丹生明里
丹生 明里(にぶ あかり、2001年〈平成13年〉2月15日 - )は、日本の女優、タレント、元アイドルであり、女性アイドルグループ日向坂46の元メンバーである[1][3][4]。埼玉県出身[1]。Seed & Flower所属[3]。 略歴2017年(平成29年)8月13日、『けやき坂46 追加メンバー募集オーディション』に合格し[5][6]、翌々日の15日に同オーディション合格者として披露された[7]。 2019年(平成31年 / 令和元年)2月11日、自身の所属グループであるけやき坂46が日向坂46に改称された[8]。同年7月17日に発売された日向坂46の2ndシングル『ドレミソラシド』では、表題曲のフロントメンバーに初めて抜擢されている[9]。 2021年(令和3年)4月29日から放送されたドラマ『声春っ!』(日本テレビ)では、自身初の主演を務めた[10][11][12]。また、同ドラマの主題歌「声の足跡」では、佐々木美玲とWセンターを務めた[13]。 2022年(令和4年)7月26日には、1st写真集『やさしい関係』(幻冬舎)を発売した[注 1][15][16]。撮影は夏の瀬戸内地方や冬の青森県で行われた[17]。 2023年(令和5年)2月15日に、自身のInstagramアカウントを開設した[18][19]。同年4月19日に発売された日向坂46の9thシングル『One choice』では、表題曲のセンターポジションを担当している[20]。同年8月25日には、腰痛の治療に専念するため活動を休止することが発表された[21]。休養中の同年12月9日、Kアリーナ横浜で開催された潮紗理菜の卒業セレモニーに参加[22]。同年12月31日放送の『CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル!2023→2024』(TBSテレビ)より活動を再開[23][24][25]。 2024年(令和6年)8月6日、自身のブログにて、同年9月18日発売の12thシングル『絶対的第六感』の活動をもって、日向坂46を卒業すると発表した[26][27][28]。同年11月30日・12月1日、『丹生明里卒業セレモニー』がぴあアリーナMMにて開催された[29][30]。 2025年(令和7年)1月29日に実施されたオンラインミート&グリート(個別トーク会)をもって、日向坂46のメンバーとしての活動を終了した[4][31][32]。同年4月1日、公式サイト『丹生明里 OFFICIAL WEBSITE』と公式YouTubeチャンネル『にぶちゃんねる』とオフィシャルXの開設を発表した[33][34]。同年6月3日、『にぶちゃんねる』のスポンサーが『LEVEL∞ レベルインフィニティ』となったことを発表した[35]。 人物愛称は、にぶちゃん[36]、ぶぶ[37]。そのほか、自身の名前である「明里」に由来した「あかあかあかちゃん」というラジオネームをよく使用している[38][39]。栃木県で生まれ、その後まもなく群馬県に引っ越し、7歳からは埼玉県で暮らしていた[2][40]。なお、出身地は埼玉県としており、埼玉県に関連する活動も行なっている[41]。兄が2人いる[42]。 裏表のないピュアな性格や純粋さが魅力であると度々言われており、同じく日向坂46に所属していた齊藤京子は、「どうして生まれたばかりの人間は最初は丹生ちゃんみたいなのに、丹生ちゃんの心を忘れていくのだろう」と発言している[43][44]。総合カルチャーサイト『リアルサウンド』は、丹生について「彼女がみんなから愛される由縁は、天真爛漫さにある」と分析する記事を掲載している[44]。お笑いトリオ・パンサーの向井慧は「喜怒哀楽の表情が非常に豊かで、喜ぶ時は本当に喜ぶ、驚く時は驚く、笑う時は思いっきり笑う」というキャラクター性に注目し「ポスト佐藤栞里と言ってもいい」と評価している[45]。 独特なファッションセンスを持ち合わせていることで知られ、同期の金村美玖らによって「『チキン&ベアー』とプリントされたトレーナー」「タバコのイラストがプリントされたTシャツ」「新聞紙みたいなバッグ」などが、いずれも丹生の私服として紹介されている[46][47]。 交友関係乃木坂46の元メンバーである渡辺みり愛の誕生日を祝うメールを送信するなどの交流があり[48]、渡辺の写真集『消極的な華やかさ』の公式Twitterにて、一緒に写真集を鑑賞する動画が公開されている[49]。 『日向坂で会いましょう』でMCを担当しているオードリー・春日俊彰は、丹生が自身の推しメンであると発言しており[36]、同番組で、「誕生日の春日をご機嫌に!30分まるごと丹生祭り」という企画が放送されたこともある[50]。 嗜好自身の好きなものに関して、色はピンクやオレンジ、キャラクターはコリラックマ、ぐでたま、食べ物はフルーツやスイーツなどを挙げている[51]。反対に嫌いな食べ物としてイカ、タコを挙げている[51]。また、漫画を読むことやゲームをすることが趣味であると語っており、2022年からは、新たにフラワーアレンジにも取り組んでいると言う[52]。漫画に関して、兄の影響から週刊少年ジャンプを購読しており、特に好きな漫画として『ドラゴンボール』、『約束のネバーランド』を挙げている[43][51]。更に、ゲームに関しては、特に『フォートナイト』が好きであると語っているほか、日向坂46の公式YouTubeチャンネルでは『VALORANT』を生配信でプレーした[53][54]。 好きな歌手としてあいみょんを挙げており、同人物によるライブ『AIMYON TOUR 2022 “ま・あ・る”』に参加したことや、メッセージ入りのアルバム『瞳へ落ちるよレコード』を本人から受け取り[55][56]、翌年、『AIMYON TOUR 2023 -マジカル・バスルーム-』初日の「よこすか芸術劇場」公演の際に挨拶をして、ファイナルの「東京国際フォーラム ホールA」公演にも参加したことを明かしている [57]。 特技特技は剣道であり、剣道三段を有していると言う[58]。剣道が得意な兄の影響で小学3年生から始め、けやき坂46に加入する高校2年生まで続けていた[53]。中学3年生の時には、個人戦で県大会まで進んだ[42]。ゲームも得意であると語っており、『有吉ぃぃeeeee!そうだ!今からお前んチでゲームしない?』(テレビ東京)に出演し、『フォートナイト』をプレイした際には、有吉弘行から「今まで(のゲスト)で一番うまいんじゃない?」と評された[59]。「ガチゲーマー」との評もある[44]。また、クールポコ。のモノマネが出来る[60]。 けやき坂46・日向坂46ペンライトカラーは、 オレンジ × オレンジ[61][62]。 キャッチコピーは、「弱いけど剣道三段持ってます。肩幅広い丹生明里です。」[43]。 自身が高校1年生の時に欅坂46の「サイレントマジョリティー」に衝撃を受けたことをきっかけにアイドルを志し、『けやき坂46 追加メンバーオーディション』に応募した[43][42]。 『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)の宮崎県でのロケにて行われたクイズ企画で、チキン南蛮のことを「タルタルチキン!」と叫び話題になった[63]。その後、同年10月には、自身がパーソナリティを務める『ベルク presents 日向坂46の余計な事までやりましょう』のスポンサーであるベルクが、「チキン南蛮」を「タルタルチキン」に改名して販売[64][65]、さらに翌年8月には同社からポテトチップスのタルタルチキン味が商品化された[66]。「やっぱり私といえばタルタルチキンみたいなところがある」とも語っている[67]。 楽曲・ユニット日向坂46の楽曲のうち、表題曲では「One choice[20]」、カップシング曲では「君のため何ができるだろう[44]」「声の足跡[13]」「恋は逃げ足が早い[68]」でセンターポジションを担当している。 丹生と同じく埼玉県出身のメンバーで、同期の金村美玖、渡邉美穂とは、「カラーチャート」というユニットを組んでいおり、3人は埼玉県が任命する「埼玉応援団(コバトン倶楽部)」のメンバーにもなっている[41][69]。同期生の金村美玖とのコンビ名を「にぶみく」または「ゆばレタ(ゆばとレタス)」[70]としており、丹生は金村を銀座の焼肉店に誘い、サプライズで誕生日を祝ったことがある[44]。また、同期生の河田陽菜とのコンビ名を「おみそしるコンビ」としている[71]。これは、日向坂46のスタッフから「2人が喋っているとほっこりして、おみそしるみたいだね」と言われたことが由来となっている[71]。3期生の山口陽世とのコンビ名は「にぶぱる」で、プライベートで一緒に遊んだりする仲である[72]。また、山口の誕生日が2月23日であり、丹生自身の誕生日と近いことから、互いに誕生日プレゼントを交換し合ったりもしている[73]。 作品シングル
アルバム
映像作品
出演→日向坂46メンバー複数人による出演については「日向坂46の出演一覧」を参照
テレビ番組
テレビドラマ
テレビアニメ
バラエティ
映画
ラジオ
舞台
イベント
朗読劇
書籍→日向坂46の書籍については「日向坂46 § 書籍」を参照
写真集脚注注釈出典
参考文献
外部リンク
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