ラグビーサモア代表
ラグビーサモア代表は、サモアラグビー協会によるラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は「マヌ・サモア」 (Manu Samoa) である。 概要1997年7月まではラグビー西サモア代表と呼ばれていた。フィジー・トンガとともにパシフィック・トライネイションズを形成していた。 ウォークライはシヴァタウ。 沿革ワールドカップは1991年大会以来連続で出場しており、ベスト8が最高。 パシフィック・トライネイションズは1982年の第1回と最後の大会となった2005年など9回優勝している。1993年・1994年にはスーパーラグビーの前身大会となるスーパー10に出場した。 2006年からパシフィック・ネイションズカップに参加している。 2022年1月から、ワールドラグビーにより代表資格に関する新たなルールが加わった。これにより、他国代表としての出場から36カ月以上が経過した選手は、本人または両親か祖父母が生まれた国の代表に変更できることになった[1]。サモアのほか、フィジーやトンガなど南太平洋諸国の選手が経済的事情などで外国へ流出している状況への配慮となる[1]。 新しい代表資格ルール適用により、2023年7月に開催のパシフィック・ネイションズカップには、クリスチャン・リアリーファノ(元オーストラリア代表26cap)やチャーリー・ファウムイナ(元ニュージーランド代表50cap)がサモア代表として出場した[2][3]。 2024年7月11日、サモアラグビー協会は財政難を理由に、11月の国際試合期間中に、サモア代表の遠征を行わないことをワールドラグビーに通知した[4]。大きな原因として、スポンサー不足があるという[5][6]。(「2024年末のラグビーユニオン国際試合」を参照。) 2025年1月6日、サモアラグビー協会は、 2024年9月から停職処分を受けていたヘッドコーチのマホンリ・シュワルガー (Mahonri Schwalger) を、解任したことを発表した。 ワールドカップの成績
選手現在の代表サモア代表スコッド[7]
※所属、 キャップ数(Cap)は2024年7月7日現在 歴代の主な代表選手ワールドラグビー男子ランキング
ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。 週ごとのランキングにおいて最高ランクは7位で、2012年12月3日付から2013年2月4日付までの10週間、2013年3月18日付から同11月4日付までの34週間だった[9]。 2023年7月22日に行われたパシフィックネーションズシリーズの日本代表戦にアウェイで勝利し[3]、2023年7月24日付ランキングで12位から10位に上昇した。2015年8月17日付以来およそ8年ぶりのトップ10入り[9]。 脚注注釈出典
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