ルーカス・リットキー
ルーカス・レスター・リットキー(Lucas Lester Luetge, 英語発音:/ˈlukəs ˈlɪtki/[1]; 1987年3月24日 - )は、アメリカ合衆国テキサス州オースティン郡インダストリー出身の元プロ野球選手(投手)。左投左打。 メディアによっては「ルートキー」と表記されることもある。 経歴プロ入りとブルワーズ傘下時代2008年のMLBドラフト21巡目(全体638位)でミルウォーキー・ブルワーズから指名され、プロ入り[2]。 マリナーズ時代2011年12月8日にルール・ファイブ・ドラフトでシアトル・マリナーズから指名され、移籍した[2]。 2012年3月22日にアスレチックスと東京で開催されたMLB日本開幕戦の遠征メンバー30人に登録された[3]。3月26日に28人の開幕ロースターに登録された[4]。ただし、東京では出場することはなかった。本土での4月7日のオークランド・アスレチックス戦で2番手として登板し、メジャーデビューを果たした[5]。6月8日のロサンゼルス・ドジャース戦では、4番手で登板して犠打によるアウト1つを記録し、投手6人の継投によるノーヒット・ノーラン達成に関わった[6]。 2014年2月27日にマリナーズと1年契約に合意した[7]。3月28日に傘下のAAA級タコマ・レイニアーズへ異動した[8]。 2015年9月5日にマイナー契約でAAA級タコマへ配属された。オフの11月7日にフリーエージェント(FA)となった[9]。 エンゼルス傘下時代2015年12月8日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結び、2016年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。この年は傘下のAAA級ソルトレイク・ビーズでプレーし、48試合に登板して1勝1敗2セーブ、防御率4.85、58奪三振を記録した。オフの10月3日にFAとなった[9]。 レッズ傘下時代2016年11月25日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。 2017年は開幕から傘下のAAA級ルイビル・バッツでプレーしていたが、6月1日にFAとなった[9]。 オリオールズ傘下時代2017年6月3日にボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結び、5日に傘下のAAA級ノーフォーク・タイズへ配属された。オフの11月4日にFAとなった[9]。 2018年はどの球団にも所属しなかった。 ダイヤモンドバックス傘下時代2019年2月8日にアリゾナ・ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んだ。シーズンでは傘下のAA級ジャクソン・ジェネラルズとAAA級リノ・エーシズでプレーし、2球団合計で55試合に登板して9勝3敗1セーブ、防御率2.38、74奪三振を記録した。オフの11月4日にFAとなった[9]。 アスレチックス傘下時代2019年11月18日にアスレチックスとマイナー契約を結び、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。 2020年オフの11月2日にFAとなった[9]。 ヤンキース時代2021年2月にニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[10]。 2021年は3月31日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[11]、開幕をMLBで迎えた。4月3日のトロント・ブルージェイズ戦で6年ぶりのメジャー復帰登板を果たした[12]。 2022年オフの12月21日にトミー・ケインリーのヤンキース復帰に伴い、DFAとなった[13]。 ブレーブス時代2022年12月28日にインディゴ・ディアス、ケイレブ・ダービンとのトレードでアトランタ・ブレーブスに移籍した[14]。 選手としての特徴80~86mphのスライダーと87~92mphのシンカーの2球種で全投球の約3/4を占める。これに88~92mphのフォーシーム、73~75mphのカーブを加えた4つが主要な球種で、チェンジアップは少ししか投げない[15]。速球の最速は、2013年に計測した94.9mph(約152.7km/h)。 詳細情報年度別投手成績
年度別守備成績
記録
背番号
脚注
注釈
関連項目外部リンク
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