ファンタジアなごや号
ファンタジアなごや号(ファンタジアなごやごう)とは、千葉県船橋市・浦安市および東京都江東区・神奈川県横浜市と愛知県名古屋市中村区・東区・千種区を結ぶ、座席指定制の路線バス(夜行高速バス)である。 本項では、2025年1月16日に統合された『ドリーム知多号(ドリームちたごう)』並びにその派生元である『知多シーガル号(ちたシーガルごう)』についても述べる。 運行会社
路線概要2002年2月8日、ジェイアール東海バスと京成電鉄船橋高速貸切センター(現・京成バス新習志野高速営業所)との共同運行にてファンタジアなごや号の運行開始。1日1往復の夜行バスで各社0.5往復の交互運行となっている。両社ともにワンマン運行で車両は3列独立シートの車両が充当されている。 2025年1月16日より、ドリーム知多号を吸収合併し、新たにJRバス関東を加えた3社共同運行となる[4]。また、それに伴い起終点を『西船橋駅』から『東京ディズニーランド』に変更し、『西船橋駅』と『東京テレポート駅』を廃止し、代わりに『東京駅』経由となった。 運行経路
※1… ファンタジアなごや1号と知多シーガル号はJRバス関東のみ運行。 運行回数1日2往復(JR東海バス:1往復、京成バス・JRバス関東:各0.5往復) 路線沿革
車両
知多シーガル号
東京駅・知多半田線、愛称「知多シーガル号」(ちたシーガルごう)は、首都圏(東京駅・東名江田)と愛知県の知多半島(半田市・東浦町)や西三河地域(刈谷市・知立市)とを結ぶ直行便(特定日運行)の高速乗合バス(路線バス)である。
運行会社
下り(1号)は金曜・土曜・休日、上り(2号)は土曜・日曜・月曜および祝日の翌日のみ運行。 路線沿革
ドリーム知多号
「ドリーム知多号」(ドリームちたごう)は2019年6月1日にジェイアールバス関東とジェイアール東海バスが共同運行で運行を開始した高速路線バスである。2025年1月15日に「ファンタジアなごや号」と統合し、路線廃止。 運行経路
途中休憩は3回(下り1号は足柄SA・静岡SA・美合PA、上り2号は赤塚PA・静岡SA・足柄SA)。 豊田東インターチェンジから八田駅間は全線一般道の走行となるため、途中休憩は存在しない[14]。 直行便のため、東名ハイウェイバスのように途中バス停に停車しての乗降扱いはしない。また、首都圏内のみや愛知県内のみの利用はできない。 乗客が車外に出られる途中の休憩(開放休憩)の時間は1回10 - 20分間程、遅延や混雑で休憩箇所の変更もある。夜行便はこれとは別に時間調整・乗務員休憩として停車する(その間、乗客は外出不可)。 上り便(2号)は首都高速渋滞時に乗務員の判断で用賀パーキングエリアに停車して降車扱いがある。 運行会社
路線沿革
車両JRバス関東・JR東海バス共にトイレ付き40席仕様のハイデッカー車両が充当されているが、JRバス関東は往路復路共に夜行バスの運用となるのに対し、JR東海バスは上り便でドリーム知多号に充当された車両は、東京に到着後は昼行の東名ハイウェイバスで名古屋支店に戻る運用になっている。また下り便も同様に、東名ハイウェイバスとして東京に到着した車両がドリーム知多号として名古屋支店に戻る運用が組まれていた。2024年2月以降は、両社ともに東名ハイウェイバスとのセット運用に変更されている[20]。 ギャラリー
外部リンク関連項目
出典
|
Portal di Ensiklopedia Dunia