京成バス千葉ウエスト塩浜営業所
京成バス千葉ウエスト塩浜営業所(けいせいバスちばウエストしおはまえいぎょうしょ)は、千葉県市川市塩浜にある京成バス千葉ウエストの営業所[1]。 本項では、千葉県浦安市千鳥15番35号にある舞浜営業所(まいはまえいぎょうしょ)[2]について扱うほか、塩浜営業所と舞浜営業所の前身である京成トランジットバス株式会社(けいせいトランジットバス)[1][3]についても扱う。 京成トランジットバス
京成トランジットバス株式会社(けいせいトランジットバス)は、千葉県市川市塩浜2丁目17番4号にあったバス事業者。京成電鉄の連結子会社であり、京成グループの企業であった。京成カード(バス定期券のみ)加盟店。 JR京葉線市川塩浜駅付近にある本社敷地内に塩浜営業所を併設していたほか、千葉県浦安市千鳥15番35号に千鳥営業所(現・舞浜営業所、同じく京成グループの東京ベイシティ交通〈千鳥営業所〉とは別)があった。これらは2025年4月1日以降は京成バス千葉ウエストの営業所となった(後述)[3][5]。 元々は東京ディズニーリゾート内の輸送等(東京ディズニーリゾート内ホテル・駐車場 - パーク間、および提携ホテルとリゾートを結ぶ無料送迎バスの運行)を目的として、京成電鉄およびオリエンタルランドの出資により1999年2月2日に設立された。 その後、京成電鉄が市川営業所八幡車庫担当路線(浦安線、行徳線、原木線、大洲線)の全線を分社化することとなり、行徳・浦安に至る2線は当社が受け持ち、北側の2線はタクシー会社の市川交通自動車(以下「市川交通」。京成タクシー市川を経て現:京成タクシーセントラル市川営業所)が「市川ラインバス」として受け持つことになった。4線の2社への移管は2001年9月16日である。 京成電鉄の連結子会社(持株比率67%)であるが、東京ディズニーリゾート内の既存の事業も継続したため、廃止時点までオリエンタルランドの持分法適用会社(同33%)であった。従って東京ベイシティ交通同様、京成電鉄から平成に分割された事業者と言うことはできるが、類する事業者である、ちばフラワーバス、ちばレインボーバス、京成タウンバス、ちばシティバス、ちばグリーンバスの5社とは、経営支配的観点で若干異なっていた。 2006年5月16日には京成バス船橋営業所の海神線が移管され、船橋市でも路線バスを営業するようになった。また、2009年8月1日をもって市川ラインバスの原木線・大洲線が移管され、市川交通は再びタクシー専業となった。これで、旧・京成電鉄八幡車庫の担当路線すべてを京成トランジットバスが受け持つことになり、路線数は5路線に増えた。なお、移管後も市川交通の本社営業所(旧・八幡車庫に所在)に京成トランジットバスの車両が待機していることがあった。 2014年7月22日より、京王バス東・調布営業所(現・京王バス)と共同運行で調布駅北口 - 東京ディズニーリゾート間の高速バスを運行開始した[6]。 2014年7月23日より、京成バスが運行していた空港連絡バス「市川・行徳 - 羽田空港線」が移管された。 2021年2月2日の創立20周年に伴い、公式キャラクター「トラにゃ」が誕生し、トラにゃの装飾がされた車両が誕生した[7]。 2025年4月1日には京成グループにおけるバス事業の再編により、松戸新京成バス・船橋新京成バス鎌ヶ谷営業所・東京ベイシティ交通と統合され、京成電鉄バスホールディングス傘下の京成バス千葉ウエストの営業所となった[5][8]なお、トラにゃは塩浜営業所のキャラクターとして残ることも発表された。[9] 営業所![]()
社番は東京ディズニーリゾート・パートナーホテルシャトルバスがK、オリエンタルランド関連輸送用車がR、ウイッシュ&ディスカバー・シャトル用貸切車がC、それ以外がMを冠している。 なお、車両の検査は京成バス市川営業所に委託している。 現行乗合路線浦安線
浦安01〜04系統は主に行徳街道を走行する路線である。古くからある路線のため、本八幡駅前や行徳橋など狭い区間がかなり多い。本八幡駅前の停留所は駅からやや離れており、100mほど南に行ったMEGAドン.キホーテ(旧・長崎屋)の前から発車する。浦安02・04は出入庫を兼ねていて、ほとんどの便は行徳駅到着後同じ車両で塩浜03・行徳04として運行される。逆方向も同様で、塩浜03系統は行徳駅到着後全便が浦安02・04となる。2011年には浦安駅〜塩浜営業所間の回送区間を市川市の要望で旅客化した浦安05系統が開業し、2013年にはハイタウン塩浜内の街路を経由する路線も新設されたが、利用者数の低迷や費用面の問題のため2023年3月15日をもってこれらの路線は廃止されることとなった[13]。 行徳線
主に行徳地区南部を走行する路線である。市川塩浜駅発着路線は出入庫を兼ねている。行徳03系統は富浜停留所近くの東西線高架下にあるバス折返場と行徳駅との回送区間を旅客化したものである。行徳04系統は夜間の塩浜03系統市川塩浜駅行の一部便を幸一丁目行に変更したもので、これにより同地区への利便性が向上した。 2024年4月1日ダイヤ改正より行徳01・02系統が循環路線に再編。起終点は、行徳01系統(内回り)は行徳駅、行徳02系統(外回り)は妙典駅とされた。 2022年3月11日までは行徳線各系統の朝ラッシュ時間帯に運行される便において乗降時間の短縮のため、前乗り後降りおよび運賃前払い申告制の乗車方式が採用されていた[18]。前乗り時間帯は車両の前面に「前乗り」と書かれた黄色いボードが置かれ、行先表示器にも「前払い」と表示されていた。また終点では前後両方の扉が開く旨の放送が流れていた。2022年3月12日より前乗り方式が廃止され、全ての時間帯で後乗り前降りの整理券方式となった[19]。 海神線
![]() この路線については 京成バス市川営業所#ファイターズタウン線 も参照のこと 海神線は元々、海神駅を経由して諏訪神社に至る路線だった。 大洲線![]() ![]()
市川駅南口から南の大州町を経由して本八幡駅南口まで行く。市川駅南口を発着する唯一の路線でもある(開通当初のごくわずかな時期は市川駅北口発着だった。図を参照)。同線は1970年に市川駅 - 本八幡駅間で営業を開始したが、その後東側にも足をのばすようになった。1976年には市川警察を経由する便(警察廻り)が開通し、1989年にはさらに西船橋駅南口まで足を伸ばした[22]。しかし、これらの便は本数があまり多くないことなどからあまり乗客が定着せず、1997年7月に廃止されてしまった。 このほか千葉県立現代産業科学館への足として、1995年に本八幡からの支線が設けられたこともある。隣接した所にショッピングセンターのニッケコルトンプラザがあるため、終点の停留所名は「コルトンプラザ現代産業科学館」という非常に長いものになった。僅か2年後の1997年に市川駅発着に変更を行ったが、それでも改善が見られず、結局廃止となった。現在、コルトンプラザへは、京成バス千葉セントラルによる無料送迎バスが本八幡駅北口より運行されている。 大洲・中山線
2022年4月1日ダイヤ改正により新設。市川駅から大洲町・稲荷木・鬼高を経由し西船橋駅南口に至る。市川駅南口から『市川地方卸売市場』までの区間運転も行われるが、その運用に限り卸売市場敷地内まで運行される。かつては西船橋駅南口からも発着便が設定されていたが2024年4月1日のダイヤ改正で廃止された。 また、現時点で市川駅発着便の中で唯一当路線のみ行先表示を『市川駅南口』としている(但し、車内放送は既存系統と同じ『市川駅』) 京成バス管轄時代に、大洲線としてほぼ同様のルートを通る路線が1989年から1997年9月まで存在しており、事実上復活した形となる。 路線新設前の2021年10月9日に市川地方卸売市場で開催されたイベント「市川ごちそうマルシェ」に京成トランジットバス20周年を記念し出店した関係で市川駅・西船橋駅からほぼ同様のルート[24]で市川地方卸売市場敷地内に至る無料シャトルバスが運行された。市川駅発の運用では、大洲町・鶴指バス停からの途中乗車が可能であった。同年12月25日の同イベント開催時は西船橋駅北口から富浜(妙典駅)発着に変更。市川駅発着便は引き続き運行された。 市川・舞浜線
市川駅南口を起点に県道283号線・国道298号線・国道357号線を経由し、舞浜駅南口までを結ぶ路線。途中停留所は設けずノンストップで運転され、お盆・年末年始を除く土日祝日限定で1日1往復のみの運行である。ただし時間帯は、舞浜駅行きは7時台、市川駅南口行きは21時台に運行される。また8月の市川市民納涼花火大会開催時は道路規制により、市川駅南口行きが運休となる。 市川市コミュニティバス「わくわくバス」
→詳細は「市川市コミュニティバス § 南部ルート」を参照
→詳細は「市川市コミュニティバス § あいねすと循環ルート」を参照
高速バス
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空港連絡バス
花火大会開催時毎年8月の第1土曜日(2024年は第4土曜日)に「市川市民納涼花火大会」が開催される。当日は夕方以降、以下の路線の運行区間が変更となる。
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東京ディズニーリゾート輸送ディズニーリゾートクルーザーディズニーリゾートクルーザーは、東京ディズニーリゾート内のオフィシャルホテルとパークを連絡する無料シャトルバスであり、京成バス千葉ウエスト舞浜営業所は、このうち「Aルート」と「Bルート」と呼ばれる路線を担当している。 「Aルート」はディズニーアンバサダーホテル(以下DAHと略記)と東京ディズニーランド、東京ディズニーシーそれぞれのパークを結ぶ2路線がある。これらの路線は当初DAH所有の自家用車が使用され運行管理を大新東に委託していたが、2016年4月より当社が受託しさらに同年夏より各車両が順次京成トランジットバスに移籍し貸切車として登録され、現在では京成バス千葉ウエストが運行している。 「Bルート」には路線が6つあり、それぞれディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーション駅と、各オフィシャルホテル(東京ベイ舞浜ホテル ファーストリゾート、ヒルトン東京ベイ、シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル、ホテルオークラ東京ベイ、グランドニッコー東京ベイ 舞浜、東京ベイ舞浜ホテル)を直結するものである。 東京ディズニーリゾートパートナーホテルシャトル東京ディズニーリゾート・パートナーホテルシャトルは、リゾート内でオフィシャルホテルに次ぐランクの公認ホテルであるパートナーホテルとパークを連絡する無料シャトルバスであり、アメリカ横断バスをイメージした車両で運行される。運行開始当初は貸切免許によっていたが、現在は特定免許での運行となっている。 路線はいずれも東京ディズニーランド、東京ディズニーシーから各ホテルへ直通するもので、京成バス千葉ウエスト舞浜営業所では、浦安ブライトンホテル、オリエンタルホテル東京ベイ、三井ガーデンホテルプラナ東京ベイの各ホテルを連絡する路線を担当している。2016年2月まではファウンテンテラスホテル、5月まではパームテラスホテルへも運行していた。 東京ディズニーリゾートグッドネイバーホテルシャトル東京ディズニーリゾート・グッドネイバーホテルシャトルは、上記2ホテル群に次ぐランクで主に浦安市外の近隣地区にある公認ホテルとパークを連絡する無料シャトルバスであり、高速型の車両で運行される。全線が京成バス千葉ウエスト塩浜営業所による運行である。運行開始当初は貸切免許によっていたが、現在は特定免許での運行となっている。そのため、車両も特定登録であるが増便や代走は貸切登録に変更された車両が使用されることがある。 路線はいずれも東京ディズニーランド、東京ディズニーシーから各ホテルへ直通するもので、都内の7ホテル(京王プラザホテル、東京ベイ有明ワシントンホテル、ヒルトン東京お台場、第一ホテル両国、東武ホテルレバント東京、ホテルイースト21東京、相鉄グランドフレッサ 東京ベイ有明)と千葉県内の2ホテル(京成ホテルミラマーレ、ホテルニューオータニ幕張)を連絡している。 ウイッシュ&ディスカバー・シャトルウィッシュ&ディスカバー・シャトルは、パートナーホテルであったパーム&ファウンテンテラスホテルが、ディズニーホテルにリブランドされ2016年6月1日にオープンした東京ディズニーセレブレーションホテルと各パークを連絡する。当初は旧ファウンテンテラスホテルであるウィッシュ棟のみがオープンしたためウィッシュ棟発着のみだったが、旧パームテラスホテルであるディスカバー棟が追って9月10日に開業したため、名称はそれを先取りして「ウイッシュ&ディスカバー・シャトル」となっている。他のホテル送迎と異なり、貸切免許での運行となっている。 東京ディズニーリゾートキャスト専用バス東京ディズニーリゾートの広大な敷地内(バックステージ)内のキャスト輸送を担う。車両、運転手はすべて京成バス千葉ウエスト舞浜営業所所属である。ホテル輸送と同様に東京ディズニーリゾートキャスト共通のネームタグを着用する。TDLルート、TDS Aルート、TDS Bルートの3ルートあり、すべてのバスがワードローブビルのバス停を経由する。東京ディズニーランド勤務者が使用するワードローブ別館を経由するルートはTDLルートのみである。 廃止路線すべて京成トランジットバス時代に廃止された路線である。 原木線![]()
この線は、もともと船橋と行徳地区・今井を結ぶ路線であった。その後、本八幡駅 - 西船橋駅になり、二俣団地ができたときに、本八幡駅 - 二俣団地に変更になり、京葉線開通で二俣新町駅に至った。ただし、終点の二俣新町駅入口停留所はJRの駅から大変離れていた。 市川交通自動車に移管されたときの路線の変更はないが、本数が少なく、長く待たされることが多く、本八幡駅でも原木中山駅でも二俣新町駅でも駅とバス停が若干か、かなり離れているなどして不便なため抜本的な改良が望まれており、市議会では、原木 - 西船間のバス路線復活[32]や、京成電鉄直営時代に存在していた西船橋駅 - 二俣新町駅間の二俣線復活[33]も要望されている。 南部区間では、21世紀になってから、東京エアカーゴシティターミナルが跡地にコーナンが造られているなどの大変化がある(ただし今はコーナンなどはない)。 原木線(妙典橋経由)
本八幡駅南口から稲荷木地区、原木中山駅付近・市川南高校付近を経由し、2019年に開通した妙典橋を渡って妙典駅に至る。2021年5月に運行を開始した。 車両路線車は京成バス市川営業所だった時代と同じく小型車を除いてすべていすゞエンジンの車両である。また、ほとんどの路線車が大型車はいすゞ・エルガ、中型車はいすゞ・エルガミオとなっている。 車体はジェイ・バス(旧IKコーチ〜いすゞバス製造)製のもののほかに富士重工業製のものが存在していたが、現在はほとんどがジェイ・バス製である。カラーリングは小豆色一色に黄色で「TRANSiT」のロゴが入り、ノンステップバスは黄色のアクセントラインが加わる。分社化当初は京成バスと同じカラーリングも存在したが、後年市川ラインバスからの転入車も塗り替えられて統一された。導入された新車はすべて中型大型を問わずAT車となっている。京成グループのバス事業者としては、早い時期から持ち手が進行方向に対して垂直向きで握りやすい五角形の吊革を採用しており、現在では五角形の吊革を取り付けている車両が多い。京成バスからの移籍車も存在し、内装に一部トランジット自社発注車との相違点があるが、移籍車も小豆色のトランジット標準色に塗り替えられている。小型車は日野・リエッセで、主に原木線で使用されている。 2024年10月、ジェイ・バス宇都宮工場にていすゞ・エルガをベースにコンセプト提案車両として製造されたオリジナル車両『ファン!バス(FUN!BUS)』を導入[34][35]。 東京ディズニーリゾート関連は、TDRを経営・運営するオリエンタルランドが、車両デザインを日野自動車系列のアトラデザイン(当時)に依嘱したためか日野車が中心で、ディズニーリゾートクルーザーはレインボーRJ・レインボーII・レインボーHR、ブルーリボンII、パートナーホテルシャトルはブルーリボンシティおよびブルーリボンIIをベースに東京特殊車体がオリジナルボディを架装、または標準ボディをアレンジしている。なおパートナーホテルシャトルは車両点検や故障時の代走、繁忙期の応援として路線車と同色(元パーキングシャトルの全塗装車)で用意した予備車や青色濃淡塗装の貸切登録の路線車(オフィシャルホテル等のスタッフ送迎貸切用)、更に足りないときは塩浜営業所の路線車を使用することがある。2016年6月1日より運行を開始したウイッシュ&ディスカバー・シャトルは専用ラッピングを施した三菱ふそうトラック・バス製のエアロスターを使用している。2014年5月1日に大新東から引き継いで運行を開始したオリエンタルランドキャスト輸送用車は専用塗色のいすゞ・エルガハイブリッドを使用している。そのほか、オフィシャルホテル等のスタッフ送迎貸切車が在籍し、こちらは京成トランジットバス時代には青系濃淡塗装に同社のロゴが入っていた。これらスタッフ送迎車は貸切登録のいすゞ・エルガ(いすゞバス製造製車体・富士重工業製車体)である。また、同様の塗装でトランジットバスのロゴがなく、東京ディズニーリゾートのロゴが入った日野・ブルーリボンIIが存在している。この車両は大新東からの移籍車で元々オリエンタルランド構内輸送用であった。 グッドネイバーホテルシャトルは当初は日野・セレガシリーズが中心だったが、2014年に三菱ふそう・エアロエースが加わっている。2005年に新浦安地区のグッドネイバーホテルがパートナーホテルに切り替わったため、一部が一般貸切用になりグッドネイバーホテル表記の無いものに塗装変更された。また高速バス用として乗合登録に変更された車両もあるほか、京成バス新習志野高速営業所および京成バスシステムに転出した車両もある。これらの用途は窓下の帯の色で判別できる。赤帯=特定登録(グッドネイバーシャトル)、黄帯=貸切登録(一般貸切用)、青帯=乗合登録(高速バス用)。 高速バスは新車のエアロエースに加え、前述のように元グッドネイバーホテルシャトルのセレガRが転用される。京成グループ他社からは京成バス新習志野高速営業所から三菱ふそう・エアロバスが、東京ベイシティ交通からいすゞ・ガーラ(2代目)が転入している。 その他、トヨタ・ハイエースと日野・リエッセIIがある。ハイエースは当初はピンク色だったが現在はシルバーになっている。少人数の貸切や運転手の交代要員の輸送などに使用している。
脚注
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