ムスリム・ガジマゴメドフ
ムスリム・ガジマゴメドフ(Muslim Gadzhimagomedov、ロシア語: Муслим Гаджимагомедов、1997年1月14日 - )は、ロシアのプロボクサー。ダゲスタン共和国ニチルスクフ出身。現WBA世界ブリッジャー級王者。東京オリンピックヘビー級銀メダリスト。 来歴アマチュア時代2017年6月、ヨーロッパ選手権にライトヘビー級(81kg)で出場し、決勝で敗れ銀メダルを獲得した[1]。 2017年9月、世界選手権にライトヘビー級(81kg)で出場し、2回戦でベクテミル・メリクジエフに敗退した[2]。 2019年9月、世界選手権にヘビー級(91kg)で出場し、金メダルを獲得した[3]。 2021年8月、東京オリンピックにヘビー級(91kg)で出場し、決勝で敗れ銀メダルを獲得した。 2023年5月、世界選手権にヘビー級(92kg)で出場し、金メダルを獲得した[4]。 2024年4月、ヨーロッパ選手権にヘビー級(92kg)で出場し、金メダルを獲得した[5]。 プロ時代ヘビー級2021年12月24日、モスクワでソビエト・ウィングス・スポーツ・パレスでプロデビューを果たし2回2分54秒TKO勝ちを収めた[6]。 ブリッジャー級2024年7月12日、セルプホフで、エフゲニー・ティシェンコのドーピング違反による王座認定取り消しに伴い、WBA世界スーパークルーザー級1位の張兆新と仕切り直しとなるWBA世界ブリッジャー級初代王座決定戦を行い[7]、4回2分50秒TKO勝ちを収め、ロシアのプロボクサーで最速となる4戦目での王座獲得に成功した[8]。 2024年10月17日、ウファのウファ・アリーナでWBA世界ブリッジャー級1位のレオン・ハースと対戦し、12回3-0(120-108×3)の判定勝ちを収めブリッジャー級としては最多防衛記録となる初防衛に成功した[9][10]。 2025年1月31日、モスクワでIBA主催興行のメインイベントとしてWBCクルーザー級11位のタビソ・ムチュヌとノンタイトルで対戦し、10回3-0(100-90×2、100-91)判定勝ちを収めた。当初はWBA世界ブリッジャー級タイトルマッチとして行われる予定だったが、ムチュヌがブリッジャー級の世界ランク入りを果たしていないことからタイトルマッチとして認められなかったためノンタイトル戦に変更された。 戦績
獲得タイトル脚注
関連項目外部リンク
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