バレーボールアメリカ合衆国男子代表

バレーボールアメリカ合衆国男子代表
国または地域 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
大陸連盟 北中米バレーボール連盟
協会 合衆国バレーボール協会
監督 アメリカ合衆国の旗 カーチ・キライ
国名コード USA (United States of America)
FIVBランキング 3位(2025年1月8日版)[1]
オリンピック
出場回数 13回
初出場 1964 東京
最高成績 1位金メダル(1984、1988、2008)
世界選手権
出場回数 15回
初出場 1956 世界選手権
最高成績 1位金メダル(1986)
ワールドカップ
出場回数 11回
初出場 1977 ワールドカップ
最高成績 1位優勝(1985、2015、2023)
北中米選手権
出場回数 22回
最高成績 1位優勝(1973, 1983, 1985, 1999, 2003, 2005, 2007, 2013, 2017, 2023)
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バレーボールアメリカ合衆国男子代表/バレーアメリカ合衆国男子代表(バレーボールアメリカがっしゅうこく だんしだいひょう、英語: United States men's national volleyball team)は、バレーボールの国際大会で編成されるアメリカ合衆国の男子バレーボールナショナルチーム

概要

他国に先駆けて1980年代中盤に、二人制サーブレシーブシステム、スーパーエースシステム(セッター対角に一番攻撃力のあるエースを配置)、バンチリードブロック[2](ダグ・ビル監督の考案[3])、アナリストとPCを駆使したリアルタイムデータバレーなど、画期的な戦法を考案した。

なお、アメリカのバレーボール代表は元より、女子代表と比較してもアフリカ系選手の数は少ない。競技人口に占める割合自体が少ない可能性がある。

歴史

1947年国際バレーボール連盟へ加盟[4]。1980年代に入るまで中堅国に過ぎなかったが、1984年の自国で行われたロサンゼルスオリンピックで強豪を倒し、金メダルを獲得。このロサンゼルスオリンピックではソ連が参加をボイコットしたため、ソ連が出場していなかったおかげで優勝できたと言われたが、1988年のソウルオリンピックの決勝で宿敵のソ連を破り、2連覇を果たした。1980年代後半は世界選手権ワールドカップでも金メダルを獲得するなど、輝かしい成績を残した。

2008年北京五輪では決勝で2002年以降の主要大会で全て優勝してきたブラジルを破り、金メダルを獲得した。メダルの獲得は1992年バルセロナ五輪以来16年ぶりだが、金メダルとしての獲得は1988年ソウル五輪以来、20年ぶりである。

過去の成績

オリンピックの成績

世界選手権の成績

ワールドカップの成績

北中米選手権の成績

現在の代表

2024年パリオリンピックに登録されたメンバー[5]

監督 アメリカ合衆国の旗 カーチ・キライ
No. 選手名 シャツネーム 身長 2023-24所属チーム P 備考
1 マット・アンダーソン Anderson 208 トルコの旗ジラトバンク・アンカラ英語版 OP
2 アーロン・ラッセル Russell 205 日本の旗JTサンダーズ広島 OH
4 ジェフ・ジェンドリク英語版 Jendryk 205 イタリアの旗プリズマ・バレー英語版 MB
5 カイル・エンシング Ensing 201 フランスの旗 サンナザール・VBAフランス語版 OP (A)
8 トリー・デファルコ DeFalco 198 ポーランドの旗レソヴィア (バレーボール)英語版 OH
11 マイカ・クリステンソン Christenson 198 ロシアの旗ゼニト・カザン S キャプテン
12 マックスウェル・ホルト Holt 208 中華人民共和国の旗北京汽車男子排球倶楽部英語版 MB
14 マイカ・マー英語版 Ma'a 192 トルコの旗 ハルクバンク・アンカラ英語版 S
17 トーマス・ジェスキー Jaeschke 198 日本の旗パナソニック・パンサーズ OH
18 ギャレット・ムアグトゥティア Muagututia 195 トルコの旗 スポル・トトトルコ語版 OH
19 テイラー・エイブリル Averill 201 ポーランドの旗 プロジェクト・ワルシャワ英語版 MB
20 デービット・スミス Robinson 203 ポーランドの旗ZAKSA ケンジェジン・コジレ英語版 MB
22 エリック・ショージ Shoji 184 ポーランドの旗ZAKSA ケンジェジン・コジレ L
(A)は代替選手を指す。

歴代監督

歴代コーチ

歴代代表選手

2007年アメリカ合衆国男子代表

脚注

  1. ^ FIVB Senior World Ranking - Men”. FIVB. 2025年5月16日閲覧。
  2. ^ 眞鍋政義「精密力」p.106
  3. ^ SPORTS COMMUNICATIONS - 川北元(全日本女子バレーボールチーム戦術・戦略コーチ)<前編>「既成概念破りの“ハイブリッド6”」
  4. ^ Norceca Volleyball Confederation (NORCECA)”. FIVB. 2010年11月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年7月30日閲覧。
  5. ^ USA Volleyball Announces Men's Team for paris” (英語). USA Volleyball (2024年5月10日). 2025年5月25日閲覧。

関連項目

外部リンク

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