ルーク・ジャクソン (野球)
ルーク・レイ・ジャクソン(Luke Ray Jackson, 1991年8月24日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州フォートローダーデール出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのデトロイト・タイガース所属。 経歴プロ入りと第1次レンジャーズ時代2010年のMLBドラフト1巡目追補(全体45位)でテキサス・レンジャーズから指名され、プロ入り。 翌2011年に傘下のA級ヒッコリー・クロウダッズでプロデビュー。19試合に先発登板して5勝6敗、防御率5.64、78奪三振を記録した。 2012年はA級ヒッコリーとA+級マートルビーチ・ペリカンズでプレーし、2球団合計で26試合に先発登板して10勝7敗、防御率4.65、146奪三振を記録した。 2013年はA+級マートルビーチとAA級フリスコ・ラフライダーズでプレーし、2球団合計で25試合(先発23試合)に登板して11勝4敗、防御率2.04、134奪三振を記録した。 2014年はAA級フリスコとAAA級ラウンドロック・エクスプレスでプレーし、2球団合計で26試合(先発24試合)に登板して9勝5敗1セーブ、防御率5.41、126奪三振を記録した。オフの11月20日に40人枠入りした[2]。 2015年は開幕からAAA級ラウンドロックでプレー。8月6日にメジャー初昇格を果たした[3]が、この時は登板機会がないまま11日にAAA級ラウンドロックへ降格した[4]。ロースター拡大後、9月4日のロサンゼルス・エンゼルス戦でメジャーデビュー。この年メジャーでは7試合に登板して防御率4.26、6奪三振を記録した[2]。 2016年は8試合に登板して防御率10.80、3奪三振を記録した[2]。 ブレーブス時代2016年12月8日にタイレル・ジェンキンス、ブレイディ・フェイグルとのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[5]。 2017年は43試合に登板して2勝0敗、防御率4.62、33奪三振を記録した。オフの12月20日にDFAとなり、2018年1月4日にマイナー契約に切り替わって傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズへ配属された[2]。 2018年の開幕はAAA級グウィネットで迎え、4月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[6]が4月15日にDFAとなり、18日に40人枠を外れる形でAAA級グウィネットへ配属された[2]。5月6日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[7]が、登板が無いまま8日に40人枠を外れる形でAAA級グウィネットへ配属された[8]。6月5日に三たびメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りしたが、13日にDFA、14日に40人枠を外れる形でAAA級グウィネットへ配属された[2]。6月16日にFAとなったが、翌17日にシーズン4度目となるメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[9]。 2019年はフィラデルフィア・フィリーズとの開幕戦で7回から登板し、リース・ホスキンスに満塁本塁打を打たれるという最悪のシーズン初登板となったが[10]、それ以降は14試合連続無失点を続け、クローザーとして抜擢されてシーズン18セーブを挙げた[2]。 2021年はクローザーのウィル・スミスにつなぐセットアッパーとして71試合に登板し、2勝2敗、防御率1.98、リーグ2位となる31ホールドを記録した[11]。また、ヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ(WS)では3試合に登板して2ホールドを記録した[12]。ブレーブスは4勝2敗で26年ぶり4度目のWS優勝を果たし、自身初めてとなるWS優勝を経験した[13]。 2022年は、4月3日に右尺骨側副靭帯の損傷により60日間の負傷者リスト入り[2]。4月13日にトミー・ジョン手術を受けてシーズン全休となった[14]。オフの11月6日にFAとなった[15]。 ジャイアンツ時代2023年1月9日にサンフランシスコ・ジャイアンツと2年契約を結んだ。年俸は2023年は300万ドル、2024年は650万ドル。2025年は球団がオプションを行使すれば700万ドル、行使されない場合はバイアウトとなり200万ドルを受け取る[16]。 ブレーブス復帰2024年7月29日にタイラー・マツェック、サビン・セバロスとのトレードで、ホルヘ・ソレアと共にかつて在籍したブレーブスへ移籍した[17]。2日後の31日にアクティブ・ロースター入りして16試合に登板したが、勝ち星なしの1敗、防御率5.09と結果を残せなかった[2]。オフの11月4日に球団側からトラビス・ダーノーと共にオプションを破棄されて、FAとなった[2][18]。 レンジャーズ復帰2025年2月17日にレンジャーズと1年総額150万ドルプラス出来高で契約を結び、9年ぶりに同チームに復帰することになった[19]。同年は開幕ロースター入りを果たすも、39試合に先発登板して2勝5敗、防御率4.11の成績で7月23日にジョン・グレイの故障者リストからの復帰に伴ってDFAとなり、2日後に自由契約となった[20]。 タイガース時代2025年7月26日にデトロイト・タイガースと契約を結び、同日にDFAとなったジェフ・ハートリーブと入れ替わってアクティブ・ロースター入りした[21]。 選手としての特徴最速98.9mph[22](約159.2km/h)のフォーシームにキレのあるスライダーを組み合わせる。 詳細情報年度別投手成績
ポストシーズン投手成績
年度別守備成績
背番号
脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia