フェアーウェイ (列車)
フェアーウェイは、かつて東日本旅客鉄道(JR東日本)が新宿駅 - 黒磯駅間を山手線・東北本線(宇都宮線)経由で運行していた臨時快速列車である。 概要1987年9月、快速列車「ムーンライト」(後の「ムーンライトえちご」)で使用されていた165系電車の間合い運用として、新宿 - 黒磯間で毎日運転される全車指定席の定期快速列車として運転を開始した。しかし東北新幹線との兼ね合いもあり、1993年には土休日中心に運行される臨時列車に格下げされた。 当列車の列車名は、沿線のゴルフ場に向かう利用者に好適であること(フェアウェイ)をイメージして命名されたものであり、停車駅の中に同じ宇都宮線の快速「ラビット」や通勤快速・湘南新宿ライン(横須賀線直通)の快速が停車しない栗橋が含まれているのは、ゴルフ場へのアクセスが目的とされる。 運行概況新宿発6時台、黒磯発17時台の1往復の運行であった。 165系時代は東北本線の直流区間北限である黒磯駅までしか運転できなかったが、交直流電車である485系への置換えに伴って交流区間への直通が可能となり、2003年以降は夏の観光シーズン及び冬のスキーシーズンを中心とした特定日に郡山駅や会津若松駅まで延長運転されることもあった。 停車駅
使用車両(1998年3月) ![]() (2007年2月) 運行開始当初は165系が使用されていたが、本来の運用である「ムーンライトえちご」の使用車両変更に合わせて本列車も485系による運用に変更された。これに伴ってグリーン車が設定されている。 485系は新潟車両センター所属の485系K1・K2編成(6両編成:国鉄特急色)による運行が基本であったが、 ATS-Pと車内減光装置を装備したT18編成(国鉄特急色、2008年4月までは上沼垂色)や3000番台(リニューアル車)のR26・R27編成で代走する場合もあった。 2007年3月18日以降は全席禁煙となった。 沿革
脚注
関連項目 |
Portal di Ensiklopedia Dunia