喫した[2][3][4][5]。しかし2018年1月19日、ネバダ州アスレチック・コミッションの定例会議で、ファーマー戦試合4日前の2017年12月5日に実施された抜き打ちのドーピング検査で、尾川の尿サンプルから禁止薬物のアンドロスタネディオル(合成テストステロン)がAサンプル、Bサンプル共に陽性反応を示していたことが明らかにされた[6][7]。2018年4月18日、試合結果がファーマー敗戦から“無効試合”へ変更された[8][9][10]。 2018年8月3日、シドニーのテクノロジー・パークで元IBF世界フェザー級王者のビリー・ディブとIBF世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回3-0(119-108、120-107、118-109)の判定勝ちを収め王座を獲得した[11]。 2018年8月23日、ディベイラ・エンターテイメントと共同プロモートの形でエディー・ハーン率いるマッチルーム・スポーツ・USAと契約した[12]。 2018年10月20日、ボストンのTDガーデンでIBF世界スーパーフェザー級6位のジェームス・テニーソンと対戦し、5回1分44秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[13]。 2018年12月15日、マディソン・スクエア・ガーデンでIBF世界スーパーフェザー級13位のフランシスコ・フォンセカと対戦し、12回3-0(117-111×3)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[14][15]。 2019年3月15日、フィラデルフィアのリアコーラス・センターでIBF世界スーパーフェザー級4位のジョノ・キャロルと対戦し、12回3-0(117-111×2、117-110)の判定勝ちを収め3度目の防衛に成功した[16][17]。 2019年7月27日、テキサス州アーリントンのテキサス大学アーリントン校内カレッジ・パーク・センターでIBF世界スーパーフェザー級3位のギヨーム・フレノワと対戦し、12回3-0(116-111×2、119-108)の判定勝ちを収め4度目の防衛に成功した[18][19]。 2020年1月30日、マイアミのメリディアン・アット・アイアンド・ガーデンズでIBF世界スーパーフェザー級11位ジョセフ・ディアスと対戦し、12回0-3(112-116、113-115×2)の判定負けを喫し5度目の防衛に失敗、王座から陥落した[20][21]。 ライト級2022年8月12日、プレスコットバレーのフィンドレイ・トヨタ・センターで行われる興行のメインイベントでミッキー・ベイとの対戦が組まれ、興行が始まり前座の試合も開始されていた中、ファーマーはベイと共にファイトマネーの未払いを理由に試合出場をキャンセルした[22]。 2024年7月13日、ラスベガスのパームス内パーム・シアターでNABF北米ライト級王者レイモンド・ムラタラとムラタラが保持する王座に挑戦及びNABO北米ライト級王座決定戦を行い、10回0-3(92-97、93-96、94-95)の判定負けを喫し両王座を獲得出来なかった[23][24]。 2024年11月16日、リヤドのザ・ヴェニューで開催されたリヤド・シーズン「ラティーノ・ナイト」で、WBC世界ライト級1位のウィリアム・セペダとWBC世界ライト級暫定王座決定戦を、世界戦にもかかわらず異例中の異例となる10回戦で行い、4回にダウンを奪うも10回1-2(94-95×2、95-94)の判定負けを喫し2階級制覇を出来なかった[25][26]。 2025年3月29日、カンクンのポリフォルム・ベニト・フアレスでWBC世界ライト級暫定王者のウィリアム・セペダとダイレクトリマッチを行い、12回0-2(114-114、116-112、115-113)の判定負けを喫し王座獲得に失敗した[27]。 人物
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia